結婚式のマナー

結婚式で使ってはいけないNGワードとは?元プランナーが教えます

結婚式には、たくさんの「常識」や「ルール」があります。

スピーチや招待状で使ってはいけない言葉、いわゆるNGワードもそのうちのひとつです。

もちろん、時代の流れに沿って移り変わるしきたりもありますが、NGワードはやはりNGワード

うっかり使ってしまって、聞き手に妙な印象を抱かれることがないよう、気を付けなければなりません。

というわけで、今回のテーマは「結婚式のNGワード」です。

しっかりと理解を深め、結婚式の場で失礼のないように準備しておきましょう。

結婚式のNGワードを気を付けるべき場面

結婚式のNGワード

結婚式に相応しくない、NGワードがあるとは理解していながら、結局どのような場面でNGワードに気を付けるべきなのかがよく分からない

という人もいるのではないでしょうか。

まずは、NGワードに気を付けるべき場面について理解しておきましょう。

披露宴開始のウエルカムスピーチ

披露宴が始まるとき、新郎からもしくは新郎新婦ふたりからのスピーチがあることが一般的です。

このときの文面にも当然気を付けておかなくてはなりません。

やはり、ウエルカムスピーチはこれから始まる披露宴を期待させる大切なものです。

ゲストが聞いていて「ん?今のは不適切なのでは?」なんて思われるようなことがないようにしましょう。

招待状の文面

招待状の文面は、決まった定型文から選ぶ場合が多いものですが、招待状自体を手作りする場合には自作の文面を使用することもあります。

この場合には、NGワードを使用してしまっていないかを必ず確認することが大切です。

自分でチェックをするのはもちろんですが、担当のウェディングプランナーにもチェックを依頼しましょう。

席札のメッセージ

結婚式では、新郎新婦ふたりからゲストの席札にメッセージをしたためることが多いです。

席札メッセージは、ゲストひとりひとりにあてるものですが、ここでもNGワードには気を付けましょう。

お友達に向けたメッセージなら、それほど気にする必要はありません。

ですが、目上の参列ゲストに向けたメッセージは、NGワードを確実に避けるようにするのが賢明です。

披露宴の最後を締めくくる謝辞

披露宴の終盤、最後の最後に新郎から謝辞のスピーチがある場合にも注意が必要です。

感動の中、披露宴が幕を下ろします。

この最後のタイミングで新郎からのスピーチがあるわけですから、この部分は非常に大切です

そして、披露宴の締めくくりですので、参列ゲストはスピーチに集中して耳を傾けてくれています。

NGワードを連発してしまうなんていうことのないように、何度も確認をしておきましょう。

結婚式のNGワードにはどのようなものがあるの?

結婚式のNGワードはどのようなものがあるか

さて、結婚式ではNGワードを避けなくてはならないということはイメージできていても、具体的にどのようなNGワードがあるかが理解できていなければ話になりません。

ここで、結婚式のNGワードを一気に紹介しておきます。

まさかその言葉がNGワードだったなんて!と思う意外な言葉も、もしかしたらあるかもしれません。

その①別れを連想させる可能性のある言葉

別れを連想させるNGワード
  • 終わる
  • 切れる
  • 離れる
  • 別れる
  • 短い
  • 去る

このような言葉には、「別れる」ということを聞き手に連想させてしまう可能性があるため、結婚式では不適切とされています。

たとえケーキカットが「ケーキを切る」ことであっても、そこは「切る」という言葉を露骨に使ってしまってはいけないということです。

忌み言葉は常に他の言い方に言い換える方法があるはずです。

上記のような言葉は、別の言葉に変えておきましょう。

その②重ね言葉

重ね言葉のNGワード
  • ますます
  • いろいろ
  • 次々
  • 重ね重ね
  • 毎日毎日
  • またまた

このような言葉は、何の問題もないように聞こえるかもしれません。

ですが、結婚式に「重ね言葉」はNGです。

二回繰り返してしまうという意味があるため、結婚式には不適切とされているのです。

十分に気を付けましょう。

言葉自体にはネガティブな意味がないため、うっかり口にしてしまいがちなのが重ね言葉です。

その③ネガティブで悲しいイメージを持つ言葉

悲しいイメージのNGワード
  • 消える
  • 捨てる
  • 崩れる
  • 冷める
  • 悲しむ
  • 落ちる
  • おしまい

このような言葉もまた、結婚式のNGワードです。

理由は「ネガティブで印象が良くないから」です。

結婚式というおめでたい場面に、このような言葉を聞くと違和感がありますよね。

たとえ話の内容が、二人の結婚とは全く関係のないことだったとしても避けておく必要があります。

その④人の性格の表し方にも注意が必要

性格に関するNGワード
  • ふざけている
  • 頑固
  • 暗い
  • 頼りにならない
  • どうしようもない

友達のことを話すときにありがちなのが、冗談の意味を込めて少しばかり失礼なコメントをすることです。

例えば、友人と新郎の掛け合いのときに新郎が冗談のつもりで「○○君はいつも頑固で、なかなか人の意見を聞き入れないところがありました」と言ったとします。

もちろん、友人からしてみれば気にはならないでしょう。お互いによく知っているからこそ言えることは多いものです。

ですが、全くその関係を知らない第三者からすれば、その言い方をした新郎のことはきっと良くは思えないでしょう。

「失礼なことをいうもんだな」と思われる可能性が高いです。

たとえ冗談でも人の性格に関わる表現には、ネガティブな言葉を選ばないようにしましょう。

NGワード意外にもある「ルール違反」と言われかねない3つのこと

NGワード以外のルール

NGワードを避けるのは当然ですが、結婚式において常識がないと思われてしまう可能性があることは、言葉の選択だけではありません。

最後に「見る人を不快にさせる結婚式でありがちなこと」を3つ紹介しておきます。

その①人の悪口だと言えるような暴露話をする

結婚式において、ウケ狙いで過去の暴露話をしてしまうのはNGです。

これは、友人スピーチで友人が新郎新婦に向けてやってしまうケースが多いです。

スピーチのあとにスピーチを受けた新郎新婦が友人にコメントする際に、昔の暴露話をしてしまうこともありますが、これもNGですね。

その②下品な騒ぎ方をしてしまう

新郎側にありがちですが、つい友人たちにのせられ、お酒を飲み過ぎて下品な騒ぎ方をしてしまうのもNGです。

目上のゲストもいますから、きちんと礼儀を重んじることが大切なのが結婚式です。

もし飲み過ぎてしまいそうだなと思えば、その時点でお酒はストップです。

無理に飲む必要は一切ありません。

醜態をさらしてしまうようなことがあっては、一生後悔してしまう羽目になりかねません。十分に気を付けましょう。

その③過去の恋愛話をネタにしたエピソードを話す

思わず、「昔のことだからもう時効だ」という気持ちで、過去の恋愛に触れるような話題を持ち出すことも結婚式においてはルール違反です。

結婚式でなく、友人同士の飲み会であればそのようなこともネタとして面白いかもしれません。

ですが、結婚式の場でそのような話題を口にするのは不適切以外の何物でもありません

まとめ

結婚式のNGワードまとめ

結婚式では、決まり事をきちんと守ることが大切です。

日ごろからお世話になっている会社の上司や、滅多に会うことのない親族が一堂に会すこの機会はとても貴重です。

NGワードを使ってしまうこと、ルール違反と思われるような行動をしてしまうことは絶対にないように気を付けましょう。

結婚式では、集まってくれる全ての人たちが気持ちよくふたりの結婚式を祝福することができる、そんな素晴らしい晴れの日にしたいものですね。