結婚式に招待したいゲストをリストアップしてみたら、パートナーのゲストと自分のゲストに人数差がありどうすべきか悩んでいるという方は多いもの。
招待したい人をリストアップしたのに、そこから減らさなくてはいけないのも苦渋の決断をしなくてはいけませんし、ゲストを増やそうと思っても誰を呼べばいいかわからないという方もいるでしょう。
結婚式の招待ゲストは人数バランスを取らなくてはいけないものなのでしょうか。
そこで今回は、結婚式のゲストに人数差がある場合の問題点や対処法をご紹介します。
目次
先輩カップルの結婚式のゲスト人数差はどれくらい?

「ゼクシィ結婚トレンド調査2020」によると、結婚式の招待ゲスト人数差は、
- 新郎の方が多い…33.1%
- 同程度…41.5%
- 新婦の方が多い…19.5%
という結果となりました。
また、マイナビウェディングの調査によると、招待ゲストに20人以上の人数差があったかどうかのアンケート結果は、
- 同程度(20人未満の差)…86%
- 大幅に違った(20人以上の差)…14%
となっており、人数差がある場合も20人未満の差であることが多いことがわかります。
結婚式のゲストに人数差があることでどんな問題があるの?

結婚式のゲストに人数差があっても、新郎新婦が気にしなければ本来は問題ありません。
しかし、人数差があることで場合によっては揉め事に発展してしまうケースもあります。
親が「バランスを取るべき」と納得してくれない
両親や義両親が「招待人数の差をなくすべき」と、人数差があることを良しとしない場合があります。
特に新郎側より新婦側のゲストが多くなる場合、新郎両親がいい顔をしないことも。
会場が決まっている状態での人数調整は難しいこともあり、いろいろと決まってから口を出されて困ってしまうカップルもいるようです。
呼べるゲストが少ないことが恥ずかしいと感じてしまう
ゲストの人数が大幅に少ない場合、
- 友人が少なくて恥ずかしい
- 人望がないと思われたらどうしよう
と恥ずかしさを感じてしまう方もいるでしょう。
特に友人ゲストの人数に差がある場合、このように悩んでしまう方が多いようです。
結婚式の費用分担にも問題が
最初は費用を折半するという話し合いだったとしても招待人数に差がある場合、ゲストが少ない方は折半に納得できなくなることもあるでしょう。
新郎新婦のふたりが負担する場合は納得いくまで話し合えばいいのですが、親同士が折半することにしていた場合は余計に話がこじれてしまうことも。
結婚式に招待するゲストに人数差がある場合の対処法は?

新郎と新婦でゲストに人数差がある場合、どのように対処すればいいのでしょうか。
人数差があっても気にしない
先輩カップルのゲスト人数差でご紹介したマイナビウェディングの調査でゲストの人数が「大幅に違った(20人以上の差)」と回答した方が、人数差の問題をどのように解決したかを聞いたところ、
- 気にせず招待した…76.1%
- 同数に調整した…10.9%
- その他…13%
このように、ゲストの人数差があっても気にしなかったカップルがほとんどでした。
特に気にならないのであれば、無理に人数を合わせる必要もないでしょう。
新郎側60名新婦側30名など、倍以上の人数差があっても気にせずそのまま招待したというカップルもいます。
ゲスト側は人数差を気にすることもあまりないので、新郎新婦や両親が問題なければ必要以上に人数差を気にしなくてもいいのではないでしょうか。
多い方・少ない方どちらかに数を合わせる
出席してもらいたいゲストを早めにリストアップしていれば、人数の調整をおこなうこともできます。
多い方に合わせるのであれば、
- 職場の同僚で招待できる人がいないか
- 仲良くしていたけどあまり連絡を取らなくなっていた友人を招待できないか
など、招待ゲストの範囲を広げて考えてみましょう。
気をつけたいのは結婚式ギリギリになっての出席打診はNGだということ。
ギリギリに招待状が送られてきたり、出席して欲しいと連絡があると「人数合わせ」であることをゲストも察します。
特にしばらく連絡を取っていなかった方を招待するのであれば、いきなり結婚式に出席して欲しいと伝えるのではなく、普通の会話から始めましょう。
少ない方に合わせるのであれば、
- 本当に親しい友人のみ招待する
- 遠方のゲストは招待するのをやめる
などして、調整をしてみてください。
ゲストを減らすのであれば、結婚式の出席打診の連絡をする前にしなければならないので、早めに調整してください。
人数差が出てしまった場合結婚式の費用はどのように負担すべき?

