結婚式は挙げたいけど貯金が無かったり仕事が忙しくて時間が見つけられない…。
そう思ってなかなか結婚式に踏み込めない新郎新婦さんへ。
その悩み、チャペルのみの結婚式にすることで一気に解決できるかもしれません。
今回は、チャペルで結婚式を挙げる新郎新婦さんに向けてとっておきの情報をお話します。
目次
今どきの結婚式はチャペルのみで十分
結婚式はお金がかかる…。それは逃れられない事実です。
お金をかけてまで結婚式を挙げる必要はあるのか?と疑問に思う新郎新婦さんは多いですよね。
しかし、結婚式というのは、2人が夫婦になる覚悟を決めたり、家族に今までの感謝の気持ちを伝えるというのにとても適した場です。
挙式を前向きに考えている新郎新婦さんであれば、チャペルのみで結婚式を挙げる方法を提案します。
少し前の時代であれば世間体を気にして結婚式は披露宴までするという考え方がありましたが、現代は結婚式に対しての価値観も変わってきているのでチャペルのみでも十分だと考えます。
チャペルの相場はいくらくらい?
チャペルで結婚式を挙げるなら相場はどのくらいか気になりますよね。
大体費用は10万円〜20万円程になります。
衣裳のグレードアップや写真撮影などで費用は前後してきます。
チャペルに呼ぶ人数はどのくらい?
チャペルに呼ぶ人数ですが、会場のキャパによって収容人数が違うので一概に言えませんが、30〜50名程入れるところが多いです。
一般的に親族をゲストに招くことが多いですが、親しい友人などを招待することもできます。
結婚式をチャペルで挙げるときのマナーについて

チャペルで結婚式を挙げるというのは、つまりキリスト式で結婚式を挙げるということになります。
キリスト式の結婚式は日本では一般的に広く知られていて、誰でも抵抗なく結婚式を挙げています。
まずは、チャペルで結婚式を挙げるときのマナーについて理解していきましょう。
プロテスタントとカトリックの結婚式について
チャペルで結婚式を挙げるときに気を付けたいマナーの一つに宗派を理解しておくことが必要です。
キリスト教には2つの宗派があります。
それがプロテスタントとカトリックです。
2つの宗派によって呼び名の違いがあることをご存知でしょうか?
司会者
- プロテスタント・・・牧師
- カトリック・・・神父
歌
- プロテスタント・・・賛美歌
- カトリック・・・聖歌
ステージ
- プロテスタント・・・祭壇
- カトリック・・・聖壇
というように、プロテスタントとカトリックで少し違いがあることを知っておきましょう。
特にキリスト教を信仰しているわけでなければ、宗派にこだわる必要はないでしょう。
日本においてはプロテスタントの結婚式を取り行われていることが多いようです。
花嫁の衣裳は肌の露出を控えた方がいい?
キリスト式の結婚式では、花嫁の衣裳は肌の露出を控えめにする必要があります。
ドレスは会場の雰囲気にあったもので、特に王道ドレスと言われるAラインのウェディングドレスがチャペルにはしっくりくるデザインです。
また、ウェディングベールは顔がしっかり隠れるものにし、長めのグローブを手につけます。
アクセサリーは花嫁の象徴とも言われているパールのものを身に着けるのが好ましいです。
チャペルで結婚式を行うときの流れって?

チャペルで結婚式を行うときの流れを把握しておきましょう。
チャペル結婚式の流れ
①ゲスト入場
参列するゲストが席について待機します。
席順に関しては血縁関係が近い人ほど前の席につきます。
新婦の父は新婦とヴァージンロードを歩くので、新郎新婦と一緒に待機します。
②牧師(神父)入場
牧師(神父)が入場し、開会宣言をしたらゲストは起立をします。
③新郎入場
新郎が入場をして祭壇まで歩いていき新婦を待ちます。
④新婦入場
新婦が父親にエスコートされ入場しバージンロードを歩きます。
⑤賛美歌(聖歌)を斉唱
新郎新婦が揃ったら、全員で賛美歌(聖歌)を斉唱します。
⑥聖書朗読
牧師(神父)が聖書の一部を読み神に祈りを捧げます。
⑦誓約
牧師(神父)の問いかけに新郎新婦が答え、結婚を誓約します。
2人は夫婦となり、新郎が新婦のウェディングベールを上げて誓いのキスをします。
⑧指輪の交換
新婦のグローブを外しブーケを置きます。
牧師(神父)から指輪を受け取り、薬指に新婦の指から指輪をはめます。
⑨結婚宣言
牧師(神父)が新郎新婦の右手を重ね、その上に牧師の手を置き神に祈ります。
その後、2人の結婚が成立したことを宣言します。
⑩結婚証明書にサイン
新郎新婦、牧師(神父)の順に結婚証明書にサインをします。
⑪賛美歌(聖歌)斉唱
全員で賛美歌(聖歌)を斉唱し、結婚を祝福します。
⑫新郎新婦退場
新郎新婦が腕を組みバージンロードを歩いて退場をします。
ゲストは温かく2人を祝福します。
⑬挙式後
挙式後にゲストが会場外に並び、フラワーシャワーなどをして新郎新婦をお祝いします。
チャペル結婚式の時間はどれくらい?
チャペル結婚式の時間は20分〜30分程となります。
終わった後に親族で会食をするなどしてもいいでしょう。
ゲストからご祝儀をもらった際はどう対応するのが正解?
チャペルのみの結婚式の場合、基本的にご祝儀をもらうことはありませんが、一部のゲストはご祝儀を包んで渡してくれる場合があります。
その際、包まれていた金額が1万円であればお返しをする必要はありませんが、それ以上であればお返しを検討した方がいいでしょう。
ご祝儀をたくさんもらったら内祝いを贈る
ご祝儀をたくさんもらった場合は後日内祝いを贈りましょう。
内祝いの金額はご祝儀の3割〜5割を目安にプレゼントを選びます。
よく選ばれるているプレゼントは、カタログギフトやタオルセット、高級菓子、食器などです。
すぐに会える距離に住んでいるのであれば、直接渡しに行くのがマナーです。
また、内祝いを贈るときは手紙を添えて感謝の気持ちを伝えるとゲストも喜ぶはずです。
まとめ

チャペルで結婚式を挙げる場合のマナーや流れについてお話ししました。
お金や時間の問題で結婚式を挙げることに躊躇している新郎新婦さんは、是非チャペルで挙式を検討してみませんか?
厳粛で神聖な教会で永遠の愛を誓うことで、より一層夫婦の絆を深めることができます。
自分たちの大切な家族や友人を招いて、素敵な結婚式を挙げてくださいね。
