結婚式のために美容ケアをした花嫁の約7割がブライダルネイルをしているそうです。
せっかくキレイなドレスや和装を着るのであれば、指先まで気を使いたいところ。
しかし、普段からネイルをする習慣がない方は、「ブライダルネイルといっても、何をすればいいの?」とわからなくなってしまうでしょう。
そこで今回は、結婚式で指先までキレイになるために、ブライダルネイルの種類やデザインについてご紹介します。
ブライダルネイルにお悩みのネイル初心者の方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
目次
ブライダルネイルは必要?

ブライダルネイルはしなければいけないものではありませんが、可能であればしておくことをオススメします。
なぜなら、きらびやかな会場で普段着ないキレイな衣装を着ているのに、ネイルをしていないと指先だけ華やかさに欠けてしまうから。
ヘアメイクやブライダルインナーなどに気を使うなら、是非ともネイルにも気を使いたいところです。
しかし、中にはネイルが苦手という方もいるでしょう。
そのような場合は、グローブで手を隠したり、爪を磨き上げてトップコートだけ塗るなど工夫をしましょう。
ブライダルネイルの種類

ブライダルネイルは結婚式の数日前にすることが多く、私生活に不向きな種類を選ぶと結婚式までに剥がれたり割れたり、慣れない爪に苦労することも。
ネイルの種類を確認し、自分の生活に合うものを選ぶことが大切です。
ネイルの種類とメリット、デメリットを見ていきましょう。
マニキュア(ネイルポリッシュ)
時間が取れずネイルサロンに行けない方は、自分で手軽にできるマニキュアがオススメ。
普段爪を短く切り揃えている方は、少しだけ爪を伸ばした方がキレイに見えます。
マニキュアを塗るのであれば、持ちをよくするためにもベースコートとトップコートも揃えましょう。
マニキュアは剥がれやすいため、塗るのは前日〜2日前あたりにした方が◯。
メリット
- 費用を抑えられる
- 自分で除去できる
- 自分の空いた時間で塗れる
デメリット
- 剥がれやすい
- サロンではやってくれるところが少ない
ネイルチップ
ネイルチップはいわゆる「つけ爪」です。
仕事柄、
- 爪が伸ばせない
- 結婚式当日までネイルができない
という方はネイルチップを使用しましょう。
ネイルチップは千円台から購入でき、オーダーのものはシンプルなものなら3千円台から、豪華なものになると1万円ほどになるでしょう。
ネイルチップと聞くと自分でつけるものというイメージが強いかと思いますが、実はネイルチップサロンというお店も。
ネイルチップは自爪にフィットするかどうかが重要ですが、サロンならそれぞれの爪の形や長さに合わせてネイルチップを作ってもらうことが可能です。
サロンでつけてもらう場合は、結婚式の2日前ごろがいいでしょう。
メリット
- 取り外しが簡単
- お色直しに合わせてネイルチップも交換できる
デメリット
- 取れやすい
- グローブの着脱で引っかかることも
ジェル
普段ネイルを楽しんでいる方は、ジェルネイルをしていることが多いでしょう。
ジェルネイルは取れにくく色持ちが良く、爪への負担も少ないのが特徴です。
ネイルサロンでは4千円ほどから施術してもらうことができ、最近ではセルフでジェルを使用している方も増えています。
取れにくいからといって施術が早すぎると、根本に隙間ができて格好悪くなってしまいます。
結婚式の前日〜1週間前ごろに施術を受けるといいでしょう。
メリット
- 衝撃に強く取れにくい
- デザインが豊富
デメリット
- 取るときは専用のリムーバーを使用するか、サロンに行く必要がある
スカルプチュア
スカルプチュアとは、人工爪を自分の爪につけて長さを出す技術です。
爪の面積も広くなるため、デザインの幅も広がります。
爪を伸ばせないけど、長めのネイルに挑戦したい方にオススメ。
料金は5千円ほどからで、結婚式の前日から1週間前ごろにつけましょう
メリット
- 爪が短くても長さを出せる
- デザインが豊富
デメリット
- 長い爪に慣れていないと苦労することも
- 衝撃で折れてしまう可能性がある
結婚式用のネイルはいつやればいい?