新郎新婦がそれぞれ結婚式の費用を負担する場合、招待人数に合わせて負担額を決めるという方法もあります。
招待するゲストを決めた段階で両家のゲスト人数を確認しておき、見積もりを出してもらったら人数の割合に合わせておおよその負担額を確認しておきましょう。
実際に出席するゲストがわかったときに、予定と割合が変わった場合はそれに合わせて微調整すればOKです。
最初から「折半」と決めてしまうと揉めてしまう原因となるので、ゲスト人数に合わせて費用を負担し合うと決めておくことをオススメします。
人数差のある結婚式の場合席次はどうなるの?

ゲストに人数差がある場合、左右でキレイに半分というテーブルレイアウトは難しくなります。
もし、テーブルレイアウトや席次が気になる場合はどうすべきなのでしょうか。
テーブルレイアウトが左右で半々にならなくても問題ない
人数の差が大きくない場合はテーブルレイアウトが左右でキレイに半分に分かれなくても問題ありません。
また、新郎新婦のゲストが同席するテーブルができても大丈夫です。
テーブルの大きさで調整する
会場が円卓であれば、円卓の大きさを変えてもらうことで調整できるかもしれません。
ゲストが少ない方は小さめの円卓にしてもらうことで、大きく左右のバランスが崩れることが防げます。
この方法を使う場合は、まず会場に大きさの違う円卓があるかどうかの確認が必要です。
席次表を作らずシーティングチャートやエスコートカードを用意
席次表を作らなければ「新郎友人」などの肩書きを記載する必要がないので、ゲストに人数差があることを知られにくくなります。
シーティングチャート
https://www.instagram.com/p/BLNKtSzgAHv/?igshid=1kwexln03u4al
シーティングチャートは披露宴会場の入り口に貼り出す座席案内です。
ゲストはシーティングチャートで座るテーブルを確認します。
テーブルごとに額に入れたり、アイデア次第でオシャレ感もアップできるでしょう。
エスコートカード
https://www.instagram.com/p/CESybK7HXY3/?igshid=w2poz7go64kr
エスコートカードとは、ゲストの名前と座ってもらうテーブルナンバーが書かれたカードです。
受付で渡してもらうこともできますが、受付付近にエスコートカードを用意しておき、名前を探して自分で取ってもらう方法もあります。
お花を付けたりちょっとしたお菓子を付けるなど、アイデアもさまざまです。
親族のみで結婚式を挙げて友人は二次会に招く
人数差が気になるけれど調整が難しいという場合は、思い切って結婚式は親族だけの少人数で挙げるのもオススメです。
友人は二次会に招待すれば、人数に差があっても気になりません。
まとめ

今回は、結婚式のゲストに人数差がある場合の問題点や対処法をご紹介しました。
先輩カップルの結婚式では、人数が同程度よりも差があるパターンの方が多く、人数に差があっても特に気にしないカップルも多数いました。
しかし、両親にバランスを取るべきと言われたり、費用負担の割合で問題となってしまうケースもあります。
その場合は人数が多い方か少ない方に数を合わせる必要がありますが、人数調整をするのであれば早めの段階でおこなってください。
費用負担割合は最初から人数に合わせて負担することに決めておくと、のちのち揉めることもありません。
また、人数調整をしなくても席次を工夫することで人数差を感じさせない
ようにすることもできますので、ぜひ参考にしてみてください。