「結婚式の二次会って、やった方がいいのかな?」
このようにお悩みの方もいるでしょう。
中には新郎と新婦で、二次会をやるかやらないか意見が割れてしまうことも。
そこで今回は、結婚式の二次会をやるメリットとデメリットをご紹介します。
それらを理解して、自分たちに二次会が必要かを考えてみましょう。
目次
結婚式の二次会はみんなやるの?

「ゼクシィ結婚トレンド調査」によると、結婚式の二次会をやったカップルは44%でした。
意外と少ないと驚かれた方も多いのではないでしょうか。
最近は徐々に二次会の数も減少傾向にあり、必ずしもやった方がいいというわけではないようです。
ふたりでメリットとデメリットを把握して、二次会をやるかどうかを決めましょう。
結婚式の二次会やった人やらなかった人の理由とは?

結婚式の二次会を「やった人」と「やらなかった人」は、それぞれどのような理由があるのでしょうか。
二次会をやった人
二次会をやることにした理由として、
- 結婚式は親族のみだったから二次会は友人を呼んだ
- 式場の規模の関係で呼べなかった人は二次会に来てもらった
- ご祝儀をいただくのは気が引ける関係の人でも、気軽に呼べるから
このようなものがありました。
友人を気軽に呼びやすいからという理由の方が多いようです。
二次会をやらなかった人
二次会をやらなかった理由は以下のようなものがあります。
- 結婚式にみんな招待したので必要がなかった
- 準備が大変そうだったから
- 遠方のゲストが多かったから
- 二次会をする時間がなかった
など、このような理由が多いようです。
結婚式の二次会にはどんなメリットとデメリットがある?

二次会をどうするのか迷っている方のために、メリットとデメリットをご紹介します。
メリット
結婚式の二次会をやるメリットは以下のようなものがあります。
結婚式に招待できなかった人に参加してもらえる
親族のみの結婚式や式場の規模の関係で、友人を招待できない場合も。
結婚式後に二次会をやることで、そのような方にも参加してもらうことができ、多くの方に結婚のお披露目ができるのです。
カジュアルに楽しめる
結婚式はマナーを気にする必要がありワイワイ楽しめる雰囲気ではないため、ゲストとも交流しにくいことが多いでしょう。
対して二次会は、結婚式ほどマナーなどを気にする必要がなく、親族や目上の方もいないため、新郎新婦とゲストが一緒に楽しむことができます。
会費制なのでゲストも参加しやすい
ご祝儀を頂くのが申し訳ないと感じるようなゲストなら、二次会から参加してもらいましょう。
二次会は会費が高くないので、ゲストも気軽に参加しやすいですよ。
デメリット
二次会をやることでデメリットはあるのでしょうか。
出費が増える
新郎新婦にとっては、二次会会場費やビンゴの景品代
など出費が増えてしまうため、結婚式の予算の中に二次会費用を確保しておかなければなりません。
結婚式にも二次会にも参加するゲストの場合、結婚式のご祝儀を渡した後に、二次会の会費をさらに支払う必要があるので、負担もかなり大きくなるでしょう。
準備の手間が増える
増えるのは出費だけではありません。
結婚式の準備と並行して二次会の会場探しや準備、打ち合わせなど、かなり負担は増えてしまいます。
事前準備から当日まで、主体となって動いてくれる幹事を見つけられるかどうかで準備の大変さはかなり変わるでしょう。
幹事の負担が大きくなる場合も
大人数の二次会やパーティーの内容によっては幹事の負担が大きくなってしまうことも。
そのような場合は幹事を数人のグループに頼み、役割を分担できるようにするといいかもしれません。
受付や当日お手伝いをしてくれる方や司会・進行などを担当してくれる方は早めに決めて、幹事と連携を取ってもらうと、準備も当日の進行もスムーズに進むでしょう。
結婚式の二次会の招待人数や費用はどのくらい?