ネイルサロンは、結婚式の3ヶ月前ごろ予約ができるよう探しましょう。
早すぎても予約ができる期間でなかったり、直前だと人気店で施術を受けたい場合は予約が埋まってしまっている場合もあります。
すでに結婚式まで3ヶ月を切っている方は、早めに予約をするようにしてください。
デザインは予約をしてからでもゆっくり決めることができますよ。
ネイルサロンに行く場合、結婚式の直前に行くのがオススメ。
ネイルの種類にもよりますが、結婚式の前日から1週間前までと考えておきましょう。
自爪のケア方法

ネイルサロンの予約が済んだら、始めたいのがネイルケアです。
ネイルサロンに行く当日やセルフネイルをする時まで、ネイルのケアをすることでよりネイルが映える指先に。
指先が乾燥すると、爪割れやささくれの原因となりますし、キレイなネイルにしていても、指先のカサつきがあっては台無しです。
セルフネイルケアの方法は以下のようなものがあります。
- 爪切りを使わず、やすりで爪の長さを整える
- オイルや保湿クリームを塗る
- 甘皮の処理をする
- タンパク質や鉄分、ビタミンなど爪にいい栄養を摂取する
- 栄養が偏る食事制限は避ける
- 紫外線が強い日は爪まで日焼け止めを塗る
- ベースコートを塗って爪が乾燥しないように保護する
どんなネイルにする?デザインの選び方

普段ネイルをしない方は、どんなデザインにするべきなのか悩む方が多いでしょう。
デザインの選び方をご説明します。
衣装に合わせたデザイン
ウェディングドレスや白無垢にカラフルなネイルを合わせてしまっては浮いてしまいますよね。
コーディネートができるように、ドレスや和装などの衣装と合うデザインを選びましょう。
- シンプル系ドレス…淡いピンクなどのワンカラー、押し花ネイル、グラデーションネイル
- ゴージャス系ドレス…ビジューネイル、3Dネイル、
- エレガント系ドレス…レースネイル、フレンチネイル
このようにドレスの種類に合わせてデザインを考えるといいでしょう。
和装の場合、和柄をデザインに取り入れると合わせやすいのではないかと思います。
色打掛の方は、ネイルもカラフルにする場合が多いようです。
式場の雰囲気やゲストの層に合わせたデザイン
例えば、荘厳な雰囲気の神社やチャペルには派手なネイルは浮いてしまうかもしれません。
また、年配ゲストが多い親族のみの結婚式で、3Dネイルやビジューたっぷりのネイルをつけていても、あまり理解してもらえない可能性も。
このように、式場の雰囲気やゲストの層も考慮して、ネイルのデザインを考えたいですね。
まとめ

今回は、結婚式のためのブライダルネイルについて、種類やデザインのご紹介をしました。
ブライダルネイルは必ずしも必要ではありませんが、華やかな衣装に合う指先になるためにもしておいた方がいいでしょう。
ネイルの種類は
- マニキュア
- ネイルチップ
- ジェル
- スカルプチュア
の4種類があり、それぞれ持ちの良さや強度が異なります。
ご自身の仕事や私生活、ネイルができるタイミングに合わせて種類を選びましょう。
ネイルサロンを予約するなら結婚式の3ヶ月前ごろ。
実際に施術を受けるのは結婚式前日から1週間前ごろにしましょう。
ネイルサロンに行くまで、自爪のセルフケアを怠らず、万全な状態に仕上げておくことを忘れずに。
ネイルのデザインはドレスとコーディネートをするのが鉄則です。
式場の雰囲気やゲストの層なども考慮して、デザインを決めましょう。