結婚式を挙げようと考えているのであれば、まずは結婚式にいくらかかるのか見積もりを見て判断しますよね。
でも実際出てきた見積もりを見ると、思ったよりも高額だった…という経験はありませんか?
実は見積もりの中には節約できる部分がたくさんあります。
知っていると上手に節約できるので、本記事の内容をよく読んで結婚式を賢く挙げましょう。
目次
結婚式の見積もりとは?

結婚式の見積もりとは、結婚式を挙げる上でどのくらい費用がかかるかまとまった明細のことを言います。
結婚式では披露宴会場、料理、衣装など様々費用が発生しますよね。
その内訳を確認するために、見積もりは出してもらいましょう。
結婚式の見積もりを取るときに必要なこと

結婚式の見積もりを取るときに必要なことはプランナーさんに自分たちの計画を詳しく話さないといけません。
- 招待人数
- こだわり
- 予算
特にこの3つは先に2人で決めておくことが大切です。
大人数で盛大に結婚式を挙げたい、それとも少人数でこじんまりと挙げたいなど招待人数はある程度決めておきましょう。
また、料理のグレードは上げたい、お花は少なくてもいい、余興はなしでみんなでゲームをしたいなど結婚式でこだわりたい部分があれば、それを事前に話しておきましょう。
見積もりを取るときに一番大切なのは予算です。
結婚式にどれくらいお金がかけられるかを、自分たちの貯金、親の援助、招待客のご祝儀によって決めていく必要があります。
結婚式費用の平均予算
見積もりを取る上で結婚式費用が平均でどのくらいかかるのか今一度確認していきましょう。
結婚式にかかる費用…357.5万円(2018年ゼクシィ調査)
全国平均でおよそ357.5万円の費用がかかります。
結婚式の見積もりを取るときには、平均費用と比べてみて考えてみてください。

結婚式の見積もりは比較するべき?

会場がまだ決まってない場合、それぞれの会場から見積もりを取り、費用を比較していきましょう。
見積もりを比較すると会場によって明細金額が違うので、参考にすることができます。
値引き交渉にも役立つので、いくつか見積もり取っておきましょう。
結婚式の見積もりの内容を削るポイントは5つ!

見積もりを取ったあとに費用を抑えたいという場合は、内容を見直す必要があります。
本当にこの見積もり内容でいいかどうかひとつひとつ確認をしていきましょう。
もしかするとこの内容は削っていいかもしれないという項目が出てくるかもしれません。
見積もりの内容を削るときのポイントは以下の5つになります。
1.ペーパーアイテム
ペーパーアイテム代はもしかすると削れる部分かもしれません。
ペーパーアイテムというと招待状、席札、席次表、メニュー表などがありますが、これを自分たちでやることで費用を下げることができます。
時間に余裕がある場合は、式場に頼むのではなく、自分たちで用意してみるのも手です。
実際どのくらい費用を抑えられるかというと、一人当たりだいたい1500円程かかるのがペーパーアイテム代です。
しかし、自分たちで作成する場合、紙代と印刷代だけに抑えられるので1人当たり500円程でできてしまいます!
もし、自分たちで一から作成するのが不安だという方は、手作りキットや低価格で作成してくれるお店などもあるので、頼ってみることもオススメです。

2.ウェルカムボード
ウェルカムボードを式場に依頼している場合は、自分たちで用意してみませんか?
実際、式場にお願いすると2〜3万程費用がかかるケースも。
少しでも費用を抑えたい場合は、ウェルカムボードを自分たちで準備しましょう。
といっても、ボードを用意しなければいけないという必要はありません。
招待客を迎える為に用意するものならなんでもいいので例えば、
- バルーン
- ぬいぐるみ
- 花のリース
- 2人の写真
などなど、いろんなものを使って招待客をお迎えしてあげましょう。
2人が考えたものであればゲストもきっと喜んでくれるはずです。
3.料理&飲み物
実は最初の見積もり段階では、料理や飲み物のランクを詳しく決めることはしません。
なので、何回か打ち合わせをする中で、実はグレードアップするとこんな美味しい料理に変更できますよと案内されたりするのです。
招待客には美味しい料理でもてなしたいと思うと初回の見積もり金額より高くなってしまうということが起きてきます。
予算内に収めたい場合は、見積もり金額を初めからギリギリにするのではなくランクアップするかもしれない前提で見積もってもらいましょう。
また、初めからランクの高い料理のコースで見積もりが出ていたりすることもあります。
スタンダードなコースでも招待客に満足してもらえそうであれば、料理のグレードを下げても問題ないでしょう。
4.プロフィール&エンディングムービー
プロフィールとエンディングムービー料金を合計すると20~30万程になることも!
それを聞いて「ものすごく高くない?」と思った場合は、思い切って見積もりからムービー代を削ってみましょう。
ムービーは自分たちで作成したり、違う業者を見つけてムービーを作ってもらうなどで費用を抑えることができます。
ムービーは無料で作れるソフトやアプリがあったり、簡単に作成することができます。
また、業者を手配する場合、会社や個人で結婚式用のムービー作成をしているところが多くあるので、ネットで探すとすぐ見つけることができます。
式場でムービー作成を頼むと、決められたテンプレートムービーに写真を当て込むことが多いので、写真の制限があったり、こちら側の意見を反映できない場合もあります。
自分たちで作成をすれば、費用を抑える以外にも写真の制限がなくこだわった演出ができたりするのでおすすめです。

5.アルバム
最近アルバムは自分たちで作るという人が増えています。
自分たちで作ることで、写真を加工したり、好きな写真を選べるというメリットがあるからです。
また、アルバムを作ってもどうせ見返さないから作らないという意見もあります。
写真データを携帯に入れて見返すので十分のであれば、あえてアルバムを作る必要はないのかもしれません。
アルバムを自分たちで作成する、アルバムを作ることにこだわりがない人などは、見積もり内容から削っていいでしょう。
アルバムの費用は5万~10万円程なので、結婚費用を節約できますよ。
また、その他にも結婚式の費用を抑えるポイントをまとめた記事があるので、こちらも合わせて読むと良いでしょう。

結婚式場の契約前に確認しておきたいこと

実は契約前に確認しなくてはいけないのは、結婚式の見積もり以外にも費用がかかる場合があるということ。
どんなことに費用がかかるのか事前に把握しておきましょう。
- 衣裳小物(下着やスパッツ、ストッキングなど)
- ヘアメイクリハーサル
- 着付け
- お車代
- お礼(受付、挨拶、余興などで当日お世話になった人へ )
- プチギフト
このように、いくつか見積もり以外に費用がかかる場合があるので、注意しましょう。
契約したあとに、話と違っているという風にならないようにすることが大事です。
費用面で不安なことは事前にプランナーさんに相談しておきましょう。
最後に

結婚式の見積もりは削れる部分がいくつかあります。
予算内に収まらない場合は、違う会場にも足を運んでみたり、自分たちでできるところがあれば式場に頼まずに自分たちで作成してみるのも手です。
結婚式はお金がとてもかかるイベントなので、節約するところはお金を抑えて賢く動いていきましょう。
結婚式の費用が予算内に収まれば、新婚旅行や新居へ引っ越しなどの先に待っているイベントへ費用を回すこともできます。
結婚式を挙げた後に資金繰りが苦しくならないよう、結婚にかかる費用はプランナーさんと相談しながら、細かくチェックしていってくださいね。