結婚式に出席したら、最初にもらうのが席次表です。
そして指定された席につくとそこには決まって自分の名前が書かれた席札が置かれていますよね。
ときどきこの席札の裏側に、手書きのメッセージが書かれてあることがあります。
この演出はとてもおすすめです。
ゲストに感謝の気持ちを伝えたい!
そんな新郎新婦カップルのために、席札メッセージのおすすめ内容を紹介します。
また、席札と同様に疑問が多く出てくるのが、招待状です。
招待状の疑問に答えている記事はこちらになるので、合わせてご確認くださいね。

目次
結婚式の席札のメッセージってどこに書くもの?

基本的なお話ですが、席札のメッセージを書く場所は席札の裏側が一般的です。
席札というのは、基本的に二つ折りにして立てられるように作られているものが多いです。
山折りにして卓上に置かれていて、手前にゲストの名前が見えるようにセッティングされています。
席札メッセージを書くのは、この裏側です。
つまり、席札が置かれている時点では目に見えないものです。
ゲストは席札を確認してから着席します。そして、席札を手に取ります。
そうすると「あれ?何か書いてある」と手書きの心のこもったメッセージを発見することができるということです。
喜ばれるおもてなしのひとつですよね。
ゲスト別!結婚式の席札メッセージ文例

[st-kaiwa1]席札メッセージって、何をどのくらいの長さで書けばいいのか分からない![/st-kaiwa1]
という方のために、ここでメッセージのおすすめ内容を文章にしてご紹介しましょう。
ゲストの種類別に分けていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
その①お友達のゲスト向けメッセージ
一番内容に迷わないところかもしれませんが、友人ゲスト向けのメッセージ内容からお話していきましょう。
友人向けには次のようなメッセージが一般的です。
〇〇ちゃん
今日ははるばる〇〇から来てくれてありがとう!〇〇ちゃんとはもう20年近い付き合いだね(笑) 中学校のとき、同じバスケ部で仲良くなったこと、今でもすごく鮮明に覚えてるよ。いつも困ったときには一番に相談させてもらってたな。頼りがいのある〇〇ちゃんには本当にいっぱいお世話になりました!今日は楽しんでもらえたら嬉しいな♪
友人ゲストへのメッセージは一番長文になります。
結構カードの裏側ぎっしり書いているのを見かけますね。
思いが溢れて書きたいことが止まらなくなるものです。日ごろの感謝の気持ちをカードに込めましょう。
その②会社関係のゲスト向けメッセージ
会社関係と言っても、同僚であればそれはもうほとんど友達のような存在の人たちも多いでしょう。
ここで言う会社関係のゲストとは、少し目上の先輩や上司向けのメッセージです。
会社の先輩や上司には次のようなメッセージがおすすめです。
〇〇チーフ
本日はお忙しいところお越しいただきましてありがとうございます。〇〇チーフには、入社のときから良くして頂き、たくさんのことを教えてもらいました。今でもまだまだ半人前の私ですが、これからもよろしくお願いします。今日はたくさん楽しんでもらえれば幸いです!たくさん飲んでくださいね(笑)
目上の先輩や上司であっても、必要以上に固くなりすぎる必要はありません。
少しユーモアも入れつつ、日ごろの感謝の気持ちを伝えることができればいいでしょう。
その③親族ゲスト向けメッセージ
親族ゲストは案外何を言って良いかわからなくなってしまいがちです。
ここでは、例として滅多に会うことのないいとこに向けてのメッセージの内容をご紹介しましょう。
〇〇ちゃん
本日はお忙しいところお越しいただきましてありがとうございます。〇〇ちゃんとは、中学校のときまで毎年おばあちゃんちで顔を合わせていたけど、それから全然会えなかったね・・泣 でも、今日こうして私たちの結婚式に来てもらえたこと、本当に感謝してるよ!せっかくだから、楽しんでもらえると嬉しいです♪
滅多に会うことのないいとこだからこそ、初めはしっかりフォーマルにお礼を書いておきましょう。
ですが、親族ですから、そこまで固くなる必要はありません。
久しぶりの再会を喜んでいるという気持ちを伝え、来てくれたことを嬉しく思っている旨を伝えましょう。
その④家族向けメッセージ
家族向けには、メッセージは書かないという新郎新婦もいます。
これはどちらでも構いません。
ですが、家族へのメッセージです。滅多に書くこともありませんよね。
短くても構いませんので、書かれてみてはいかがでしょうか。
きっと読む側は嬉しい気持ちになりますよ。
次はお父さまに向けるメッセージ内容の例です。
お父さん
いつもわがままな私を、ここまで育ててくれて本当にありがとう。今、すごく幸せです!これまでずっと実家で甘えていましたが、これからは〇〇さんを支えていけるように家事も頑張るよ!すぐ近くに住んでるし、結婚しても何も変わりません。これからもよろしくお願いします!
結婚式の定番演出に、新婦から親への手紙があります。
このときは、どのような内容であってもしんみりするものです。
この席札メッセージはボリューム少なめに、しんみりなり過ぎない様な雰囲気がおすすめです。
結婚式の席札を手作りする際のおすすめテクニック

席札はメッセージを書くこともあり、初めから全て新郎新婦カップルが手作りで準備することも多いアイテムです。
というわけで、最後にこれから席札を手作りする際のおすすめテクニックをご紹介しましょう。
せっかくならゲストが見たときに印象に残る席札にしたいですよね。

テクニック①席札のデザインを席次表や招待状に合わせて統一感を出す
ペーパーアイテムと呼ばれるものは、招待状と席次表と席札です。
これらすべてのデザインが違うと統一感がなく、ガチャガチャした印象になります。
逆にデザインが揃っていると一気にオシャレ感が増します。
統一感にこだわってみてください。
テクニック②子供ゲストの席札はキャラクターものにする
子供が座る席には、子供用の席札を用意しましょう。
男の子と女の子でデザインを変えて、キャラクターモチーフのものにするのもおすすめです。
女の子ならディズニープリンセス、男の子ならワンピースなど、子供たちにも喜んでもらえるよう一工夫できるといいですね。
テクニック③席札をテーブルコーディネートのひとつと考えインパクトを持たせる
席札は、ゲストが会場に入ったその瞬間から目につくアイテムです。
席札のデザインひとつで、テーブルのコーディネートもかなり変わります。
せっかくなら、席札もとびきりオシャレなものにしてみませんか?
席札を単なる席札と考えるのではなく、テーブルコーディネートの一部だと考えてみましょう。
テーブルのお花や、クロスの色と合わせて席札のデザインを考えましょう。
まとめ

結婚式の手作りアイテムの中でも、オリジナリティを出しやすく、それでいてあまり費用が掛からないのが席札です。
席札の裏にメッセージを書くことで、会場に到着したゲストを一気に幸せな気持ちにさせることができます。
一人一人にメッセージを書くというのは案外大変な作業です。
ただ、席札メッセージは本当におすすめのおもてなし方法です。
席札のメッセージ内容をどう書けばよいかに関しては、一切決まりはありません。
普段お世話になっている皆さんに、感謝の気持ちをしたためてみましょう。
このメッセージがあるとないとでは、受ける印象は大違いです。
皆さんも、ぜひ席札にはひと手間かけて、ゲストにおもてなしをしてみてくださいね。