結婚式に招待された時、必ずいるものが何か把握していますか?
「結婚式って何がいるの?」なんて、招待してくれた新郎・新婦に聞くわけにもいきませんよね。
結婚式は普段使わない持ち物が多いので、忘れ物にも注意が必要です。
この記事では、ゲストに呼ばれた際に結婚式当日にいるものをご紹介しますので、結婚式に招待された方はぜひチェックしてみてください。
目次
結婚式でゲストが必ずいるもの

さっそく、ゲストとして結婚式に行く際、当日いるものをご紹介します。
ご祝儀
ご祝儀は、お祝いの気持ちを表すお金です。
結婚式に呼ばれたからには、忘れず持参してください。
前日までにご祝儀袋の上包み・内袋どちらにも必要な内容を記入し、中にはお金を入れておきましょう。
当日慌てて準備すると、中にお金を入れ忘れたり、書き損じが発生してしまうこともあるので、余裕を持って準備するに越したことはありません。
ご祝儀に使うお金はピン札を使用してください。
ご祝儀袋の選び方は下で改めて説明します。
携帯電話
携帯電話はトラブルが起きた時、対応するために必要です。
当日は、一緒に招待された友人や式場と連絡が取れるように、携帯電話を忘れず持って行きましょう。
交通機関の乱れで遅刻する時や、道に迷って式場に辿り着けない時などは、必ず式場に連絡を入れてください。
また、携帯電話の写真機能の画質が良ければ、写真を撮る用のカメラを持たなくても、携帯電話で十分でしょう。
招待状
招待状には式の開始時間や、式場までの地図が記載されています。
うっかり式の時間を忘れてしまったり、場所が分からなくなる恐れもあるので、当日も招待状は持って行きましょう。
また、式によっては、受付で招待状を見せることになっているので(その場合招待状に書いてあります)忘れないように前日までに鞄に入れておきましょう。
不安な方は携帯電話で招待状の写真を撮って保存しておくと安心です。
ハンカチ
普段ハンカチを持たない人も、結婚式では必ずハンカチを持ちましょう。
色は黒以外を選んでください。
結婚式の最中には思わずホロリときてしまう場面がよくありますが、その際にハンカチが無いと困ります。
夏は、汗をかいたらダラダラ流したままでおらず、ハンカチで押さえて下さい。
男性の方はポケットチーフとは別でハンカチを準備するようにしましょう。
袱紗(ふくさ)
袱紗とは、ご祝儀袋を包む布のことです。
ご祝儀袋は素で持たず、汚れないように袱紗に包んで式場まで持って行きます。
ご祝儀を受付で渡す際に、袱紗から出して渡すというのがマナーです。
最近は布状ではなく、ブックカバーのように挟むだけになっているタイプの袱紗もありますので、使いやすいものを用意しておきましょう。
「紫」の袱紗を持っていると、結婚式でもお悔やみの際でも両方使えるので便利です。
紫以外でしたら、結婚式では明るい色を選びましょう。
財布
ご祝儀以外にも、お金の入った財布を持って行きましょう。
時間が空いた際にどこかお店に入るかもしれませんし、遅刻しそうになればタクシーを利用することになるかもしれません。
女性は、式の前に美容院に行きお金を払うことになっている場合もありますから、使う予定の金額ギリギリではなく少し多めに持っておくことをおすすめめします。
普段使いしている財布が大きい人は、結婚式で持つクラッチバッグに入るような小さめのポーチや財布にお金を入れると良いです。
女性ゲストはこれも忘れずに!

