結婚式のマナー

結婚式が最悪に…元プランナーが見た結婚式でありがちな残念なこと

ウエディングプランナーは、結婚式をより良くするための提案をするのが仕事です。

しかし、新郎新婦の意向が最優先されるため、提案通りに行かないこともあります。

結婚式において、ゲストにとって残念な瞬間というのは極力ないようにしたいものです。

というわけで、ゲストががっかりする残念な結婚式についてお話していきます。

結婚式が最悪に?披露宴の演出でゲスト受けが良くないもの

結婚式の演出でゲストウケが悪いもの

結婚式の一日の中でも、時間的に長いのが披露宴です。

ものの20分で終わってしまう挙式の部分よりも、披露宴での演出の方がよほど印象に残りやすいのは確かです。

それでは披露宴で「これは良くない!」と思われがちなことには、どのようなものがあるかを挙げてみましょう。

映像を使った演出が多すぎる

披露宴の演出には映像を使ったものが多いです。

もちろん映像を使うのが良くないわけではありません。

ですが、これが多すぎるとゲストの印象は悪くなってしまいます

なぜかというと、映像演出が行われている間は会場が暗くなり、食事もとりづらくなりますし雰囲気も暗くなってしまいがちだからです。

映像演出が3つ以上ある場合には、この点を考慮する必要があります。

立て続けに映像演出があると、その合間もカーテンを閉めたままにすることが多いです。

外の景色が素晴らしい式場を選んでいるのであれば、映像演出は少なめにする方が良いでしょう。

その方が景色をゲストに存分に楽しんでもらうことができます。

お色直しが多すぎる

ウエディングドレスと、和装、そしてカラードレスの3種類とも着用しようと思っている場合も注意が必要です。

一度のお色直しにどれだけ短くても15分はかかります。

和装の場合は20分、もしかするとそれ以上かかることもあり得ます。

となると、披露宴中にお色直しがあるたびに、それだけの時間会場を不在にしてしまうことになります。

これが2回あると、合計して40分ほど中座してしまうため、ゲストは退屈してしまいます

お色直しは極力1回に留めましょう。

どうしても3着の衣装が着たい場合は、挙式の後に衣装を変えるようにしてみるのもおすすめです

そうすれば披露宴中のお色直しは一度で済みますし、ゲストを長い時間待たせることもありません。

演出自体が多すぎて食事がゆっくりとれない

披露宴は演出をたくさん入れて行うものだという認識がある人も多いですが、案外そうでもありません。

なぜなら、参列ゲストには単純に食事や会話を楽しむ時間が必要だからです。

演出が立て続けにあると、披露宴中はその演出に注目しなければならなかったり、演出によっては席を立って写真を撮りに行ったりと慌ただしくなります。

自分自身がこれまで参列した結婚式のことを思い出してみてください。

演出が多くて、ゆっくり食事が食べられなかったという経験はありませんか?

新郎新婦目線で考えると、「いっぱい演出を入れてゲストを楽しませなきゃ!」と思うかもしれませんが、歓談の時間は案外とても大切です。

ゲストを楽しませたいという気持ちは大事ですが、詰め込み過ぎないようにしましょう。

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結婚式全体を通してゲストに不満に思われる可能性があること

最悪な結婚式にならないように

披露宴の演出以外のことでも、結婚式が終わってから「これは良くなかった!」と思われることもあります。

ここからは、結婚式全体を通してゲストから最悪だったと思われるリスクがあることについて挙げていきましょう。

式場の場所が不便で送迎がなかった

結婚式場のロケーションはとても大切です。

いくら景色が素晴らしい結婚式場でも、ゲストにとってアクセスが不便であれば、それだけで印象が悪くなってしまいます。

不便な場所にある場合は、全ての人たちがスムーズに来場できるように送迎をきちんと手配してあげることを忘れてはいけません

特に、暑い季節や寒い季節の移動は大変です。

女性は特にヒールを履いての移動になるため、負担もそれだけ大きくなります。

なるべくアクセスのよい式場を選ぶか、送迎の手配を万全にすることをおすすめします。

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食事がイマイチだった

結婚式が終わって、一番印象に残ると言っても過言ではないのが「お食事」です。

食事さえ美味しければ、結婚式自体の印象も「良い結婚式だったね」となることが多くあります

逆に、どれだけ素敵な式場でも食事がイマイチだった場合、それだけで「微妙な結婚式だった」と思われかねません。

結婚式の費用を大きく左右するのが食事のランクです。

どの結婚式場にも、食事のメニューは複数のものから選択可能になっています

値段の安いコースは、当然内容も値段相応のものになりますし、ランクの高いコースはゲストの満足度も高くなります。

予算はもちろん大切です。

とにかく値段の高いコースを選ぶべき、とまでは言いません。

ですが食事の印象は結婚式全体の印象に大きく関わるということを忘れないようにしましょう。

他の部分で何かを節約してでも、食事のランクは下げ過ぎない方がいいですね。

引出物があまりにも期待外れだった

結婚式には高いご祝儀を包み、忙しい中時間を作ってゲストが参列してくれます。

当然ゲストにはお礼の気持ちを込めて引出物を用意しますが、この内容もとても重要です。

引き出物をもらったけれども、全く趣味に合わなかったという経験はありませんか?

