結婚式でよりキレイに見えるように、シェービングを検討している方も多いでしょう。
ドレスはデコルテや背中などを露出しますし、たくさんの人が近くに来るのでプロに細部まで処理してもらう方が安心ですし、和装もうなじや襟落としをした姿を美しく見せるためにシェービングは必要です。
今回は、結婚式前にシェービングをしたいと考えている方のために、シェービングをするメリットや注意点をご紹介します。
目次
結婚式前にシェービングを受ける割合やメリットとは?

シェービングを受けている人の割合
「ゼクシィ結婚トレンド調査2019」によると、結婚式前に美容ケアを行った方は93.1%。
その中でもシェービングは特に人気が高く、72.9%でした。
やはりウェディングドレスを着ると肌を露出することが多いため、シェービングを受けておこうと考える方も多いのでしょう。
シェービングを受けるとどんなメリットがあるの?
シェービングを受けるメリットは、産毛をなくすことだけではありません。
カミソリを使ったシェービングなら古い角質まで除去でき、産毛と角質がなくなることで肌がワントーン明るくなります。
また、産毛のない肌は化粧ノリも良くなるため、結婚式当日のメイクのためにも受けておきたいですね。
シェービングにはどんな種類があるの?

結婚式前に受けるシェービングは、お店によって使う器具が異なります。
シェービングの種類は2つあり、
- レザーシェービング
- ソフトシェービング
のどちらかとなるので、自分の肌に合いそうなものを選びましょう。
レザーシェービング
レザーシェービングのレザーとはカミソリのこと。
カミソリで施術をしている写真が掲載されているところなら、確実にレザーシェービングでの施術を受けられます。
また、「本格的なシェービング」と謳っているところも、レザーシェービングを行なっているお店です。
レザーシェービングは理容師免許を持っている人にしか施術ができません。
そのため、レザーシェービングを受けたい場合は
- ブライダルシェービング専門店
- フェイシャルケアサロン
- 理髪店
などを探してみましょう。
メリットで角質も除去できるとご紹介しましたが、それはレザーシェービングで切れ味の良いカミソリを使用するからこそ。
小鼻や耳といった細かな部分まで綺麗に処理でき、滑らかな肌に仕上がります。
使用するカミソリはブライダルシェービング用のもので、カミソリトラブルを起こしにくいのも特徴です。
しかし、カミソリを肌にあてて施術をするため、肌が弱い方や金属アレルギーの方は、赤み、かゆみなどが出てしまう可能性があるため、気をつける必要があります。
そのような場合は、1ヶ月以上前に試し剃りを受けて、肌にトラブルが起こらないか確認しましょう。
ソフトシェービング
ソフトシェービングは、産毛トリマーや電気シェーバーといった器具を使用します。
エステがメインのお店や、式場のパックプランに含まれるシェービングはソフトシェービングであることが多いようです。
ソフトシェービングはカミソリのような切れ味がないため、角質除去などの美肌効果はなく、すぐに生えてきてしまうという難点も。
なのでソフトシェービングは、自分ではできない部分の産毛を剃ってもらうための最低限の施術になります。
シェービングを受ける費用はどのくらい?

お店や、どの程度までシェービングをするかによって金額は変わります。
平均的な金額は、
- 顔と襟足の試し剃り…5千円
- ドレスで露出する箇所全体…1万〜2万円
- 和装用の顔と襟足など…5千円〜1万円
このくらいの金額です。
ドレスでも2万円の予算を立てておけば、十分なシェービングを受けられるでしょう。
レザーシェービングとソフトシェービングなら、ソフトシェービングの方が安いのでは?と感じますが、実は金額にあまり差はありません。
安さを重視したい場合は、結婚式用のシェービングを行なっている理髪店を探してみるのもオススメです。
どの部分のシェービングが必要?どのくらいの時期に受けるべき?

