結婚が決まったら、決めなくてはならないことが山ほど出てきますよね。
その中でも重要なのが、結婚式にかかわる準備です。
そもそも結婚式はいつから準備を始めるべきなのでしょうか。
今回は、結婚が決まってから結婚式当日までの準備の流れを元ウエディングプランナーが解説します。
結婚式の準備って一体何のこと?

結婚は一生に一度のことですし、誰しもが結婚式の準備をするのも初めてですから、戸惑ってしまって当然です。
まずは、結婚式の準備には一体どのようなステップがあるのかを確認していきましょう。
結婚式準備その①いつ頃結婚式がしたいかを決める
結婚が決まって、まず決めるのが結婚式の時期です。
結婚式をいつ挙げるのか、時期が決まらなければ何も始まりません。
カップルによっては結婚が決まって割とすぐ、例えば3カ月後の挙式を検討する人もいれば、1年後に挙式を挙げたい場合もあります。
いつ結婚式を挙げるかによって準備開始のタイミングはかなり変わってくるので、まずは挙式の時期を決定しましょう。
結婚式準備その②どこで結婚式がしたいかリサーチする
結婚式予定時期の1年前から8カ月前にスタート!
リサーチというのは、インターネットや雑誌の情報を見て、どのような結婚式場があるのかを探してみることです。
自分たちがどのような結婚式を挙げたいのか、イメージ作りに時間をかけるときです。
好みの式場を3カ所から多くて5カ所までピックアップして、式場見学のアポイントを入れましょう。
結婚式準備その③結婚式場の下見に行く
結婚式予定時期の1年前から8カ月前がベスト!半年前でもOK
式場見学に行きましょう。
1年前の下見は少し早い気がするかもしれませんが、多くの式場が1年前から予約できます。
早く行くことにより希望の日時で予約ができる可能性がUPします。
結婚式準備その④式場を決定する
結婚式予定時期の半年前までに決定!
半年前までには、結婚式場が決定しているのがベストです。
これにより、余裕をもってその先の準備に進むことができます。
実際に式場との打ち合わせが始まるのは少し先になりますが、この間にカップルが自分たちでできる準備がたくさんあります。
事前準備を打ち合わせ前に終わらせておくことで、その先の打ち合わせもスムーズに進みます。
結婚式準備その⑤式場のプランナーとの打ち合わせが始まる
結婚式の3,4カ月前
式場によりますが、平均して3カ月から4カ月前のタイミングで打ち合わせがスタートすることが多いです。
ここからは担当のウエディングプランナーと、結婚式に必要なアイテムを決定したり、結婚披露宴の内容を決定したりと、具体的な準備に入っていきます。
結婚式準備その⑥結婚式当日!
いよいよ結婚式当日です。
結婚式場探しを始めてからここまでにかかる期間はおおよそ8カ月から1年間というのが、最も余裕のあるスケジュールということになります。
結婚式準備を始めるタイミングについて

まず、結婚式の準備を始めるというのが、どの段階を指すかによって答えは変わります。
ですが、先ほどのスケジュールに挙げたものを全て結婚式の準備だと考えるとしましょう。
すると「結婚式の時期を決める」ことは結婚が決まり次第すぐにしておくべきことだと言えます。
結婚式の時期が決まれば、そこからのスケジュールが組み立てられます。
全て逆算していけばいいのです。
結婚式場を早めに予約して確保しておきたいと考えるのであれば、1年前から下見を開始しても早すぎることはありません。
結婚式準備期間は最低3カ月あればどうにかなる

あまりおすすめはしませんが、念のためお伝えしておくと、結婚式準備期間は最低3カ月あれば大丈夫ではあります。
結婚式を挙げよう!と思い立ってから3カ月後に挙式をする人も実際にいます。
確かにスケジュールに余裕はありません。
ですが、結婚式の本格的な準備自体は3カ月間で進んでいきますので、可能と言えば可能なのです。
ただ、慌てて準備をすると下記のようなデメリットがあります。
バタバタ結婚式準備のデメリット①お日柄の良い日程や良い時間に式場の空きがない
挙式前3カ月で、良い日程や良い時間が空いている確率は極めて低いです。
当然、人気の集中する日程はずいぶん前から予約で埋まっています。
そのため、どうしても売れ残っている日程から挙式の日時を決めなくてはならなくなります。
例えば、土曜日であれば午後の方が人気がありますし、日曜であれば早めの時間が人気があるものです。
皆、狙うところはやはり同じだということですね。
バタバタ結婚式準備のデメリット②同時進行で複数のことを決めていくためストレスを感じる
式場を決定するのが挙式前3カ月となれば、当然即プランナーとの打ち合わせもスタートしていきます。
招待状を送ったり、食事のメニューを決定したりしながら、同時にドレスの試着も進めていくことになります。それはもう大忙しです。
カップルの2人が離れて住んでいる場合は特に、連携が取りづらくなり時間にも追われます。
それが原因で、心に余裕がなくなってケンカが増えてしまうこともあります。
バタバタ結婚式準備のデメリット③理想の結婚式とは何かを考える時間がない
本来であれば、結婚式は一生に一度の大切な思い出になるイベントです。
これを慌ただしく準備することによって、どうしても「理想の結婚式」のイメージを膨らませることができないまま、当日を迎えてしまうことが多くあります。
それでも、結果的には素敵な結婚式となることも多いので悪いとも言い切れません。
ただ、もしも時間がたっぷりあればと考えると後悔は残るでしょう。
時間に余裕があったなら、よりたくさんのアイデアが生まれたという点は否めません。
結婚式場を決定するタイミングを挙式日の半年前に設定しよう

結婚式の準備をいつから始めればいいか?
その質問に関しては、結婚式場を半年前までに決定できるように動けばいいと覚えておけば問題ありません。
半年前から、結婚式当日へ向かって動いていきましょう。
式場を決定するためには、式場の下見にいかなくてはならないため、そのスケジュールを組み立てていくということです。
人によりますが、平均的に式場の見学を開始してから式場決定までにかかる期間は1カ月ほどです。
それほど長い期間はかからないと思っておいて良いでしょう。
半年前に式場が決まっていれば、完璧なスケジュールで今後も結婚式準備を進めていくことができます。
これにはたくさんの理由がありますが、詳しくは下記の記事を参照してください。

ただ、一つ言えることは、人気の式場は本当に早いうちから予約が入ってしまうということです。
一年前なんて、とんでもなく早いような気がするかもしれません。
ですが、現に予約ができる時期を心待ちにしている人たちも多いものです。
式場をある程度絞り込んだら、そこからは早めに式場見学をスタートさせる方が良いでしょう。
まとめ

結婚が決まったら、結婚式の日程を決めることです。
その日程が既に半年先まで迫っていたら、即準備を開始しましょう。
逆に、一年先の挙式を予定しているのであれば、この時点で焦る必要はさほどありません。
ゆっくり結婚式場の絞り込みをして、下見に行きたい式場を決めていきましょう。
結婚式準備は、式場決定がとても重要になります。
式場さえ決めておけば、後のことはプランナーと一緒に進めていけます。
でも、式場は時間が経つにつれ、どんどん選択肢が少なくなっていくもの。
せっかくなら自分たちが一番気に入った結婚式場で結婚式を挙げたいですよね。
後悔のないように、余裕をもって準備していきましょう!