もちろん、引出物を目当てに結婚式に参列するわけではありませんが、引出物に自分の好みにピッタリのものが入っていると嬉しいものです。

一人一人に合わせて引出物を考えるとなると、その苦労は大変なものになりますが、ある程度個人の好みに合わせて選ぶように心がける必要はあるでしょう。

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新郎が泥酔してしまった

披露宴中に、主役である新郎が泥酔!こういうことはたまにありますが、ゲストの心象は最悪なものになりかねません。

新郎も当然泥酔するつもりでいたわけではないはずですが、このようなことになってしまうと結婚式は台無しです。

自分の飲める量を理解し、それよりも少ない量でストップしておくことが大切です。

大型連休に結婚式があって他のことが計画できなかった

結婚式の日取りを決めるにあたって重要なのが、「大型連休を避ける」ということです。

なぜなら、大型連休は多くの人にとって、数少ない貴重なものだからです。

旅行を企画したり里帰りを企画したり、皆それぞれに普段できないことをやろうと思うのが大型連休ですよね。

このときに結婚式に呼ばれてしまうと、場合によっては他のことが何もできなくなる可能性もあります。

どうしてもそのタイミングでなければ結婚式ができない場合は、せめて大型連休の初めか終わりのどちらかを選ぶようにしましょう

そうすれば、まだ他の日程の中でゲストもそれぞれに計画を立てることができるようになります。

連休ど真ん中を狙って結婚式を挙げると、確実に迷惑に思うゲストがいるということを覚えておきましょう。

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結婚式が最悪になってしまう理由はプランナーにもある

結婚式を計画している段階では、新郎新婦とプランナーの間で段取りが話し合わせているはずです。

新郎新婦の意向や予算、優先したい演出、こだわりたい食事など、プランナーと何度も話し合いをし、お互い合意や理解があった上で決まっていきます。

ですが、プランナーと決めたはずの内容と全く違った結婚式になってしまい、最悪な結婚式をゲストと過ごしてしまったという方も多いのでは。

そこで、プランナーのせいで最悪になってしまった結婚式の例をいくつかご紹介します。

直前になって予算の変更を言い渡される

夫婦の限られた予算でこだわった内容にしていたはずなのに、結婚式が近づくにつれて予算的な問題を告げられるパターンです。

当初話し合っていたお花の数やお料理のグレード、演出のための音響、衣装など、実際に実現するためにはもう少し予算が必要と後から言われても、予算が決められていたらどうしようもありません。

結果、想像していた結婚式とは違い、お料理も質素でお花も飾られず、最悪な結婚式になってしまう方もいらっしゃいます。

結婚式を挙げる日も、予算も動かしようが無いため、仕方なく敢行というパターンを強いられる夫婦は少なくないようです。

格安プランを薦めるプランナーはいない

経済的な理由で元々結婚式を挙げるつもりがなかった夫婦が、低予算での挙式プランの広告を目にしてプランナーに相談したところ、そのような予算では挙式にならないと一蹴。

実際に、最低限の結婚式ができるプラントして低予算のものが存在します。

ですが、チャペルでのフラワーシャワーは別料金、神父さまを外国人にすると別料金、音楽を生演奏にすると別料金、披露宴でのお花は別料金、飲み物にビールを入れると別料金…。

といった感じで、一般的な結婚式にするためには、オプションで追加していかないと出来ない場合が殆どです。

プランナーが悪いわけではありませんが、低予算の結婚式はあまり薦めることがありません。

いざという時にプランナーと連絡が取れない

結婚式を挙げるまでは、何かとアクシデントや変更などもつきものです。

普段から綿密にプランナーと打ち合わせを重ねてきても、いつ何があるかわかりません。

例えば妊婦さんや体調の思わしくないゲストがいる場合は、プランナーに手際よく対応してもらいたいですし、相談に乗ってもらいたいですよね。

ですが肝心な時にプランナーが休暇だったり、別のプランナーには情報が共有されていないなんて事がよくあります。

最悪の結婚式にならないようプランナーとしっかり打ち合わせを

プランナーも二人の結婚式を素晴らしいものにしようとしていることには間違いありません。

ではなぜ最悪な結婚式になってしまう方がいるのでしょう?

現に6割程度の夫婦が「あまり納得いってない」と感じているという統計もあります。

しかし、プランナーと一つ一つの内容を確認し、それがどのようなことなのか、再現された結婚式のイメージを聞き出し、万が一の時に備えた対応はどうなのか?しっかり話し合ってください。

たった一度の結婚式ですから、プランナーのせいで最悪なものになっては悲しいですからね。

素敵な結婚式にするために、時間をかけて準備をしてください。

結婚式は自己満足でやると最悪に!ゲスト目線で計画するのが大切

最悪を避けるためにゲスト目線で結婚式をやる

結婚式を企画していくとき、当然新郎新婦は自分たちのやりたいことをたくさん盛り込もうとするでしょう。

ですが、ゲスト目線で見てみると「なんだかイマイチだな」と思うものも中には多く、それは新郎新婦目線で考えても到底分からないことです。

結婚式には、日ごろからお世話になっているたくさんのゲストたちが参列してくれます。

自分たちが満足できる結婚式も、ゲストにとってみればあまり良くなかったという結果に終わることもあります。

常にゲスト目線で、自分がゲストだったらどうだろう、と考えるのがゲストにも大満足してもらえる結婚式にする秘訣です。