これは結婚式を挙げたいカップルの多くが思っていることです。
結婚式で妥協はしたくないけれど、そうは言っても莫大な費用はかけられない。お得にできるならそれに越したことはない。
そう思いますよね。
今回は、そんな皆さんにぜひ知っていただきたい、結婚式のお得な申し込み方、そして夏と冬の結婚式が安い理由をお話ししましょう。
目次
結婚式を安く挙げるために知っておくべきこと

まず、結婚式の日どりを決めるとき、皆さんは何を基準に決めますか?気候の良いときを選ぶ人もいるでしょうし、お二人の記念日を元に結婚式の日取りを決める人もいるでしょう。
ですが、もしも結婚式を少しでも安く挙げたいと思うのであれば、この時点で知っておかなくてはならないことがあります。
それは下記の3つです。
- 結婚式が安いのは夏と冬
- 申し込むタイミングも重要
- 交渉次第で値引きもアリ
では1つずつ説明していきましょう。
ポイント①結婚式が安いのは夏と冬!その理由は?
春夏秋冬の4つの季節の中で、結婚式が多いのは春と秋です。
理由は言うまでもありませんが、季節的に過ごしやすいときだからです。
おまけに、春は新緑や桜が美しく、秋は葉っぱが色づき紅葉も始まるときなので、見た目にも美しい季節ですよね。
やはり、春もしくは秋に結婚式を挙げたいと思うカップルは多いです。
だからこそ、夏と冬のシーズンはあまり人気がありません。
特に一番結婚式が少ないのが1月と8月です。
1月は新年が始まったばかりで何かと忙しく、正月休みが終わってからは皆それぞれに仕事が忙しくなるときです。
この時期はそもそも年内で一番寒い季節です。
結婚式を極寒の中挙げたいという人は、あまり多くはありません。
一方8月はお盆休みがあるときです。
お盆休みはほとんどの人たちが実家に里帰りをしたり、何かしら予定を立てるため、このタイミングで結婚式を挙げる人は少ないです。
かといって、それ以外の週末も真夏の8月にいたっては、結婚式が極端に少なくなるときです。
式場側はお得なプランを作ってこの人気の低いシーズンの結婚式の予約獲得を狙います。
夏と冬、特に1月と8月は結婚式をお得に挙げられる可能性が一番高いときとなります。
ポイント②申し込むタイミングも重要
結婚式を申し込むとき、皆さんおそらくブライダルフェアなどで、式場の下見に行ってから契約に至りますよね。
この時も注意が必要です。
というのも、結婚式場もやはりビジネスですから、たくさんの契約を一気に獲得するためにあれこれ策を練るのです。
そして、結婚式場が一斉に大規模なブライダルフェアを行うタイミングがあります。このときは本当に狙い目です。
多くの場合、結婚式場がブライダルフェアを大規模に行うのが1月と8月と言われています。
このタイミングこそ、結婚式場を決定するのに一番適しています。
このときほど大幅なディスカウントがあったり、お得なプランが用意されているときはなかなかありません。
ポイント③交渉次第で値引きしてもらえることがある
結婚式場に見学に行き、契約する段階で、値引き交渉をするというのは一つの有効な手段です。
後ほど詳しくお話ししますが、結婚式場側も一組でも多くの契約が欲しいのは確かです。
契約時に、値段交渉をしてみることで、案外あっさりと値引きが受けられることも十分にあり得ます。
少しテクニックが必要ではありますが、試してみる価値は十分にあります。
結婚式を安く挙げたい!式場側との値引き交渉の仕方