先輩カップルは二次会に何人のゲストを招待し、費用はどのくらいかけたのでしょうか。
先輩カップルが二次会に招待した人数
「ゼクシィ結婚トレンド調査2019」によると二次会に招待した人数の平均は46.9人。
50人前後を呼んだという方が多いようです。
このくらいの規模なら、会場も探しやすいでしょう。
二次会の費用平均
「ゼクシィ結婚トレンド調査2019」によると、二次会費用の全国平均は25.2万円、首都圏平均は33万円でした。
首都圏は招待した人数平均に差はありませんが、やや高額という結果が出ています。
二次会の会費はいくら?
二次会は会費制であることが多く、受付でゲストから会費を受け取ります。
会費の平均額は全国で6万円、首都圏で6.9万円という結果に。
首都圏はやや費用が高めになる分、会費の平均も上がる傾向があります。
また、男女で会費の金額が異なることもありますが、45.6%のカップルは男女ともに同額を設定したそうです。
差額の平均額は647円で、男性のほうが1千〜1千499円多く設定したカップルが30.1%でした。
結婚式の二次会を成功させる5つのポイント

二次会をやるのであれば、これからご紹介する5つのポイントを抑えておきましょう。
結婚式のように二次会のイメージもしっかりと考えておく
結婚式は、まずイメージを固めておくことが大切ですが、二次会も同じです。
ふたりでどのような二次会にしたいのかを話し合い、イメージを考えておきましょう。
ひとことで二次会といっても
- 歓談多めで交流が中心
- ケーキカットやビンゴなど定番の内容
- 他にはないようなゲームを取り入れる
など、準備の仕方でまったく違った雰囲気になります。
メインは会話なのかゲームなのか、ゲストにどう過ごしてもらいたいかなどを考えると、具体的なイメージが固まりやすいかもしれません。
式場を決めたら二次会の用意を始めて
結婚式の会場と日時が決まったら、二次会の会場探しも始めましょう。
日取りや季節によっては埋まってしまう可能性もあるため、二次会の会場見学も早めに始めておくと安心です。
また、幹事をお願いする方をゲストの中から選び、打診をしましょう。
できれば直接会って幹事をやってほしいことを伝えてください。
幹事に任せる前に大まかな流れは決めておく
二次会の準備を本格的に進めるのは、結婚式の準備同様で4ヶ月ほど前から。
- 二次会に招待するゲストのリストアップ
- 招待状の作成と発送
- 会費の設定
- 衣装決め
このような準備を進めていきます。
もし、幹事をとても頼りになる友人が引き受けてくれたとしても、丸投げしてはいけません。
きちんと大まかな流れは決めておきましょう。
幹事とはこまめに連絡を取るようにしてください。
また、自分たちで行う準備と幹事に任せる準備は、明確にしておきましょう。
幹事に任せたいことは詳細をはっきり伝えてお願いすることを忘れずに。
余裕のあるスケジュールで進めていくように心がけてください。
幹事への感謝を忘れずに
大変な役割を担ってくれた幹事には、必ずお礼をしてください。
心付けとして現金を包んだり、商品券や品物を渡すのもいいでしょう。
さらに、二次会の会費は幹事からは貰わないというカップルも多いですよ。
感謝の気持ちを伝えながら渡しましょう。
幹事をお願いできない・二次会の規模が大きい場合は業者を使うという手も
幹事をお願いできそうな人がいないという場合や、二次会が大人数で幹事の負担が大きい場合などに検討したいのが幹事代行会社の利用です。
幹事を任された人は負担やプレッシャーがかかりますし、まれに二次会のトラブルで幹事と新郎新婦が揉めてしまう…なんてことも。
しかし、仕事として幹事代行を行なっている業者を使えばプロに頼むことができるため、質の高い二次会ができ、友人の誰かに負担がかかることもありません。
みんなに気負いなく楽しんでほしいと感じるなら、幹事代行業者の利用を考えてみてはいかがでしょうか。
まとめ

今回は、結婚式の二次会をやるメリットとデメリットをご紹介しました。
最近では、二次会をやる新郎新婦は全体の半分以下という結果があり、必ずしも必要ではないことがわかります。
二次会を行うメリットは、
- 結婚式に呼べなかった人に参加してもらえる
- カジュアルに楽しめる
- 会費制なので参加しやすい
対してデメリットは、
- 出費が増える
- 準備の手間が増える
- 幹事の負担が大きい場合がある
などがあります。
二次会をやるのであれば、まずイメージを固めて大まかな流れを決めておきましょう。
式場が決まり日時が決定したら、幹事決めや会場探しなど準備を始めます。
本格的な準備は4ヶ月前から。
幹事に負担がかかりすぎないように、自分たちがやることと幹事にお願いしたいことをはっきりさせておきましょう。
幹事には気持ちと心付けで感謝を伝えてください。
もし、幹事が見つからないなら代行業者を探してみましょう。