結婚式の準備

新郎挨拶でまさかの展開に!結婚式で慌てないために

結婚式を挙げるにあたり、ドレス選びから両親への手紙まで、準備が目白押しな新婦。

一方で新郎は、出席者の席次や余興などの大枠を決めてしまえば、後は万全の体調で結婚式の朝を迎えられればOK。

強いてあげるなら、結婚式当日に行う挨拶を抜かりなくこなせれば御の字なのですが、日頃からスピーチ慣れしている人でも、出席者全員の視線を一身に受けた状態ではトラブルがつきものです。

今、これを読んでいるあなたも、「人前で話すのが苦手」「何を話せば良いのかわからない」と悩んでいるおひとりではないでしょうか?

この記事では、筆者および夫の体験をもとに見えてきた“新郎が挨拶をする上で大切なポイント”をご紹介します。

悩めるご新郎さま、不安を解消させてスピーチを成功させてくださいね。

結婚式の印象を左右する新郎挨拶の始まりと結びのタイミング

結婚式の印象を左右する新郎挨拶の始まりと結びのタイミング

一般的に、結婚式で新郎がゲストの前で行う挨拶は冒頭と終盤に2回あります。

1回目は披露宴の開宴を告げる「ウェルカムスピーチ」、次が披露宴の終了前に行われる「謝辞」です。

このウェルカムスピーチも謝辞も、新郎が必ずするという決まりはありません。

ただ私の経験上、新郎が一度もスピーチをしないという結婚式はありませんでした

両者を新郎のスピーチとひとまとめにしてしまうと同じようにとらわれがちですが、意図する目的がまったく異なるという点に注意してください。

ウェルカムスピーチについて

ウェルカムスピーチには、式を主催するホストとして、ご多忙のなかご列席いただいた方々への「御礼」。

そして、宴を楽しんでもらいたいという「おもてなしの気持ち」をメッセージに込めることが最も重要です。

さらに、既に入籍を済ませ新生活を送っているカップルや、ベビーの誕生といった嬉しいニュースがある場合などに「近況報告」を付け加える場合もあります。

3つの例文を用意しましたので、参考にしてみてください。

例文1:列席された方へのお礼のみのパターン

本日はお忙しいなか、お越しいただきまして誠にありがとうございます。

日頃の感謝の気持ちをお伝えいたしたく、お食事をご用意させていただきました。

短い時間ではございますがお楽しみいただけましたら幸いです。

例文2:結婚式の前に入籍・新生活をスタートしたことを報告するパターン

本日は私たちのために、このように大勢の皆様にご来席いただき、本当にありがとうございます。

結婚式に先立ちまして、2人の記念日である○月○日に入籍を済ませてまいりました。

また夫婦としての生活を開始しておりますことを、この場を借りて皆さまにご報告させていただきます。

例文3:妊娠の報告を含むパターン

私たちが本日、晴れて夫婦となれましたのは、ご来席の皆様をはじめ本当に多くの方々が私たちを応援して下さり、サポートして下さったおかげです。

心から御礼申し上げるとともに、ひとつご報告がございます。

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、●月に新たな家族が増えることが分かりました。

夫婦ともに、その日を心待ちにしております。

謝辞について

続いて謝辞では、読んで字の如く、式にご列席いただいたこと、さらにこれまでお世話になった恩情に対する「御礼」をお伝えします。

加えて新しい夫婦・家族としての門出を迎え、これからどんな家庭を築いていきたいか…といった「誓い」や「目標」を皆さまにプレゼンテーションするという目的があります。

例文1

このような場をもつことができましたのも皆様のお力添えのおかげです 。

改めまして、心より御礼申し上げます。

夫婦としての第一歩を踏み出したばかりで、まだまだ未熟なふたりではございますが、これから笑顔の絶えない家庭を築いていきます。

例文2

本日はご多用のなか、私どもの結婚式にご来席くださいましてありがとうございました。

また、温かい余興やスピーチで盛り上げてくださった皆様にも、深く感謝申し上げます。

なにぶん若輩者ではございますが、皆様より頂戴したたくさんのお言葉を胸に、本日より、ふたりで力を合わせて、幸せな家庭を築いていきたいと存じます。

例文3

本日は皆様、私達の結婚式にお集まりいただき本当にありがとうございました。

これだけたくさんの人達に愛される私達は幸せ者だと、心から感じております。

未熟なふたりですので、これからも皆様にお助けいただく場面があるかと思います。