結婚式を安く済ませようと思ったときに、まず忘れてはならないのが、結婚式は契約時の交渉以外値引きのチャンスがないということです。
打ち合わせが進んでいくと、結局見積金額は上がる一方です。
であれば、初めの契約時にいかにして少しでも値段を下げておくかが肝心だということになります。
ここでは値引き交渉のポイントについてお話しておきましょう。
コツ①それほど人気のない時間帯や日にちをチョイスする
1月と8月が結婚式の中で一番人気が低いというお話は先ほどした通りです。
もちろん、式場側としては全ての予約枠を結婚式で埋めるのが目的ですから、多少値引きをしてでもその一組の結婚式を獲得したいという気持ちがあるのは確実です。
そうなってくると、人気の低い日時ほど値引き交渉の成功率が高くなるのは当然です。
逆に、人気のある春先や秋口の結婚式を希望していながら、値引きをしてもらおうと交渉すると、これは難航してしまいがちです。
特に春のゴールデンウィーク前後の土日や、9月10月の土日に関しては、ほぼ不可能と思っておいた方がいいでしょう。
人気の時期は希望者が多いため、式場側からすれば値引きせずにいても勝手に埋まります。
いくらこちらが交渉しても、結婚式場は値引きに応じるメリットがありません。
コツ②他の式場とまだ迷っていて決めかねていることをアピールする
結婚式場を決めるときには、多くの人が複数の式場を比較して検討しています。
このとき、比較するポイントとしては、どちらがより自分たちの好みに合っているかという点はもちろんのこと、料金も重要です。
結婚式は、どこで挙げてもそれほど金額は大きく変わるということもないのですが、とは言え値引きによって10万円以上の差が出ることもあります。
他の式場と比較している、ということを式場スタッフにアピールしてみてください。
そしてそのときには、他の式場で提示された見積もりを提示してください。特に料金の安めのものが効果的です。
「式場としては、こちらの方が良いけれど、あちらの方がこれだけお安いんで・・・」と言ってみましょう。
すると、もう一方の見積もりに近づけるべく、値引きをしてもらえる可能性はでてきます。
コツ③あと〇万円安ければ決めます!と具体的な金額を提示する
料金に関して交渉するときには、ある程度はっきりとこちらの要望を伝えるのが良いでしょう。
式場側もあとどれだけ安ければここで成約してもらえるのか、それが分からないことには値引きのしようがありません。
どんどん「もう少し安く」と言われても限界がありますし、そこまでは対応しきれない、となってしまいます。
心の中では、もうここに決めてしまおう、と思っていたとします。
それでも料金を交渉してみる価値は十分にあります。
本当は予算内に収まっていたとしても、ここで「あと5万円安くなりませんか?だったら今ここで決めます」と言ってみると案外すんなり上手くいくケースもあります。
もちろん何十万円も安くしてもらおうとしても、それは無理な話です。当然限界はあります。
しかし、結婚式場側も多少は値引きができる幅を最初から決めている場合があるため、この場合は言わなければ損をしてしまうことになってしまいます。
言ったもの勝ちという言葉がありますが、まさにその通りです。
少しでも可能性があるのであれば、チャレンジしてみるべきですよね。
あまり値引き交渉しすぎると印象が悪くならないか?と気にする方もいます。
しかし、その心配は全くありません。理由は式場側も慣れているからです。
値引き交渉も想定しているのが通常だと思って臨んでいただければ大丈夫ですよ。
まとめ

結婚式を挙げるのであれば、一番お得なのは夏と冬である8月と1月。
ただ、時期をいつにするのがお得かという視点以外で見ると、契約時が最大かつ最終チャンスだということを忘れてはいけません。
結婚式の費用はこだわればこだわるほど上がりますし、だからといってやりたいことを我慢してばかりの結婚式で、後悔が残るようなことがあってはいけません。
大切なのは、狙うところです。人気が集中しにくい時期をまず選びましょう。
その上で、値引き交渉をしてみましょう。
これによって成功率は大幅に上がります。
一旦契約書にサインをしてしまったら、そこから先の値引き交渉のチャンスはほぼ無いと思っていてください。
本記事の内容を見返してから、ぜひブライダルフェアなどに足を運んでみてくださいね。