ブーケトスやケーキカットといったポピュラーな演出にはあまり魅力を感じないけれど、どんな演出をやればいいかわからないとお悩みの方は多いのではないでしょうか。
結婚式にはトレンドがあり、最近では演出も海外でポピュラーなものが多く取り入れられています。
そこで今回は、最近の結婚式で人気のあるおしゃれな演出をご紹介します。
自分たちがどんな結婚式にしたいかを考えながらご覧ください。
目次
- 1 アイルランナー/挙式
- 2 ダブルリングセレモニー/挙式
- 3 リングリレー /挙式
- 4 リボンワンズ /挙式
- 5 サンドセレモニー/挙式・披露宴
- 6 水合わせの儀/挙式・披露宴
- 7 ユニティキャンドル/挙式・披露宴
- 8 ダズンローズ/挙式・披露宴
- 9 プロジェクションマッピング /挙式・披露宴
- 10 ファーストダンス/披露宴
- 11 カラードリップケーキ/披露宴
- 12 インスタントカメラ/披露宴
- 13 果実酒作り/披露宴
- 14 子育て感謝状/披露宴
- 15 ウェディングツリー/ウェルカムスペース
- 16 ハートドロップス /ウェルカムスペース
- 17 テーブルナンバー/装飾
- 18 高砂(たかさご)ソファ/装飾
- 19 ランタン/装飾
- 20 まとめ
アイルランナー/挙式

実は、バージンロードというのは和製英語。
英語でバージンロードは「wedding aisle(ウェディングアイル)」といい、バージンロードに敷く長い布をアイルランナーと呼びます。
最近ではバージンロードに敷くために、生地を自分たちで選び、文字や写真の組み合わせてアイルランナーを手作りするカップルが増えているのです。
オリジナリティを出しにくい挙式に、自分たちらしさを加えられる演出と言えます。
ダブルリングセレモニー/挙式

欧米では指輪交換自体をダブルリングセレモニーと呼びますが、日本では指輪交換の際、結婚指輪だけでなく婚約指輪も新婦の指に重ね付けすることを言います。
婚約指輪を重ねることで
- 幸せを重ねる
- 幸せに蓋をする
という意味を込めるのだそう。
リングリレー /挙式

リングリレーは、挙式中ゲストにも参加してもらえる演出です。
リングリレーは新郎側と新婦側にそれぞれ長いリボンを用意し、後方のゲストから順にリボンに通した結婚指輪を前に移動させていくものです。
どんな年代の方でも参加することが可能で、挙式に参加していることをよりゲストに感じてもらうことができるでしょう。
リボンワンズ /挙式

ワンズは「杖」のことで、棒の先にリボンをつけたものをゲストに持ってもらい、リボンを振って祝福してもらう演出です。
後片付けが必要ないため場所を選ばず、華やかさもあります。
人前式でふたりの誓いを拍手で承認する代わりにリボンワンズを振ってもらったり、入退場の時にフラワーシャワーの代わりに振って祝福してもらうなど、使い方もさまざま。
リボンの他に、花や鈴などを飾りつけたり、ゲストへのメッセージを添えるなどの工夫もできます。
サンドセレモニー/挙式・披露宴

サンドセレモニーは挙式の時に行う演出で、新郎と新婦がそれぞれ、別の色がついた砂をひとつの器に流し入れるというもの。
砂を混ぜると分けることが困難なことから「ひとつの家族として生きていく」という意味があるそうです。
実はまだ日本にもサンドセレモニーはあり、「砂合わせの儀」と呼ばれています。
誓いの言葉の後にサンドセレモニーを行うことが多いのですが、ゲストにも砂を注ぎ込んでもらうなど、ゲスト参加型の演出にすることも可能です。
水合わせの儀/挙式・披露宴

水合わせの儀は日本古来の儀式のひとつ。
両家それぞれが家から汲んできた水を、新郎新婦がひとつの盃に注ぎ込みます。
水合わせの儀には、「異なる水(環境)で育ったふたりが、家風の違いを乗り越えてひとつの家族となる」という意味があるそうです。
和装でも洋装でも取り入れることが可能で、最近では盃や水を入れるものにこだわるカップルも。
ふたりらしくアレンジできる演出です。
ユニティキャンドル/挙式・披露宴

ユニティとは「ひとつになる」という意味があり、「別の人生を歩んできたふたりが、ひとつの家族となり新しい人生を歩む」という意味のある演出です。
ユニティキャンドルの方法は、3本のキャンドルを並べて、両家の母親が両サイドのキャンドルに点灯。
点灯されたキャンドルを新郎新婦がそれぞれ持ち、中央のキャンドルに点灯します。
キャンドルやキャンドルホルダーに飾りをつけるなどアレンジが可能です。
ダズンローズ/挙式・披露宴

