結婚式をすると決めたら、ブライダルフェアや結婚式場の見学に行って式場を比較検討をするかと思います。
しかし、見学の時点で結婚式当日を想像し、「ここで理想の結婚式を挙げることができるのか」をチェックするのはなかなか難しいもの。
そこで、今回の記事では結婚式の見学に行った時に、ここを確認しておくべきというポイントをチェックリストにしました。
チェックリストを元に、自分たちが理想とする結婚式を挙げるのにふさわしい式場を判断してみてください。
目次
結婚式場の見学時に活用できる!完全版チェックリスト

ここから、結婚式場の見学の際にどこを見るべきかのチェックリストをご紹介していきます。
一つ一つ、どういう観点から確認する項目なのかもご説明していくので、意味を理解した上でご活用ください。
アクセス面
アクセスは良いか
車以外で来るゲストが会場へ来やすいのか、駅からの近さや道の分かりやすさをチェックしましょう。
アクセスが悪い場所でも、無料シャトルバスが出ているなどアクセスの悪さをカバーするサービスがあれば問題ないでしょう。
近くに宿泊施設があるか
遠方から来るゲストがいる場合は、結婚式場の近くの宿を取る方が親切です。
ゲストが宿泊するのにふさわしい宿泊施設があるのかチェックしておきましょう。
車で来るゲストが駐車する駐車場所はあるか
車で来るゲストが駐車場所に困らないよう、駐車場所をチェックします。
駐車可能な台数と、そこが満車になったときはどうするのかも確認しておきましょう。
会場周辺の状況は良いか
結婚式場がある周辺は静かか、工事の予定がないかなど確認しておきましょう。
結婚式当日に周囲から騒音がすると、興醒めです。
会場面
会場の大きさ
呼びたいゲストに対し、会場の大きさが適切か確認しましょう。
ゲストは最初の予定より増えることの方が多いのですから、十分な広さのある会場を選ぶべきです。
会場の雰囲気
会場の内装は結婚式のイメージに合う会場かどうか確認しましょう。
記念撮影の場所
結婚式当日に撮る写真の背景として式場がふさわしいのか、会場内や会場外に写真映えするスポットがあるのかを確認しましょう。
新郎新婦控室の状況
独立型の新郎新婦の控室があるのか、広さは十分か確認しましょう。
親族控室の状況
親族控室の広さは十分か、身支度するのに不便がないのか確認しましょう。
映像が使えるか
披露宴会場で映像を流す環境が整っているのか確認しましょう。
音響の状況
音響設備は十分か確認しましょう。
他の新郎新婦と顔を合わせるリスク
1日何組が結婚式を挙げるのか、他の新郎新婦と顔を合わせないよう工夫があるのかを確認しましょう。
バリアフリーになっているか
お年寄りや車椅子のゲストが来る可能性があるなら、建物がバリアフリー対応しているかを確認しましょう。
具体的には、部屋の入り口やロビーの段差、階段だけではなくエレベーターがあるかをチェックしておくと良いです。
子連れも安心の会場か
トイレにオムツ替えスペースがあるか、託児所があるか、子供用の椅子を用意してもらえるかを確認しましょう。
雨の時に濡れないか
式場内の移動の際に、新郎新婦とゲストが雨に濡れないか確認しましょう。
トイレは綺麗で数も十分か
結婚式は長いですから、トイレを使うゲストも多いです。
綺麗で個室の数も十分にあるトイレが好ましいでしょう。
クロークや更衣室があるか
ゲストがコートや荷物を預けるクローク、当日式場で着替えるための更衣室があるのかを確認しましょう。
ゲストの待合室の環境は良いか
ゲストが挙式や披露宴が始まる前に過ごす待合室は、ゲストの数に対し広さや椅子の数が十分か確認しましょう。
料理面
料理の内容と料金は適切か
最初の見積もりでは、料理は最低ランクに設定してあることも多いです。
コースの内容と値段は、必ず確認しましょう。
料理の味は美味しいか
料理の味は、ゲストが披露宴に満足してくれるかどうかに関わる大事な部分です。
ぜひ試食して、味を確かめましょう。
ドリンクの種類は不足ないか
ドリンクの種類を確認しましょう。
ドリンクの種類が少ない場合、ドリンクを追加するにはいくらかかるかも確認しておきましょう。
スタッフのサービスは良いか
試食する際には、料理を提供するスタッフのサービスに問題がないのか確認しましょう。
アレルギー対応が不足ないか
