結婚式のドレスは、自分の好みやインスピレーションで決めてしまうと後悔に繋がります。
ポイントを抑えてドレス選びをすれば、会場に映える運命の1着を見つけることができるでしょう。
今回は、結婚式のドレスの選び方についてご紹介します。
目次
結婚式のドレス選びは何店舗くらい比較すればいい?

「ゼクシィトレンド調査2019」によると、ウェディングドレスを決めるまでに回った店舗数は、
- 1店舗…70.1%
- 2店舗…17.4%
- 3店舗…7.1%
という結果に。
多くの方が1店舗目で決めていますが、1店舗の場合は式場提携のドレスショップで決めたという方も多いかもしれません。
あれこれドレスを見て回るのは意外と大変なものです。
事前に結婚情報誌やネットで好みのドレスを探して、試着に行きたいドレスショップを絞り込んでおきましょう。
ドレスの持ち込み料がかかるかチェック

「ゼクシィトレンド調査2019」によると、ウェディングドレスの持ち込み料があったという割合は
- 持ち込み料があった…45.7%
- 持ち込み料があったけれど、会場がサービスしてくれた…17.3%
- 持ち込み料があったけれど、外部の衣装店が負担してくれた…7.3%
このように、70%以上のカップルが持ち込み料があったと答えています。
持ち込み料は会場によって金額も違うため、ドレスを探す前に確認が必要。
式場提携のドレスショップで好みのドレスが見つかれば持ち込み料も不要ですが、必ずお気に入りのドレスが見つかるとも限りません。
また、提携のドレスショップのドレスを選ばなかった理由として「値段が高かった」という方も多くいます。
その場合、外部のドレスショップでレンタルや購入をして、持ち込み料を払った方が費用を抑えられるか検討する必要があります。
ドレスの持ち込み料がかかるのはレンタルだけで、購入したドレスにはかからない場合もあるので、会場に詳細を確認してみましょう。
ドレス選びの注意点

ドレスショップに行く時に、覚えておきたい注意点をご紹介します。
会場を選んでからドレスを決めよう
会場を選ぶ前にドレスを選び、雰囲気が合わず失敗してしまった…という花嫁もいます。
例えば、
- 会場がシックな雰囲気なのにかなり可愛らしいデザインでちぐはぐな印象になる
- ナチュラルなデザインのドレスが会場の雰囲気に負けてしまう
このように会場とドレスの相性も大切です。
まず会場を選び、「その会場で着るドレス」というイメージをしながらドレス選びをすると、失敗しにくいでしょう。
予約時に希望のドレスが試着できるか確認
ネットなどで好みのドレスを見つけいざ試着に行ってみたら、レンタル中などの理由で試着ができないということもあります。
せっかく試着に行くのですから、お目当てのものは確実に試着したいところ。
無駄足にならないためにも、予約希望の日はお目当てのドレスが試着できるかを前もって確認しておきましょう。
思い込みで選択肢の幅を狭めない
好みのデザインのイメージをしっかりと持っているのはドレスが決めやすく良いことですが、それにこだわり過ぎてしまうと選択肢の幅を狭めたり、「運命の1着が見つからない」とドレスショップ巡りが終わらなことも。
あえて色々なドレスを着てみると、似合わないと思っていたラインのドレスがしっくりきたり、普段選ばないような色が似合うことに気付いたりすることもあります。
大まかなイメージを店員さんに伝えて、提案されたドレスが思った以上に良かったということも多いため、自分で似合う似合わないを決めつけずに試着してみましょう。
体型は試着の時までにできるだけ仕上げておく
「結婚式までにダイエット!」という女性は多いですよね。
しかしダイエットを考えている方は、可能な限りドレス選びの時までに結婚式当日に近い体型まで仕上げておくことが理想です。
ドレスはサイズが合わないと美しく着ることができず、さらにずり落ちてきたりと当日困ってしまうことも。
ドレスをキレイに着こなせるように、ダイエットはドレス試着の時までにしておき、結婚式まで体型キープを心がけましょう。
試着は意見を言ってくれる人と一緒に
ドレス選びは花嫁のイメージなどを理解していて、意見もしっかり言ってくれる人についてきてもらいましょう。
母親や姉妹などの家族や、友人、もちろん新郎でも大丈夫。
的確なアドバイスをくれそうな人と一緒に選べば、客観的に見てもよく似合っているピッタリな1着に出会えるでしょう。
ドレス試着に行く前の事前準備

