結婚式の準備を進める中で、当日のタイムスケジュールを決めなくてはいけません。
『ウェディングケーキのカット、余興、両親への手紙・・・あとなんだったかな?』という風にいざ考えてみると意外と思い出せないのが結婚式のタイムスケジュールです。
友人の結婚式に出ていても、流れは頭に残っていないもの。
今回は結婚式のタイムスケジュールについておさらいをしていきましょう。
そして、タイムスケジュールの見直しポイント7選についてもお話していくので是非参考にしてくださいね。
挙式と披露宴の見本タイムスケジュール

挙式と披露宴の見本タイムスケジュールは次の通りです。
挙式のタイムスケジュール
- 受付(5分)
- 待合室で待機(10分)
- 挙式会場へ(5分)
- 挙式本番(20分)
- フラワーシャワー(10分)
- 披露宴会場へ(5分)
披露宴のタイムスケジュール
- 披露宴会場にて歓談(10分)
- 新郎・新婦入場(5分)
- 開宴のあいさつ(5分)
- 新郎・新婦紹介(3分)
- 主賓のあいさつ(5分)
- 乾杯のあいさつ(3分)
- ウェディングケーキ入刀(20分)
- 友人のスピーチ(5分)
- 新郎・新婦中座(20分)
- 新郎・新婦プロフィールムービー(5分)
- 新郎・新婦再入場(5分)
- テーブルラウンドフォト・キャンドルサービス(20分)
- 余興(20分)
- 祝電紹介(5分)
- 両親への手紙・プレゼント(10分)
- 両家代表あいさつ(5分)
- 閉宴のあいさつ(5分)
- 新郎・新婦退場(5分)
- エンドロールムービー(10分)
- ゲスト退場(20分)
タイムスケジュールを自由に変えることはできるの?
結婚式の見本タイムスケジュールを見て、自分たちはこんなありきたりな結婚式にしたくない!どうせやるなら、自分たちがやりたいようにタイムスケジュールを考えたい!そう考えていませんか?
でもタイムスケジュールを自分たちで変更してもいいのか不安に思いますよね。
しかし、原則タイムスケジュールの見直しをすることは可能です。
その場合、プランナーさんと話を進めながら決めていくようにしましょう。
タイムスケジュールを見直すポイントとは?

