結婚式の準備でまず最初に悩むのが「ゲストをどこまで招待するのか」ではないでしょうか。
親戚や会社関係者、友人グループなど関係性の異なる人たちを招待するため、それぞれの関係性ごとに悩んでしまうこともあるかもしれません。
そこで今回は、結婚式に招待するゲストの決め方をご紹介します。
これからゲストリストを作る予定の方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
結婚式に招待するゲストを決めるときによくある悩み

結婚式の招待ゲストを決める際に頭を悩ませてしまうは多くいます。
例えば、
- 職場の人をどこまで招待すべきかわからない
- 上司は誰を招待すればいいのか悩んでいる
- 新郎新婦でゲストの人数に差が出てしまう
など、悩みの内容もさまざまです。
結婚式に招待するかしないかは、その後の人間関係にも関わる場合があるので難しい問題ですよね。
このあと、どのようにしてゲストをリストアップすべきかご紹介していきますので、お悩みの方は参考にしてみてください。
会場の広さで招待するゲストの決め方は変わる?

会場の広さや結婚式のスタイルは招待するゲストにも影響します。
まず会場の広さによって、呼べる人数が変わります。
人数別で一般的なゲストを見てみると
- 30名…親族のみで、場合によって親しい友人を呼ぶことも
- 60名…親族、会社関係者を中心とし、友人も呼ぶ
- 100名…付き合いがある親族、会社関係者、友人を幅広く招待
このようになり、会場を決定する前にまんべんなく招待するのか友人中心にするのかなど、ゲストをどの範囲まで呼ぶかは最低限決めておいた方がいいでしょう。
また会場見学の際には、1卓に何人座ることができるかを確認しておきましょう。
結婚式に招待するゲストはいつまでにリストアップすべき?

ゲストのリストアップは、会場を決める前でも出来ること。
会場を探す前など早い段階である程度リストアップをしておくことで、
- 会場の関係で呼ぼうと思っていた人を呼べない
- 新郎新婦のゲストに差がありすぎて、ギリギリになってもめる
などということも防げます。
結婚式の4ヶ月前頃までに、招待するゲストを最終決定しましょう。
その頃までに決めておけば、招待状を発送するのが結婚式の3ヶ月前頃なので余裕を持って招待状の作成ができます。
結婚式に招待するゲストの決め方の流れをご紹介!

ゲストの決め方を具体的にご説明します。
PCやノートなどに書き出しながらゲストリストを作ってみましょう。
思いついた人をすべて書き出す
まず、招待すべきか悩む人もふくめて思いついた人をすべて書き出しましょう。
ここでは相手との関係性などは特に意識せず、名前が頭に浮かんだら書いていきます。
関係ごとに分ける
名前を書き終えたら、
- 親族
- 会社関係者
- 高校時代の友人
- 大学時代の友人
といったように、相手との関係によってカテゴリー分けをしましょう。
招待の優先度を分ける
カテゴリーの中で、
- 絶対に招待しなければならない
- 絶対に招待したい
- 可能であれば招待したい
このように優先度をつけて、わかりやすいように色分けをしておきます。
PCであれば、並べ替えをしておくと見やすいでしょう。
招待人数のバランスを見る
新郎新婦で招待人数がぴったり半々になる必要はありませんが、極端に片方が多くなってしまうのであれば招待ゲストを見直す必要もあります。
ふたりが絶対に招待したい人数を確認して、すり合わせをしてみましょう。
結婚式に招待するゲストを決める時に注意したいこと