ドレス試着に出掛ける前にしておく準備をご紹介します。
服装やヘアメイク
ドレスを試着に行く日の服装は、脱ぎ着がスムーズにできるものを選びましょう。
ストッキングは持参しても良いですし、あらかじめ履いていけばショップで履く手間を省けます。
ヘアスタイルはドレスに合わせて簡単にセットをしてくれるドレスショップもあるので、アレンジしやすい状態で出かけましょう。
メイクは結婚式を意識してしっかりしていくことをオススメします。
メイクで印象がかなり変わりますので、スッピンで行くのはNGです。
ブライダルインナーを持っていく
ドレスショップによってブライダルインナーを貸し出してくれます。
もし貸し出しがない場合、ブライダルインナーをすでに持っているのであれば当日持参しましょう。
ドレスの形状によってブライダルインナーの種類は変わるので、ドレスを選ぶ前にブライダルインナーを購入する必要はありません。
小物類
ドレスに合わせたいと考えているアクセサリーやヘッドドレスなどの小物があれば、試着で合わせて確認できるように持参しましょう。
ドレスショップでもアクセサリーや小物はレンタルできるので、無理に用意する必要はありません。
カメラ
ドレスショップを数件回ったり、何着もドレスを試着した場合、後から比較できるように写真を撮っておく必要があります。
ショップによっては撮影ができないこともあるので、事前に撮影可能かを確認しておきましょう。
ポーズは前と後ろだけでなく、いろんな角度から撮っておくといいでしょう。
ドレスを試着した時のチェックポイント

ドレスを試着している時に必ず確認するべきポイントをご紹介します。
フィット感はしっかり確認
ドレスを着る上で、フィット感はとても大切。
ゆるくても、キツすぎてもいけません。
特に上半身のバスト周りは重要で、バストサイズの合わないドレスはキレイに着こなすことができません。
さらに、ウエスト周りは少しつまめる程度のゆとりがあるものを選ぶと着こなしやすいでしょう。
ピッタリくるサイズがない場合、ブライダルインナーなどで体型補正をすれば大丈夫かなど、スタッフに相談してみましょう。
バックビューは重要
後ろから見た姿は意外と重要。
- キツすぎる印象がないか
- 背中の空き具合
- ヒップラインはキレイか
など、確認することは多いもの。
付き添いの人に見てもらったり、写真を撮ってもらって確認するといいでしょう。
鏡から離れてバランスチェック
スカートの長さやトレーンなど、全体のバランスを見るためにも、鏡から少し離れたり写真を撮ってチェックしてみましょう。
ゲストは離れた場所からドレス姿を見ることがほとんど。
客観的な見え方も確認することができます。
試着したら色々なポーズを
試着をした時に棒立ちになって全身を見るだけで終わらせてしまう方は多いもの。
そのため、結婚式本番で実際に着て動いた時にドレスの難点に気づくこともあります。
試着をしたら腕を上げてみたり、実際に歩いてみて重さを確認したりすることも大切です。
ヒールの高さチェック
ウェディングドレスを試着する時は、ヒールの高さも確認しておきます。
ヒールが高すぎるとドレスの裾から見えすぎて格好悪くなってしまいますし、低すぎても裾を引きずってしまいます。
実際にヒールを履いてドレスを着た時の新郎とのバランスも合わせてチェックしておきましょう。
まとめ

今回は、結婚式のドレスの選び方をご紹介しました。
ドレスを選ぶ前に確認したいのが式場の持ち込み料の有無です。
多くの会場で持ち込み料があるので、詳細を確認しましょう。
ドレス選びをする時は会場を選んでから始めないと、会場の印象と合わなくなってしまうことも。
予約をする際には、気になるドレスがあれば試着可能か確認しておき、実際に試着をしたら動きやすさや重さもチェックしてください。
ダイエットを考えてる方は、試着までに終わらせておくことをオススメします。
試着に行く場合、着替えやすい服でメイクをしっかりして、髪型はアレンジしやすいようにして出かけます。
小物やインナーなど忘れ物がないかチェックしましょう。
ドレスを試着したら、フィット感やバックビュー、全体のバランスチェックを必ずしましょう。