結婚式当日は、緊張もあるためうっかり肝心なものを忘れてしまいがち。
当日の持ち物リストを確認し、忘れ物がないように準備しておきましょう。
今回は、元ウェディングプランナーの私から、当日の持ち物リストを紹介します。
結婚式当日に「アレがない!」と慌ててしまうことのないようにしましょう!
目次
なぜ当日の持ち込みになるの?前もって式場に預けるのはNG?

結婚式を挙げるカップルは、たくさんのアイテムを式場に持ち込みます。
持ち込むタイミングは結婚式の数日前、そして当日に分けられます。
これはどうしてでしょう?
忘れ物をしてしまうことを避けるために、前もって預けておきたい!と思う人も多いと思いますが、これには理由があります。
当日持ち込みになるものには、お金に関わるものや高価なものが含まれます。
これらを式場が数日預かることで、万一紛失したときに大変なトラブルになってしまう可能性があるため、当日の持ち込みがルールとされているのです。
心配になる気持ちはとってもよく分かりますが、ここは式場側のルールに従い当日持ち込みをしましょう。
きちんとリストをチェックしておけば、忘れ物をしてしまうことはまずありません。
安心してくださいね。
結婚式当日の持ち物リスト

結婚式で使うものは忘れたら大変!
基本的には代わりのないものなので、絶対に「忘れずに準備したか」を何度も確認しましょう。
結婚指輪
結婚式で忘れてしまうなんて考えられないですが、結婚指輪を忘れて大慌て!というケースは案外あります。
結婚指輪は挙式の際に指輪交換で使用するため、これがないとなると大変なことになります。
これだけは必ず忘れないようにしましょう。
リングピロー
リングピローもまた、挙式で使うアイテムとしてとても重要です。
リングピローを忘れた場合は、式場に何かしら使えるものがあることが多いですが、まず忘れることのないようにしましょう。
特に、友人の手作りや自分で作ったリングピローなどを使用するケースも多いため、確実に当日持ち込むようにしましょう。
花嫁が読む手紙
花嫁が披露宴のときに両親への手紙を読む演出はとても一般的です。
この手紙は、あまり前もって書くものでもありません。
多くの花嫁が結婚前夜や前日に書いています。
当日はこの手紙を式場に預け、コピーをとったものを司会者がもっていることが多いです。
これは、万一花嫁が涙で手紙を読むことができなくなっても、司会者が助け舟を出せるようにしておくため。
当日絶対になくてはならないお手紙です。しっかり準備しましょう。
新郎が読む謝辞の原稿
新郎が披露宴の最後の謝辞を述べることが多いですが、この際に一応原稿を書いた紙を忍ばせておくのが一般的です。
緊張のあまり頭が真っ白になっても、この紙を見れば安心です。
お守り代わりにポケットに入れておきましょう。
ゲストへの謝礼
謝礼とは、お車代やお礼金のことです。
これらは受付をお願いしている人たちにあらかじめ頼んでおいて、ポチ袋に入れて準備していたお金を受付のタイミングで渡してもらう方法が一般的です。
当日、受付の人がスムーズに対応できるよう、ポチ袋に付箋を貼るなどして分かりやすく準備しておきましょう。
ドレス用インナー
ウェディングドレス用インナーは、式場提携のドレスショップで購入している場合と、自分で準備している場合があります。
どちらにせよ当日持ち込みアイテムのひとつです。
ドレスをより美しく着こなすための大切なアイテムなので忘れないようにしましょう。
ストッキング
肌色のストッキングは、予備もあわせて準備しておきましょう。
ストッキングは伝線する可能性が大いにありますので、いざというときに予備があると安心です。
白いハンカチ
花嫁は当日、白いハンカチをメイクさんに預けておきます。
涙したときにササっと涙を拭くハンカチは、白色のものと決まっています。
ハンカチに関してはメイクさんも持っている場合が多いですが、ご自身でも準備しておきましょう。
敏感肌の花嫁が使用する化粧品
敏感肌の女性は、メイクをしてもらうときにどうしても肌が合わない化粧品があって肌トラブルが起こるのを防ぐため、自分の肌に合った化粧品を持ち込むことができます。
メイクリハーサルがある場合は、事前にメイクさんと相談しながら、持ち込む化粧品を予め伝えておくようにしましょう。
新郎の靴下
新郎が当日着用する靴下。
万一のために予備であと1足持っておくと安心です。
カフスボタンなどの小物
衣装合わせの際に、タキシード以外の小物に関しての打ち合わせも済んでいるはずです。
式場が準備してくれるもの以外に必要なものは事前にメモを取り、当日忘れずに持ち込みましょう。
新婦のヘアアクセサリーなどの持ち込み品
ヘアアクセサリーは、自前のものを使用する花嫁も多くいます。
持ち込みアイテムを使用する場合は、当日忘れずに持参し、着付けのスタッフに渡しましょう。
メッセージカード
披露宴会場に置く席札には、メッセージカードを別添えするカップルも多いです。
これは数日前に持ち込むことができますが、ぎりぎりになって当日の持参でもOKとしている会場もあるので、事前に相談しておきましょう。
ただし、メッセージカードは当日の会場セッティングには間に合わせる方が式場側にとっては大変助かります。
朝一番の結婚式の場合、前日からセッティングをしている式場が多いため、なるべくなら事前に預けられるようにしておく方が良いですね。
ご祝儀を入れて持ち帰るバッグ
ご祝儀は当日持ち帰るときに思いのほかかさばります。
多くの場合、新郎新婦は披露宴後に二次会に向かうため、ご祝儀は家族の誰かにお願いして預かってもらうのが一般的。
このときにまとめてひとつに入れられる袋、もしくは新郎側と新婦側に分けていれておく袋を準備しておくと便利です。
事前持ち込みが間に合わなかったアイテム
結婚式に持ち込むアイテムの中には、数日前に持参しておくものと当日持参するものに分けられます。
数日前の段階で間に合わせられなかったものがあれば、そのアイテムを当日持ち込みリストに書き加えることを忘れないようにしましょう。
例えば、ぎりぎりまで間に合わなかった受付スペースに置く飾り物や、ゲストへのサプライズプレゼントなどがこれにあたります。
これらは当日でも十分対応してもらえる為、持ち込みアイテムを式場に預ける際に
「これは〇〇さんの席につけてください」
「これは受付の〇〇のところにおいてください」
などと説明を加えておけばOKです。
前日のうちに全てひとまとめに準備しておこう

結婚式は準備することが多く、打ち合わせのたびに山ほど宿題を与えられます。
全てを準備し、やっと当日を迎えるこのときこそ、気が緩んでしまいがち。
せっかく準備万端でも、当日に大切なアイテムを忘れてしまったら台無しになってしまいます。
前の日にはふたりでゆっくりと落ち着いた気持ちで「当日の持ち物リスト」を確認しましょう。
まとめ

結婚式当日の持ち物リストを一挙紹介しました。
結婚式当日は思った以上に大荷物になります。
事前に持ち込みができるアイテムは、なるべく早めに式場に預けておくのがおすすめ。
当日持っていく必要があるものの中には、高価な品や現金も含まれます。
当日忘れてしまうと代わりになるものをすぐに準備することが難しいため、忘れ物のないように準備しておきましょう!
