結婚式のプロフィールムービーは、新郎新婦の歴史を振り返ることができ、ゲストの目も楽しませることができる人気の演出です。
しかし、式の準備で忙しい中で、プロフィールムービーにつけるコメントを考えるのはなかなか大変ですよね。
今回は、プロフィールムービーのコメント作りに役立つコツと、そのままでも使える例文をご紹介します。
自作する際に悩んだら、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
プロフィールムービーのコメントを作るコツ

型通りのものより、自分たちらしいコメントを作るほど、素敵なプロフィールムービーになります。
その際、お祝い時のコメントのルールや、文字の表示のさせ方を念頭に入れてコメントを作ることで、ゲストにストレスを与えず楽しんでもらうことが出来ます。
下に、具体的なコツをお伝えします。
句読点は入れない
お祝い事では句読点を入れないというルールがあります。
お祝いの場に「終止符」を打たないという意味から句読点を入れないようにしているのです。
なので、プロフィールムービーの中のコメントにも句読点を打たないようにしましょう。
読みにくくなるようなら、本来句読点が入る場所に半角スペースを入れてみてください。
避けるべき言葉を入れない
- 別れを連想させる言葉
- 死や災いを連想させる言葉
- 繰り返しを連想させる重ね言葉
これらは結婚式では使用してはいけません。
例えば、卒業式の写真に「別れの季節」などのコメントを入れるのは避けた方が良いです。
死や災いを表す意味ではなくても、漢字の中に「亡」と入っている「忘れる」などの文字も避けた方が良いので、使いたい際はひらがなで表記しましょう。
また、繰り返しを連想させる重ね言葉は、結婚を繰り返すイメージから結婚式では使用しません。
「度々」「どんどん」「ますます」と言葉を重ねたものと「繰り返し」「再び」と意味的に繰り返す事を示すもの、どちらも避けてください。
1行16字以内で、2行までに収める
コメントは、映画の字幕などと同じで1行16字以内にすると読みやすいです。
1行で収まるのが理想ですが、超える場合は2行になっても構いません。
2行目にかかる際は16字2行マックスに詰め込むと読みにくいので、全体で20字ぐらいに収まるようにします。
伝えたいことを書くとどうしても文字数オーバーしてしまう時には、2枚の写真に渡ってコメントを分けて書くと良いでしょう。
文字は、写真を邪魔せず、ゲストがちゃんと読めるよう、表示の大きさやフォントなどを工夫してくださいね。
場が和むコメントを意識する
新郎新婦の幼き日の写真に会場が湧き、一気に空気が和むのがプロフィールムービーの楽しさです。
コメントもそれを意識して、固くなりすぎず、子供の頃のお茶目な姿や学生時代や楽しいエピソードを紹介しましょう。
ですます口調を基本として、写真に合わせて「〜だね」「〜だったよ」「〜しちゃった!」と口語体を混ぜることで、心の和むコメントになります。
特に幼少期の写真は、幼い頃の自分から声が聞こえてくるようなコメントになっていると、ゲストも「可愛い……!」と思わず声をあげてしまうでしょう。
内輪ネタ・下品なネタは避ける
ゲストに盛り上がってもらいたいあまりに、過激なネタや下品なネタに走らないよう注意しましょう。
写真もコメントも、相手の親戚や会社の上司が見ても大丈夫かきちんと判断してくださいね。
特に学生時代の写真にコメントをつける際は、その時の友人同士しか通じない内輪ネタにならないように気をつけてください。
また、友人・知人について言及する際は、予め許可を取っておきましょう。
完成品を流しながらコメントを読んで確認する
コメントを作った後は、作ったコメントが写真と合っているのか、時間内にちゃんと読めるのかをプロフィールムービーとして流しながら確認してください。
確認不足のまま本番で流すと、秒数が足りずせっかく一生懸命作ったコメントがゲストに全然読んでもらえない恐れもあります。
読み辛かった場合は、写真の表示秒数を少し増やすかコメントを削るなどの微調整をしましょう。
抜かりなく最後まで確認をしたら、当日ゲストに目一杯楽しんでもらえるはずです。
プロフィールムービーのコメントの例文

