結婚式でもっとも感動する場面といえば、花嫁が読む「両親への手紙」ですよね。
手紙を読まれる両親だけではなく、聞いているゲストの皆も思わず涙してしまう…
そんな感動シーンでは、曲選びもこだわりたいところ。
今回は、結婚式で両親への手紙を読む際におすすめな曲を、邦楽・洋楽合わせて10曲ご紹介していきます。
また、曲を選ぶ時のポイントも併せてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
「両親への手紙」で流れる曲を選ぶ時のポイント!

まずは、「両親への手紙」で流れる曲を選ぶ時のポイントについて、お伝えしていきます。
感謝の気持ちが伝わる曲選定を
ポイント1つ目は、感謝の気持ちが伝わるような曲選定をする、ということです。
両親へこれまでの感謝を伝える機会というのは、結婚式という特別な機会がない限り、なかなかありません。
だからこそ、手紙を読む時には内容はもちろん、背景で流れる曲からも感謝が伝わるような雰囲気作りをすると、気持ちがより伝わります。
自分の言葉を伝えたいなら…
感謝の気持ちが伝わるような曲選定をする際に、もし自分の気持ちをしっかり伝えたいなら、ボーカルなしの曲を選ぶと良いでしょう。
ボーカルがあるとどうしても歌声が耳に入ってしまいますが、ボーカルがなければ歌声がない分、あなたの言葉がしっかり両親へ伝わります。
最初からボーカルがない曲を選ぶのも良いですし、自分の好きな歌のカラオケバージョンやピアノ・オルゴールバージョンなどを探してみるのもおすすめです。
手紙の内容と曲をリンクさせたいなら歌詞に注目して選ぶ
反対に、手紙の内容と曲をリンクさせたいのであれば、歌詞に注目して選ぶようにしましょう。
例えば、感謝の気持ちを伝えたいのであれば、「ありがとう」という言葉が頻繁に出てくる曲を選んだりすると、手紙と曲がリンクします。
曲とともに感謝の気持ちが伝わりますし、「そのためにこの曲を選んだ」ということが伝わり、より感動を生みます。
曲の長さと手紙の長さが合うように
曲を選ぶ際のポイント2つ目は、曲の長さと手紙の長さが合うようにする、ということです。
意外と考えない方も多いですが、手紙を読み終えた際に曲がクライマックスの部分に入っていると、少し違和感を感じさせてしまいます。
手紙と同時に曲が終わる、というところまで考える必要はありませんが、手紙が終わった時にどのあたりのメロディが流れるのかは、確認しておいた方が良いでしょう。
歌詞が終わってから、最後に流れるメロディ部分に合わせて手紙を読み終えると、雰囲気にマッチします。
音量調節をしっかりと
ポイント3つ目は、音量調節をしっかりとする、ということになります。
音量調節については式場のスタッフがやってくれる場合がほとんどなので、事前に音量調節をお願いしておくと良いでしょう。
結婚式全体を通じてBGMを担当してくれる方がいる場合もあれば、費用を最小限に抑えたいという場合は、スタッフに再生、停止のみをお願いするという場合もあります。
その場合、音量調節にあまり慣れていない場合もあるので、可能であればリハーサルの際にどのくらいの音量が良いのか、一緒に確かめてみると良いですね。
こんな曲はNG!雰囲気を壊す曲選びとは

次に、結婚式の雰囲気を壊してしまう曲選びについて、お伝えしていきます。
踊りだしたくなるようなアップテンポな曲
踊りだしたくなるようなアップテンポな曲は、控えましょう。
もちろん、入場の際や余興の時など、式全体が盛り上がる時はアップテンポな曲がおすすめです。
ですが、両親への手紙を読む時間は会場全体が静かになりますし、結婚式の中でもっとも感動的なシーンとなります。
そんな時にアップテンポな曲を選んでしまうと、雰囲気を壊してしまう可能性が高いので、注意しましょう。
ギャグ線の高いお笑い曲
ギャグ線の高いお笑い曲というのも、NGです。
お笑い曲の中には下品な言葉が使われている場合もあるため、結婚式の雰囲気を一気に壊してしまいます。
若い方にはウケる場合もありますが、特に年配の方には「こんな曲を選ぶなんて、どうかしている」と思われてしまうことも…
そうなると、会社の上司に悪い印象を与えたり、両親に恥を欠かせてしまう場合もあるので、歌詞もしっかり読み込んでおきましょう。
失恋ソング
失恋ソングも、もちろんNGとなります。
失恋ソングは歌詞も切ないですし、静かな雰囲気にも合っていますが、結婚式での使用は控えた方が無難です。
二人で愛を誓い合い、これから愛し合って二人で歩んでいくというところに失恋ソングというのは、マッチしていません。
聞いている人たちも「なんでこれを選んだんだろう」と混乱し、手紙の内容が頭に入ってこないなんてこともあるので、注意してくださいね。
「両親への手紙」に最適!おすすめ曲10選