ダズンローズは「1ダース(12本)のバラ」。
12本それぞれに「感謝」や「愛情」といった意味があります。
ゲストが持つバラを新郎が一本ずつ受け取り、そのバラを束ねたブーケで新婦にプロポーズをする演出です。
新婦は返事の代わりにブーケから1本抜き取り、新郎の胸元に挿すことでセレモニーが成立します。
プロポーズシーンはゲストも非常に盛り上がるでしょう。
プロジェクションマッピング /挙式・披露宴

最近ではプロジェクションマッピングを取り入れている会場も。
会場は限定されますが、ゲストには喜ばれること間違いなしの華やかな演出となるでしょう。
ファーストダンス/披露宴

欧米の結婚式では一般的なファーストダンス。
夫婦となったふたりのはじめての共同作業という、ケーキカットと同じような意味があります。
欧米ではファーストダンスのためにレッスンに通う方もいるほど。
インパクトのある演出なので、思い切ってダンスにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
カラードリップケーキ/披露宴

「普通のウェディングケーキじゃつまらない」というカップルにオススメなのが、カラードリップケーキ。
ウェディングケーキに新郎新婦がふたりでフルーツやチョコレートなどのソースをかける演出です。
ケーキの見た目も変化し、写真映えもバッチリ。
使用するソースはケーキとの相性を考えながら選んでみてください。
インスタントカメラ/披露宴

各テーブルにインスタントカメラを置いておき、ゲストの好きなように写真を撮ってもらいます。
プロが撮影するものとは違った目線の写真が撮れるので、どんなものが写っているのかワクワクしそうです。
果実酒作り/披露宴

お色直し後などに新郎新婦が果実酒を作るビンを持ち、テーブルラウンドをしながら各テーブルに用意されたフルーツや角砂糖をゲストに入れてもらいます。
テーブルを回り終えたら新郎新婦がふたりでお酒を注ぎ、果実酒が完成。
テーブルを回りながらゲストとコミュニケーションが取れるので、ゲストとの時間を大切にしたいカップルにオススメの演出です。
子育て感謝状/披露宴

子育て感謝状はその名の通り、新郎新婦から両親へ「今まで育ててくれてありがとう」という感謝を表彰状にし、贈る演出。
感謝状と聞くとオシャレな雰囲気がないように感じますが、感謝状を額に入れたものや、ボックスのフォトフレームに花などが飾られたもの、フォトフレームになっているものなど、おしゃれなデザインが多く揃っており手作りも可能です。
実家で飾ってもらえそうなデザインのものを贈ってみてはいかがでしょうか。
ウェディングツリー/ウェルカムスペース

ウェディングツリーは葉のない木のイラストに、ゲストがひとりずつ指で葉のようにスタンプを押して木を完成させるものです。
ウェディングツリーには、「ふたりの結婚を承認します」という意味があるのだそう。
ゲストの指が汚れないように、スタンプを押してもらうカップルもいるようです。
ハートドロップス /ウェルカムスペース

ハート型のチップにゲストがメッセージを書いてフレームに入れる演出です。
エンゲージリング型やウェディングケーキ型など、フレームにこだわったり、チップの形をハート型ではないものにしたり、アレンジも可能。
部屋に飾りたくなるようなデザインを選んでみて。
テーブルナンバー/装飾

披露宴でゲストがテーブルを探しやすくするために置いておくテーブルナンバー。
数字だけでなくアルファベットや漢字、記号など好きなものでOKです。
ただ紙を置くだけでなく、フレームや瓶に入れたり、筒状にして立てたり、工夫次第でおしゃれ感もアップします。
高砂(たかさご)ソファ/装飾

オシャレな会場の写真でよく見かける、高砂をソファで作ることを高砂ソファといいます。
ソファにイニシャルなどのクッションを置いたり、ソファ周りを飾ったり、おしゃれ感を出しやすいのがポイント。
会場によってはできないので、高砂ソファをやりたい場合は会場を探す時に確認しましょう。
ランタン/装飾

ランタンとはライトやキャンドルが入っているランプのことをいいます。
テーブルコーディネートに取り入れるカップルもおり、クラシカルな雰囲気を出しやすいアイテムです。
ゲストテーブルだけでなく、高砂ソファと組み合わせたりウェルカムスペースなどに置いても雰囲気が出るでしょう。
まとめ

今回は、最近の結婚式で人気のある演出をご紹介しました。
披露宴だけでなく、挙式でも自分たちらしさを出せる演出は可能です。
ダブルリングセレモニーなど、手軽に取り入れられる演出もあるので、組み込んでみましょう。
また、披露宴の演出もゲストが楽しめるものばかりなので、いい演出が思い浮かばない時には参考にしてみてください。
ウェルカムスペースや会場装飾は写真映えする演出がたくさん。
手作りできるものもあるので、節約重視のカップルにもオススメです。