結婚式では女性ならではの持ち物があります。
上で挙げたものは男女共通で持って行くべきアイテムですが、以下は女性がプラスして持って行くべきものをご紹介します。
ストッキングの替え
結婚式は、素足ではなくストッキングを履いて行くのがマナーです。
履いて行くストッキングが伝線した時用に、替えのストッキングを1足は持って行くと便利です。
会場に着いた際にはストッキングにほつれがないか確認して、もし伝線を見つけた際には、式が始まる前にトイレなどで履き替えておきましょう。
結婚式に黒のストッキングやカラータイツはNGですので、ベージュのストッキングを選んでくださいね。
メイク直しの道具
家を出てから式の開始まで、時間が経っていることがほとんどです。
また、式で感動し涙で化粧が落ちる、なんてこともあります。
式開始から二次会まで、綺麗な状態で新郎新婦をお祝いできるよう、メイク直しの道具を持って行きましょう。
会場に着いたら荷物をクロークに預けると思いますので、メイク直しは会場に入ったらすぐ済ませておくと良いです。
式場ではクラッチバックにはリップを忍ばせておき、食事の後や写真を撮る前にサッと一塗りする程度にしておきましょう。
歩きやすい靴
結婚式の女性ゲストは原則ヒールを履くことになっています。
しかし、履きなれないヒールで足を挫いたり、靴擦れが起きてしまうと晴れやかな気持ちで新郎新婦のお祝いが出来ません。
不安がある方は家から結婚式場、式場から二次会会場などの移動用に、式で履くヒールとは別に、歩きやすい靴を準備しておくことをお勧めします。
「そこまで歩かないから」と思っていても普段履きなれていない場合、一日中ヒールで過ごすのは辛いものですので、とりあえず楽な靴を1足持って行く方が安心です。
歩きやすい靴を家から履いて出る場合は、式で履くヒールを持って行くことを忘れないようにしてください。
サブバック
式で持つクラッチバッグは小さく、リップ・ハンカチ・財布・ケータイを入れたらあとは何も入らないものが多いです。
他の荷物は別のサブバッグに入れて、式の前にクロークに預けておきます。
サブバックは式場内に持ち込まないのでそこまで厳しくチェックされる恐れはないですが、原則として革製品やファーなど、動物の死を連想させるものはNGです。
お祝いの場なので紙袋なども避け、布バッグを使用するのが無難でしょう。
生理用品
急に生理になった時、ドレスを汚すことがないように生理用品を持っておくと良いでしょう。
普段から持ち歩いている女性も多いかと思いますが、結婚式では普段使いの鞄ではない鞄を持つので忘れてしまう、なんてこともあります。
一応持ち物のリストに入れておくと安心です。
絆創膏
ヒールでの靴擦れが起きた時のためにも、絆創膏は何枚か用意しておきましょう。
靴擦れの予防策として、目立たないタイプの絆創膏をあらかじめストッキングの下に貼っておくのもおすすめです。
ご祝儀袋の選び方

結婚式で使うご祝儀袋は「のし」という黄色く細長い紙が、赤と白の紙で包まれるような形をした飾りが、右上についているものを選びます。
ご祝儀袋は「水引(みずひき)」という紐で飾り結びがしてありますが、これは切り口が上を向いている飾りを選んでください。
蝶結びのものは、繰り返しあって良いお祝いに使うものなので、選んではいけません。
内袋に金額とあなたの指名を、外袋には指名だけを書きます。
招待状で「会費制」と告知されている式では、ご祝儀は必要ありません。
招待状にて指定された金額を、素で受付に渡してください。
出席すると行きより帰りで荷物が増える

結婚式では、引き出物や新郎新婦からのメッセージカード、お見送りの際のギフトなどゲストに対してお土産を渡されることが多いです。
基本的には式場に行く際に持っていた荷物より、帰りの方が荷物が増えます。
そのことを視野に入れて、式場に行く際には帰りに荷物が増えても大丈夫なよう、必ずいるもの以外の荷物は抑えめにすることをおすすめします。
上で紹介した必ずいるものは、男性は手ぶらか小さな鞄1つ、女性はクラッチバッグとサブバックがあれば収まるかと思います。
備えあれば憂いなしで、色々持って行くと役立つとは思いますが、帰りに荷物が増えることは覚えておくと良いでしょう。
まとめ

ゲストとして結婚式に行く場合、ご祝儀・携帯電話・財布・ハンカチ・招待状・袱紗の5つは当日必ずいるものです。
忘れずに持って行きましょう。
女性は他にも身だしなみを整える品が必要になるので、サブバッグを持つことをお勧めします。
他にも自分があると便利だと思ったアイテムを持って行くと良いですが、帰りは行きより荷物が増えるので、そこを考慮しておきましょう。