ここからは、実際に使えるコメントの例文をご紹介していきます。
このまま使用しても良いですが、自分たちを表現するのにぴったりなコメントにアレンジして使うとより素敵になりますよ。
<オープニング>
- Happy Wedding
- Our History
- 私たちの歴史をどうぞご覧になってください
- 本日は私たちの結婚式にお越しいただきありがとうございます
- 私たち二人をご紹介いたします
<出生〜乳児>
- 〇〇年 〇月 〇日 元気に生まれました!
- 3000グラム超えの大きな赤ちゃんです
- 実は生まれた時は少し小さめでした
- お気に入りのおもちゃと一緒に記念撮影!
- この頃は公園で砂遊びするのが日課でした
<幼児期>
- 幼稚園ではお友達がいっぱいできました
- 元気すぎて移動は基本走っていました
- お歌を歌うのが好きな子供でした
- 弟が生まれ、少しお姉ちゃんの顔に
- この頃は年上の女性にモテてたなぁ
<小学生>
- 小学校は家から遠くて毎日よく歩いたなぁ…
- 得意科目は体育!かけっこはいつも1番でした
- 夏休みは遊びすぎて真っ黒に日焼けしていました
- この頃の友達とは今でも親友
- ママと一緒に初めてクッキーを作りました
<中学生>
- 初めての制服に浮かれています
- バスケ部に入って青春を捧げました
- 大好きなバスケ部メンバー!
- 女子だけでお泊まり会 楽しかったね
- 素直になれないお年頃で母さんに迷惑かけました
<高校時代>
- 念願の〇〇高校に晴れて入学!
- いつもこのメンバーで遊びに行ってたね
- 部活終わりにここで食べるたこ焼きが絶品でした
- 体育祭でまさに青春の一枚!
- 家族の支えがあって受験勉強も乗り越えました
<大学時代>
- 初めての一人暮らし ちゃんと掃除しろよ!
- バイト先の先輩たちにはいつも助けてもらいました
- 友達と北海道旅行 美味しいものいっぱい食べたね
- 地元のメンバーともずっと仲良し
- ゼミ合宿は大変だったけど このゼミに入って良かった!
- 卒業式で着た袴は母が選んでくれました
<社会人>
- 株式会社〇〇に入社 スーツがまだ初々しい 笑
- 一緒に研修を受けた同期は一生の宝です
- 仕事は真面目に 飲み会は盛大に がポリシーです
- 仕事でもプライベートでも尊敬できる先輩たちです
- 週末にはこのメンツでバスケ まだ現役です!
<二人の出会い>
- 出会いは 共通の友人の紹介でした
- 最初の印象からお互い惹かれ合っていました
- 2ヶ月後には二人で初デートに
- 登山デートするくらいアクティブな二人です
- 共通の友人も交えてBBQ これからも宜しく!
<プロポーズ以降>
- 付き合って1年の記念日に〇〇からプロポーズ
- お互いの家族とも仲良しです
- 前撮りに緊張して表情が硬くなってしまいました
<締めくくり>
- これからもこんな二人を宜しくお願いいたします
- 未熟な二人ですが どうぞ皆さま温かく見守ってください
- こんな二人を どうか応援宜しくお願いいたします
- これからは二人で支えあい 幸せな家庭を築いていきます
- 夫婦となった二人を末長く宜しくお願いいたします
まとめ

結婚式のプロフィールムービーに入れるコメントについて、作り方のコツと例文をご紹介してきました。
プロフィールムービーは新郎新婦がゲストに見てもらいたい写真を選び、文言も自由に作ることが出来ますが、避けるべき言葉や文字数には注意してください。
例文そのままでも使えますが、例文を参考に自分たちらしさを加えたコメントを作ると、より一層ゲストに楽しんでもらえるでしょう。