シェービングをしてもらう場合、どの部位をやってもらえばいいのでしょうか。
洋装と和装で部位が異なるので、衣装に合わせた部位選びをしましょう。
シェービングを受ける時期についてもご説明します。
シェービングがオススメな部位
ドレスの場合、デコルテや背中、腕を露出しているデザインが多く、顔を含めドレスを着用した時に露出する部分をシェービングした方がいいでしょう。
和装の場合、顔や襟足だけで済ませる方も多いかもしれませんが、襟を後方に引き下げる「襟抜き」をした時にチラリと見える背中も剃っておくことをオススメします。
試し剃りは、肌にトラブルが起こらないか確認するためにもしておいた方がいいでしょう。
その場合、顔のシェービングや自分では手の届かない背中のシェービングがオススメです。
トラブルがないかの他にも、トーンアップなどの効果も確認しましょう。
前撮りをする方は、前撮りのためのシェービングを試し剃りにすることも。
その場合は、必要な部分全て剃る方が多いようです。
シェービングは試し剃りと挙式の3日前がオススメ
シェービングを受けるなら、前述した通り試し剃りをした方がいいため、2回受けるのがオススメ。
1回目は挙式の1ヶ月ほど前、そして2回目が挙式の3日前です。
試し剃りをした場合、試し剃りから1ヶ月空けた方が肌への負担を軽減できます。
試し剃りを受けない方は、もしも何かしらの肌トラブルが起きた時のことも考えて、挙式の5日前ごろがいいでしょう。
シェービングを受ける当日の服装は?メイクはしてても大丈夫?

シェービングを受ける時の服装や当日のメイクについてご紹介します。
シェービングを受けに行く時に適した服装
どこを剃るかによって服装は変えましょう。
顔のシェービングのみであれば、タートルネックなど襟が詰まっているものでなければ普通の服装でOK。
背中やデコルテなどのシェービングは着替えが必要になるため、ワンピースなどは避けて上下が分かれている服を選ぶと着替えやすいでしょう。
メイクはしててもOK
顔剃りをする場合も、メイクはしたまま来店しても大丈夫。
お店でクレンジングをしてくれます。
注意したいのは落ちにくいウォータープルーフなど。
キレイに落とせるように、薄めのメイクがいいでしょう。
帰りにメイクをするのであれば、メイク道具を持っていくのも忘れずに。
メイクスペースがあるかは、お店に確認しておきましょう。
しかし、シェービング後は肌が敏感になるため、メイクをせずに帰ることをオススメします。
コンタクトケースを忘れずに
レザーシェービングの顔剃りは、まぶたまで処理をします。
ハードコンタクトを着けている場合は、トラブルを避けるために外さなくてはいけません。
ソフトコンタクトを使用している場合も、不安があるのであれば外してから施術を受けましょう。
コンタクトケースが用意されていないお店もあるので、必ず持参しましょう。
シェービングを受ける時に気をつけることは?

シェービングは肌に負担がかかります。
そのため、カウンセリングをしてその人の肌の状態に合わせて施術をしてくれるお店を選びましょう。
特に、妊婦さんや肌荒れがある方はカウンセリングで相談してください。
普段からマッサージなどの肌を摩擦するケアをしている方は、施術後の肌が敏感な時に行うのはやめましょう。
やるのであれば1週間は空けてください。
ブライダルエステを受ける場合も、シェービング前に済ませておくと、肌の負担を軽減できます。
まとめ

今回は、結婚式前のシェービングについて、メリットや注意点をご紹介しました。
シェービングをした先輩花嫁は約73%と、結婚式前の美容ケアとして1番人気です。
レザーシェービングとソフトシェービングがあるので、自分にあった方法を選びましょう。
シェービングの費用は部位やお店によって違いますが、ドレスを着るために背中やデコルテまでシェービングを行なっても、2万円ほど予算をみておけば大丈夫。
どこまで処理をするかは人それぞれですが、露出する部分は全て処理するのがオススメです。
トラブルを避けるためにも挙式から1ヶ月前に試し剃りをし、挙式の3日前に2回目のシェービングを行うと、肌への負担を減らせます。
当日の服装はシェービング箇所に合わせて選びましょう。
メイクは薄めで、コンタクトをしている方はコンタクトケースを忘れずに持参してください。