プールのある式場での結婚式って、開放感に溢れていて素敵ですよね。
プールのある式場で結婚式を挙げるのならプールを飾ることで、国内の結婚式であってもまるでリゾート地に行ったように、とても華やかな空間を演出することができます。
この記事では、写真に映えるようプールを飾るアイデアと、DIYで作る飾りの基本をご紹介していきます。
プールを活かした飾りつけで、素敵な結婚式を作り上げてください。
目次
写真にも映える!プール装飾&演出アイデア7選

プールを綺麗に装飾すれば、集合写真を撮る場所としても写真映えします。
プールを囲み飲み物を飲んだりデザートビュッフェをする予定の新郎新婦もいると思いますが、プールの飾り付けやプールを利用しての演出を取り入れれば、より盛り上がる結婚式にすることができますよ。
ここからは、プールの装飾方法とプールを使った演出のアイデアをご紹介していきます。
メッセージ
「Happy Wedding」や「LOVE」といったメッセージを浮かべる飾り付けは、プールウェディングの装飾ではメジャーなものです。
新郎新婦の名前を浮かべるのも、ゲストが写真に撮るスポットになるのでおすすめです。
「Welcome」とゲストに向けてのメッセージを浮かべると、ウェルカムボードの代わりにもなります。
このようなメッセージを浮かべる飾り方をする場合、メッセージが水の染み込む素材ではないこと、使われている塗料が水に溶けるないことを事前に確認してから使用しましょう。
船
結婚は、新郎新婦の「人生の船出」とも言えるでしょう。
それを示唆するような、船の形の飾りをプールに浮かべることで、コンセプチュアルな結婚式になるはずです。
結婚式の装飾となると、女性が喜ぶ可愛い飾りが多くなりがちですが、模型のような船の飾りを浮かべることで、新郎や男性ゲストもワクワクするような会場にすることができます。
中に花を積むなど、船に華やかな加工をすることで、結婚式感も高まります。
装花
水の上に大輪の花を浮かべれば、会場がパッと明るくなります。
浮き輪やいかだ、メッセージボードなど水に浮かぶものに花をくくりつけておくだけで、簡単にプールを豪華な印象にできますよ。
生花も美しいですが、最近では、LEDが中に埋め込まれた造花も売られており、それを浮かべれば、色とりどりの花と光の反射でとても幻想的です。
プールの飾り付けを花で行う際は、結婚式場の装花を手配する会社にやってもらえるのか、自分で手配するのか、式場側に相談してみましょう。
浮き輪
浮き輪はもともと水に浮かべるものなので、素材を気にせずプール使えるのが利点です。
スワンやユニコーンなど、華やかで大きな浮き輪をプールに浮かべるだけで、賑やかな場になるでしょう。
かなり大きなものでも、空気を入れる前の状態は軽くて持ち運びやすいため、搬入が簡単にできます。
浮き輪の上にぬいぐるみや、ウェルカムボードなど、なんでも乗せることができますので、浮き輪を設置することで飾り付けの幅も広がります。
キャンドル
夜の結婚式をプール付きの結婚式場で挙げるなら、ぜひ、キャンドルの装飾を取り入れてください。
水にキャンドルの光が反射して、普通の会場では出ないキラキラしたロマンチックな雰囲気が出ます。
十分な広さがなかったり、ゲストにお子様がいて実際のキャンドルを使うと危険がありそうな時は、中に証明の仕込んであるフェイクのキャンドルを飾ることをおすすめします。
ドロップ・アンド・フライ
プールのある結婚式場でしかできない、華やかな演出のひとつに「ドロップ・アンド・フライ」と呼ばれるものがあります。
この演出では、水に溶けるリボンで重りをつけた風船を、ゲストがプールに投げ入れます。
一度風船はプールに浮かびますが、水に入ることでリボンが溶け、重りが外れるとプールから空へと舞い上がって行くのです。
ゲストが空に向け風船を放つ「バルーンリリース」という演出もありますが、結婚式場にせっかくプールがあるのなら、風船が浮かぶプールから風船が舞い上がっていく「ドロップ・アンド・フライ」の方がよりロマンチックな瞬間になることでしょう。
花火
プールがあるということは、開けた場所があるということですよね。
場所が開けていることを活かし、日が暮れてから結婚式をするならぜひ「花火」の演出を取り入れてみて欲しいです。
打ち上げた花火がプールに反射することで、プールがない場所で上げた花火より、派手に美しく見えます。
プール際で花火を打ち上げれば、まるでフェスのような演出に、ゲストも盛り上がってくれるはずです。
ただし、火薬を扱う演出ですので、必ず結婚式場の許可をとり安全性を確保した上で行いましょう。
プールを飾る時は結婚式場に必ず相談を

プールのある結婚式場を使うことにしたら「どんな風に飾り付けようかな」とワクワクしますよね。
しかし、結婚式場の中にはプールにものを浮かべること、立ち入ることが禁止されているところもあります。
水が汚れた際に、水の入れ替えにかなりの料金がかかるからです。
水を汚すと、罰金を請求されることもあるので注意してください。
やりたい飾り付けや演出が、その式場で出来るものなのか、プランナーと確認しながら当日の飾り付けや演出を決めていきましょう。
DIYでプールを飾る!基本の作り方
プールの飾りは、簡単なものでも式場に手配してもらうと数万円かかるのが相場です。
持ち込みが可能であれば、手作りすることで、費用を抑えイメージ通りの仕上がりにできます。
ここから、プール用飾りの基本の作り方をご紹介していきます。
<準備するもの>
- 発泡スチロール
- 型紙
- 飾り(装花、ペーパーフラワー)
- ワイヤー
- 釣り糸
- カッター
- セロテープ
- 布テープ
<作り方>
1:型紙を作る
まず、飾りの形の型紙を作ります。
紙に自分で描くか、パソコンで作った絵柄または文字を印刷しましょう。
それを形に沿ってハサミかカッターで切り抜きます。
これが型紙です。
2:土台を作る
型紙を発泡スチロールに貼り付け、それに沿ってカッターで発砲スチロールを切り抜きます。
切った発泡スチロールの断面がボロボロして見映えが悪い時には、軽くアイロンがけをすると綺麗に整います。
また、発泡スチロール用のカッターを使えば、最初から熱で切るため、断面が綺麗に仕上がります。
3:面を装飾
装花やペーパーフラワーなどの飾りにワイヤーを取り付け、ワイヤーの先を切り抜いた発泡スチロールに刺していきます。
端から、発泡スチロールの形をなぞるように飾りをつけていくのがコツです。
4:裏を整える
発泡スチロールに刺さったワイヤーの先を、セロテープで止めていきます。
更に、飾りの裏面全体を布テープなど防水のもので覆います。
5:ひとつにまとめる
最後に、文字や絵柄が複数組み合わさった飾りであれば、1つ1つを釣り糸でつないでおきましょう。
例えば、「LOVE」という文字を作った場合、1文字1文字をつなぎ合わせておかないと、プールの上で流されてスペルが変わってしまう恐れもあります。
まとめ

プール付きの結婚式場をしようする場合、プールを活かした飾り付けや演出を取り入れ、より素敵な結婚式にしたいですよね。
この記事では、7つの飾り付けと演出のアイデアをご紹介していきました。
特にドロップ・アンド・フライや花火のような演出を取り入れれば、ゲストも盛り上がり、楽しんでもらえるでしょう。
飾り付けは、自分でDIYすることで費用を抑えることができます。
発泡スチロールを切り抜き、飾りを取り付けることで基本の飾りは簡単に作ることができますよ。