ゲストにアレルギーがある場合、どのような対応になるのか確認しましょう。
高齢者、子供に用のメニューの提供が可能か
アレルギー以外にも、高齢者や子供用に別メニューを提供できるか確認しましょう。
オペレーション面
プランナーが質問に誠実に答えてくれるか
プランナーは結婚式の要です。
見学の際にはぜひ、プランナーにたくさん質問をしてみてください。
結婚式は初回見積もりから料金が上がるのが常識ですが、料金が上がる可能性について質問した際に、正直に答えてくれるプランナーは信頼できるでしょう。
プランナーが変更にならないか
担当プランナーが途中で代わることがあるのか、確認しておきましょう。
引継ぎに不備があると、当日ミスが連発する恐れがありますから、プランナーが変更にならない前提の結婚式場を選ぶことをおすすめします。
事前リハーサルがあるか
当日のリハーサルを事前にしっかりやるのかを確認しましょう。
当日は何人のスタッフが付くのか
スタッフが不足すると、ゲストへのケアが行き届かない恐れがあります。
当日スタッフが十分な人数ついてくれるのか確認しましょう。
やりたい演出ができるか
絶対外せない演出がある場合、それが可能かどうか確認しておきましょう。
司会者はどう選ぶか
司会者は新郎新婦が指名できるのか、式場側が勝手に決めるのか確認しましょう。
カメラマンとの事前打ち合わせはあるか
当日写真を撮ってもらうカメラマンと事前に打ち合わせできるのか確認しましょう。
メイクの打ち合わせ・リハーサルがあるか
メイクが当日イメージと違っていると困りますから、事前の打ち合わせ・リハーサルですり合わせができるのか確認しましょう。
当日はカメラマン以外の写真撮影、映像撮影が可能か
時折、ゲストによる写真撮影が禁止されている会場があります。
当日自由に写真や動画を撮っていいのか確認しましょう。
前撮りの内容と値段は適切か
結婚式場で行う前撮りは何枚撮ってもらえるのか、値段がいくらかを確認しましょう。
料金面
衣装の持ち込み料がいくらかかるか
衣装の持ち込み料がかかる結婚式場は多いですが、いくらか確認しましょう。
提携のレンタルショップで気に入ったものが見つかると限りませんから、持ち込み料が良心的な会場をおすすめします。
リングピローのレンタルは有料か
リングピローの貸し出しをしている結婚式場は多いですが、無料か有料か確認しましょう。
仮予約にキャンセル料が発生するか
仮予約では通常、キャンセルしても料金は発生しませんが、稀に発生する結婚式場があります。
無料でキャンセルできるのか必ず確認しておきましょう。
支払いは前払いか、当日払いか
支払いのタイミングによってお金をいつまでに用意しなくてはいけないのかが変わりますから、確認しておきましょう。
クレジットカード払いができるか
費用をクレジットカードで支払えるのか確認しておきましょう。
クレジットカードで支払うとポイントがつくので現金よりお得です。
キャンセル料はどのタイミングでいくら発生するか
キャンセル料は、「いつキャンセルと見積もりの何割を払う」ということが結婚式場によって違います。
契約前に必ず把握しておきましょう。
結婚式場探しで迷ったら、新郎新婦が重視したい点&プランナーの対応を軸に判断しましょう

チェックリストの項目は多いので、どの結婚式場も良い部分と悪い部分があって結局迷ってしまうこともあるでしょう。
そうならないために、あらかじめどの項目を重視するのか新郎新婦で決めて、重視する部分にはチェックリストに印をつけておきましょう。
また、結婚式にとってとても重要なのは、プランナーが信頼できる人かどうかです。
いくつかの結婚式場を巡った後で、チェックリストの結果を照らし合わせ、迷ってしまったら、あらかじめ印をつけた項目と、プランナーの対応の項目が良いところを選ぶと失敗しない式場選びができますよ。
まとめ

結婚式場を見学する段階では、結婚式についてリアルにイメージできず何をチェックすればいいのかわからない新郎新婦も多いと思います。
そんな人も、今回紹介したチェックリストを確認していけば、抜け漏れなく結婚式場の見るべきポイントを見ることができるでしょう。
チェック項目が多いので、重要視するべき項目を自分たちで決めておき、そことプランナーの対応を軸に、実際に申し込む結婚式場を決めてください。