そのときにはどうぞ、アドバイスやお力添えをいただけるよう、お願いいたします。

本当にありがとうございました。

いざ結婚式本番、新郎挨拶直前でまさかの展開に大慌て

いざ結婚式本番、新郎挨拶直前でまさかの展開に大慌て

では筆者の場合はどうだったかというと、夫は学生時代は柔道とラグビーに精を出し、主将経験もある硬派な九州男児。

仕事柄、研修会やプレゼンなどで大勢の人の前に出て話をすることには慣れており、本人もプレッシャーには感じていないようでした。

本番でのエピソード

私と2人で原稿を作成し、何度も練習をした甲斐があり、ウェルカムスピーチは原稿をほぼ見ることもなく完遂して幸先のよい滑り出しを見せました。

懸念であった余興もつつがなく成功し、いよいよ披露宴も大詰め。

けれど大トリである謝辞の直前、両家を代表した親族挨拶での出来事、普段よりお酒の入った義父が、「昔は泣き虫だった」「こんなにも息子に人望があるとは思っていなかった」といった、新郎のイメージを覆すような発言を連発したのです。

新郎の知られざる一面が披露されて

会場は笑いの渦に包まれましたが、当の新郎はまさかのドッキリ発言にパニックになり、頭は真っ白。

準備していた原稿が完全に吹き飛んでしまいました

しかしながらしばし口ごもったのも束の間、気を取り直して開き直ってアドリブで切り抜けることができました。

思い描いていたイメージとは違った展開になったものの、大事故にはならずに済んだのですが、当の本人は深く凹んでおり、撮影したビデオを見ていてもそのシーンが来ると必ず早送りするほどです。

参列者に感想を聞くと

ところが、後日出席してくれた私の友人にこのときの感想を聞いてみたところ、

人間味溢れる普段の姿がわかって好感がもてた
危機的な状況を咄嗟に切り抜けたアドリブ力がすごい

と概ね高評価。

本人が気にするほど、周りは気にしていないものなんですね。

むしろ、今となっては家族が集まって結婚式の話になるとその時のことが話題に上り、「あれは父さんが悪い」「いや、盛り上がる良い演出ができた」と笑い話になっています。

失敗も笑顔で乗り切れば良き思い出に

失敗も笑顔で乗り切れば良き思い出に

自分のことを棚に上げて、新郎の失敗談を暴露しておりますが、かくいう筆者にも忘れられないエピソードがあります。

両親への記念品贈呈で

記念品として誕生時の体重でできたバースデーベアと写真立てを贈る手筈にしていました。

本来は母にバースデーベアを、父に写真立てを手渡すはずが、無意識のうちに父にバースデーベアを渡してしまい…。

気づいた両親がバツが悪そうに交換するという動作がビデオに残っており、その時は恥ずかしさもありましたが、今となっては良い思い出です。

新郎だけでなく、緊張しているのは新婦も同じ

万が一結婚式や披露宴の最中に何かハプニングが起こったとしても、後々必ず幸せな笑い話になりますので、気を楽に持って楽しみましょう。

結婚式で新郎が挨拶を成功させるための3つのコツ

結婚式で新郎が挨拶を成功させるための3つのコツ

結婚式は一生に一度のやり直しのきかない大舞台。

当日は感極まったり、笑いが起こったりでイメージ通りにいかないこともあります。

この人生最大の見せ場で、ここだけを外さなければ大丈夫!というポイントが3つあります。

口下手でもいい、自分の言葉で思いを伝える

緊張して頭が真っ白になったとしても、自分の思いを自分の言葉で伝えることができれば、出席者にはきっと伝わるはずです。

事前準備はしっかりと、ただアドリブでも問題なし

筆者の夫は予定していた挨拶がすっかり飛んでしまいましたが、アドリブでも伝えたい思いが入っていれば祝福の拍手が迎えてくれます。

大きな声でハキハキと、堂々とした姿勢が好印象を生む

突然のハプニングにもひるむことなく、堂々と話すことができればそれだけで出席者からの印象は良きものになります。

まとめ

まとめ

誰でも少なからず緊張はするものですし、大なり小なり失敗はつきものです。

筆者の夫のように、予期せぬハプニングで頭が真っ白になることもあるでしょう。

そうなってしまった時に「失敗したって良いじゃない」と気負わず、「いかに臨機応変に対応できるか」これが大切です

今回ご紹介した筆者と夫の体験談はお役に立ちましたでしょうか?

これから佳き日を迎えられるご新郎様が、感謝と幸福に満ちたこの場面でしか得られない非日常の瞬間を、体いっぱいに感じられることを陰ながら祈っています!

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