次に結婚式のタイムスケジュールを見直すポイントについてお話します。
今回は全部で7個の見直しポイントをご説明します。
参考になるアイディアがあれば是非自分たちの結婚式にも採用してみてくださいね。
見直しポイント1:余興をタイムスケジュールからなくす
タイムスケジュールの見直しポイント1つ目は、余興をタイムスケジュールからなくすことです。
余興は結婚式でとても盛り上がる演出ではありますが、最近は余興をすることが少なくなってきています。
その理由として準備をする時間がかかる、協力してくれる人が少ない、余興を頼む人がいないなどです。
結婚式に必ず余興をしなくてはいけないというルールはないので、余興をなくしても違和感はありません。
ですので、余興をしたくない場合は思い切ってタイムスケジュールからなくしましょう。
見直しポイント2:友人のスピーチをタイムスケジュールからなくす
タイムスケジュールの見直しポイント2つ目は、友人のスピーチをタイムスケジュールからなくすことです。
感動のシーンとなる友人のスピーチですが、特に頼む人はいない場合は無理やり選ぶことはしなくても大丈夫。
友人には負担なく料理を堪能して結婚式を楽しんでもらいたいということから、友人のスピーチをなくしたいといった意見もあります。
見直しポイント3:ケーキ以外の入刀で調整してみる
タイムスケジュールの見直しポイント3つ目は、ケーキ入刀です。
ケーキの入刀はゲストも慣れている事が多く、ある程度期待に応えた時間に設定する必要があります。
ですが、ケーキ以外の入刀に設定することで、強いインパクトを与える一方で時間を短縮するといっった演出も可能です。
ケーキ以外を採用してみる例として…
- ハンバーガー
- ピザ
- おにぎり
- ちらし寿司
- 手作りサングリア
それぞれケーキと同じくらいの大きさを用意して、ナイフを入刀をしてみましょう。
会場もケーキではない意外な食べ物に驚くはずです。
また、手作りサングリアは最近とても話題になっています。
フルーツを入れた特大のデキャンタにワインとソーダを新郎新婦が共同作業で注いでいく演出です。
ケーキ入刀よりもおしゃれだと評判が高いです。
タイムスケジュールの調整とともに、計画してみてはいかがでしょうか。
見直しポイント4:新郎・新婦の中座をタイムスケジュールからなくす
タイムスケジュールの見直しポイント4つ目は、新郎・新婦の中座です。
会場のゲストとできるだけ長くいたいという理由から、中座をタイムスケジュールからなくし、お色直しをしない新郎新婦もいます。
中座をすると30分ほどはゲストと一緒にいられなくなります。
その時間をもったいないと感じるのであれば、思い切ってお色直しせずに中座をなくしてしまう手もあります。
見直しポイント5:新郎・新婦とゲストが一緒に楽しめるゲームをする
タイムスケジュールの見直しポイント5つ目は、新郎・新婦とゲストが一緒に楽しめるゲームをすることです。
会場一体で盛り上がれることができるのでおすすめします。
結婚式でゲームをするときの注意点としては、身内で盛り上がらないようにすることと年代問わず楽しめるものにすることが必要です。
いくつかおすすめのゲームがあるので紹介していきます。
ビンゴ
定番ですが、ビンゴゲームは盛り上がります。
景品を用意してゲストを喜ばせてあげましょう。
ドレス当てクイズ
事前にお色直しのドレスの色が何色かゲストに聞いておきます。
ゲストは予想したドレスの色を紙に書いて投票箱に入れます。
自分の予想したドレスが当たれば景品がもらえるといったゲームです。
〇✖クイズ
新郎・新婦に関する問題を〇✖クイズでゲストに投げかけます。
ゲスト全員が席に立ち、〇もしくは✖の札を上げてクイズを解いていきます。
はずれたら席に座っていき最後まで席に立っていた人が勝者となります。
見直しポイント6:歓談の時間を増やす
タイムスケジュールの見直しポイント6つ目は、歓談の時間を増やすことです。
結婚式のタイムスケジュールを確認して、自分たちには必要がないと思うものを削っていくことで、歓談をする時間を作ることができます。
実は歓談の時間を増やすということは、新郎・新婦にとってもゲストにとってもメリットがあります。
歓談の時間を増やすことで新郎・新婦はゲストをゆっくりともてなすことができて、ゲストもゆとりある時間を過ごすことができます。
久しぶりに会った友達と懐かしい話をしたり、かわいく写真を撮ってみたりと自由にする時間があるとお互い嬉しい気分になれます。
また、最近はスイーツビュッフェをしながら歓談の時間を堪能するといった過ごし方もあり、新郎・新婦そしてゲストみんなが退屈しないタイムスケジュールを考えていくことは大切と言えます。
見直しポイント7:感動するシーンを作り出す
タイムスケジュールの見直しポイント7つ目は、感動するシーンを作り出すことです。
タイムスケジュールをよく確認すると、やらなくてはいけないことが多くてタイトなスケジュールになっていると思います。
新郎・新婦だけじゃなく会場のゲストもスケジュールについてくのにやっとで、感動する時間がないと感じるかもしれません。
結婚式を挙げる以上感動するシーンを作り出すことはとても大切です。
感動シーンはいくつかの場面で作り出すことができます。
プロフィールムービーとエンドロールムービー
プロフィールムービーやエンドロールムービーは感動するシーンを作り出しやすいです。
写真と感謝の言葉を入れて作成をしていくことで、会場いるゲストも一緒になって感動することができるでしょう。
普段言えない感謝の気持ちをストレートに伝えることができるので、工夫しがいがあります。
両親への手紙
新婦が両親への手紙を読むことが多いですが、新郎も両親への手紙を用意して二人で両親の感謝の気持ちを伝えてみる方法があります。
そうすることで両家が一緒に感動することができるでしょう。
両親からの手紙
新郎・新婦の両親から手紙を書いてもらうという演出も感動的です。
手紙の内容は両親に読んでもらうもしくは、司会の人に読んでもらってもいいでしょう。
普段聞けない両親の愛情がこもった手紙は涙なしでは聞けない内容となるはずです。
まとめ

今回は結婚式のタイムスケジュールの見直しポイントについてお話していきました。
結婚式のタイムスケジュールは決して見本通りにやる必要はありません。
自分たちにとって何が必要か考えて、タイムスケジュールを見直していくことが重要なのです。
結婚式は決して自己満足で終わらせることはしてはいけません。
普段からお世話になっている人たちに感謝の気持ちを伝える場が結婚式なのです。
ゲストに感動してもらう、心から楽しんでもらえる、くつろいでもらえるそういった時間を自分たちが作り上げていきましょう。
結婚式は人生のビックイベント!後悔のない式を挙げてくださいね。