ここからは、「両親への手紙」のシーンで最適なおすすめ曲を、10曲ご紹介していきます。
邦楽
「ママへ」AI
母に対する感謝の思いを、ストレートに描いている歌詞が印象的です。
AIさんの落ち着いた声も結婚式の雰囲気とマッチしていて、両親への手紙のシーンで使われることが多い人気曲となっています。
もし手紙を読まないという方でも、花束を渡す場面などでもぴったりな曲です。
「家族になろうよ」福山雅治
タイトル通り「家族」を題材にした曲なので、これから家庭を作り上げるという結婚式にぴったりな曲です。
二人の未来について、両親や祖父母の姿に重ね合わせながら描いている歌詞は、まさに「家族」を象徴していて感動を呼びます。
ふたりの将来の姿を、親や祖父母に重ね合わせて思い描いた、「家族」を象徴する結婚式の定番曲。「お父さん、お母さん」と歌の中で呼ばれるたびに、親の涙がこみ上げそう。
「ありがとう」いきものがかり
CMでも使われているためご存知の方が多いかもしれませんが、「ありがとう」という言葉がダイレクトに伝わる曲です。
歌詞は明るく前向きな雰囲気なので、「これから二人で頑張っていきます」という決意を示したい場合、ぴったりな曲です。
「手紙 ~愛するあなたへ~」藤田麻衣子
こちらは花嫁の気持ちを代弁して歌っているような歌詞が印象的で、両親に向けての「ありがとう」という感謝の気持ちが伝わってきます。
まさに手紙を読んでいるような歌詞なので、両親への手紙のシーンで使用すると、より雰囲気がマッチして素敵です。
「ありがとう」大橋卓哉
落ち着いたギターの音色とともに、大橋卓弥さんの穏やかな声がマッチした曲となっています。歌詞はタイトル通り両親への感謝の気持ちを伝えているので、手紙を読むシーンでぴったりです。
上京をしたことがあるという方は特に、歌詞を読んでいるだけでもその時のことを思い出し、感動してしまうかもしれませんね。
洋楽
「 You Raise Me Up」Celtic Woman
荒川静香さんがオリンピックで使用した曲として、とても有名な曲となっています。
まるで天使のような透き通った歌声が感動を誘い、両親への手紙のシーンでぴったりな曲です。
スポーツ好きというご両親には、この曲がおすすめですよ。
「Stand By Me」Ben E. King
こちらも多くの方が知っている名曲です。
感動を誘う曲調だけでなく、歌詞には「二人で頑張っていく」というメッセージが込められているので、歌詞を重視したいという方におすすめです。
他の曲に比べてテンポは早めなので、明るく手紙を読みたいという時に良いでしょう。
「So Close」Jon McLaughlin
ディズニー映画「魔法にかけられて」の挿入曲となっています。
映画は「真実の愛」をテーマにした物語なので、こちらの曲の歌詞も「愛」がテーマになっていて、結婚式の雰囲気とマッチします。
「The Rose」Bette Midler
ピアノの音色が感動を誘う曲です。
歌声もぬくもりを感じるような穏やかな歌声となっていて、会場を暖かい雰囲気で包み込んでくれるでしょう。
「 Yesterday Once More」Carpenters(カーペンターズ)
ご両親には好きな方も多いはず、カーペンターズの名曲です。
心に響く女性の低音は感動的で、一気に会場をじんわりとした雰囲気で包み込んでくれますよ。
まとめ

いかがでしたか?
結婚式でもっとも感動的な「両親への手紙」では、会場全体の雰囲気を暖め、感動を誘うような曲選びがおすすめです。
両親に感謝の思いを伝えられるせっかくの機会なので、より良い雰囲気作りができるよう、じっくり選んでみてくださいね!