ゲストを決める時に注意しておきたいことをご説明します。
友人や同僚などを呼ぶ場合はグループ単位で考える
よくある悩みで「グループの中で呼びたくない人がいる」という声があります。
しかし、グループ内で招待する人しない人が出てきてしまうと、その後の関係性が崩れてしまう可能性が出てくるでしょう。
そうならないためにも、グループが出来上がっている友人たちはグループで呼ぶと決めておくと、悩むこともなくなります。
結婚式に招待してくれた人はこちらからも招待するのがマナー
結婚式に招待してもらったけど、自分の結婚式に招待するか迷うという関係性の人もいるでしょう。
一般的には結婚式に招待してくれた人には、こちらからも招待をすべきです。
しかし、
- まったく連絡を取っていない
- その人と共通の友人を招待する予定がない
このような状況であれば、無理に呼ぶ必要もないでしょう。
新郎新婦の招待ゲストのバランスが取れない場合
どうしても新郎新婦どちらかのゲストが多くなってしまうのであれば、親戚や上司などを招待する少人数の結婚式にして、二次会に同僚や友人を呼ぶという手もあります。
二次会であれば結婚式ほど招待人数のバランスを気にする必要もないため、これもひとつの方法として覚えておきましょう。
結婚式に職場の人をどこまでゲストとして呼ぶか決め方はある?

招待ゲストに関しての悩みで、1番多いのが会社関係者なのではないでしょうか。
悩み別に解決方法をご紹介します。
職場の人はどこまで呼ぶべき?
職場の人をどこまで呼ぶべきなのかを決める前に、ほかに招待する親族や友人などを決定しておきましょう。
そうすることで会社関係者を呼べる人数が自然と決まります。
まず、部署の上司や先輩、同僚をリストに加えましょう。
その時点で呼べる人数をオーバーしてしてまうのであれば、上司は披露宴に招待して同僚は2次会から参加してもらうという方法もあります。
まだ、人数に余裕がある場合は、関係が深い関連部署の人たちから選びましょう。
結婚式を挙げた先輩がいるのであれば、その時はどのように職場の人を招待したのか聞いてみると参考になるかもしれません。
上司はだれを呼ぶべき?
上司を呼ぶ場合、確実に呼ぶ必要があるのが直属の上司です。
マイナビウエディングの調査によると、招待した上司は
- 直属の上司…94.3%
- 直属の上司よりさらに上の上司…44.0%
- 他部署の上司…19.2%
- 遠方の上司…4.2%
という結果となりした。
上司を招待する場合、直属の上司はほとんどの方が招待しており、さらに上の上司まで招待する方が半数近くいます。
上司をどこまで招待するかは、新郎新婦の招待人数バランスを見つつ決めましょう。
上司を呼ばずに同僚を招待するのはアリ?
人数の関係上、上司を含めて職場の人を呼ぶつもりはないけれど、親友のように仲がいい同僚を呼びたいという方もいるでしょう。
その場合、同僚は会社関係者としてではなく、友人として参加してもらえば問題ありません。
上司に報告するときも、「身内と親しい友人のみの結婚式を挙げる」と報告しておけばOKです。
ただし、いくら親しいからといって5人も6人も招待するのはよくありません。
あくまでも「会場の収容人数の関係で呼べない」という前提なので、多くても3人くらいまでにしておいた方がいいでしょう。
結婚式に親族はどこまでゲストとして呼ぶか決め方はある?

一般的には、
- 祖父母
- おじ、おば
- いとこ
この辺りまでの親族を呼ぶことが多いのですが、親族間で揉めていたりするケースもあり、簡単には決められないこともあります。
親族に関しては、自分たちよりも親の方が親族内の決まり事や関係性に詳しいことがほとんどでしょう。
そのため、親族のリストアップをしたら親に確認してもらうか、親族のリストアップ自体を親にお願いするとスムーズに決めることができます。
まとめ

今回は、結婚式に招待するゲストの決め方をご紹介しました。
結婚式の招待ゲストは会場を探す前に大体決めておき、結婚式の4ヶ月前には最終決定をしておきましょう。
ゲストを決めるときには、
- 思いついた名前を書き出す
- 関係性によってカテゴリー分けをする
- 優先順位がわかるように色分けをする
- 招待人数のバランスを見ながら調整する
このように進めていきましょう。
職場の人をどのように招待すべきか悩んだら、結婚式をしたことがある先輩に相談してみましょう。
直属の上司は必ず呼ぶようにし、必要があればさらに上の上司や他部署、遠方の上司を招待してください。
また、親族はリストアップしてから両親に確認してもらうか、両親にリストアップ自体を頼みましょう。