火がゆらゆらと揺らめくキャンドル…。
キャンドルに魅了された人なら、結婚式に使いたい!と思う人も少なくはないのではないでしょうか。
欧米では、キャンドルの灯りには天使が宿るという言い伝えがあります。
また、キャンドルを消すと天使が願いを叶えてくれると言われています。素敵な言い伝えですよね!
だけど結婚式にキャンドルといったら、定番のキャンドルサービスしか思いつかない…?いやいや、キャンドルの演出はたくさんあります。
様々なキャンドルの使い方や、キャンドルの種類を見ていきましょう!
目次
テーブルラウンドでキャンドルを使用する3パターン!

テーブルラウンドとは、新郎新婦がゲストのテーブルへ行って演出を行うものです。
キャンドルを使用した人気の演出はキャンドルサービスとキャンドルリレーがあります。
この2つで悩んでいる場合、どちらが良いでしょうか?
また、その他キャンドルを使用したテーブルラウンドはあるでしょうか?
定番のキャンドルサービス
お色直し後、新郎新婦がゲストのテーブルをまわります。
新郎新婦が持つ火を灯す棒はトーチと言い、2人でそのトーチを持ってキャンドルを灯していきます。
ゲストテーブルを回った後はゲストに見守られながらメインテーブルに灯し、終了となります。
キャンドルサービスの注意点!
キャンドルサービスは定番なので、他のカップルと被りやすいという点があります。
定番とはつまり人気でもあるわけですが、定番のテーブルラウンドをしたいかどうか2人でしっかり話し合いましょう。
ゲスト全員が参加できる!キャンドルリレー
キャンドルリレーとは新郎新婦からゲストへキャンドルの灯りをつないでいくセレモニーで、ゲスト全員が参加できるというところが最大の魅力です。
ゲストからゲストへ火が灯っていくのはとても美しいですよね。
流れや時間はキャンドルサービスと変わりません。
ゲスト分のキャンドルを用意するとなると費用が気になるところですが、意外にもキャンドルサービスより費用はかかりません。
キャンドルリレーの注意点!
キャンドルリレーは火の蝋が溶けて落ちてしまうことや、淵の部分が熱くなる心配があります。
特に年配の方や子供が多い場合には、注意がけのアナウンスをしてもらうようにしましょう。
時を経て楽しめる!タイムカプセルキャンドルとは?
タイムカプセルキャンドルとは、結婚式が終わったあとも長く楽しむことができる、ちょっとスパイスの利いた演出です。
テーブルラウンドでタイムカプセルキャンドルを使った演出について解説します。
ゲストにメッセージを書いてもらい、その用紙を専用のカプセルに入れます。
メインキャンドルの中にセットし、灯すことで固め入れることができます。
毎年記念日などで10分~15分ほど溶かしていくと、10年後にゲストからのメッセージを読むことができるのです。
タイムカプセルキャンドルの注意点!
メッセージの貰い忘れに注意しましょう。
必ずゲスト全員分を回収できるように、早めにメッセージを書いてもらうようにアナウンスをしてもらうようにすると良いでしょう。
キャンドルでしかできない変わった演出!どんなものがある?

テーブルラウンド以外にもキャンドルを使った演出があります。
新しい家族へ繋ぐ、ユニティキャンドル
家族との絆を感じられる演出がしたい!というカップルにはユニティキャンドルがおすすめ。
ユニティとは統合、ひとつになることを意味します。
別の人生を生きていた2人が新しいひとつの家族になることを意味します。
ユニティキャンドルは挙式中に行います。
3本のろうそくが立てられ、両サイドのろうそくに両家の母親が炎を灯します。
新郎新婦の2人はそれぞれ自身の母親が灯したろうそくを持ち、中央のキャンドルに同時に点火します。
ユニティキャンドルの注意点!
日本ではユニティキャンドルはあまり聞きなじみのある演出ではありません。
そのため、ゲストを置いてきぼりにならないようにしましょう。
司会者に説明を入れてもらうと、わかりやすく親切です。
サプライズメッセージ!クレールストーリアキャンドル
クレールストーリアキャンドルは、マジカルなキャンドル。
火を灯したキャンドルに蓋をかぶせると、手書きのメッセージが浮かび上がってくるキャンドルです。
ゲストへサプライズしたい!というカップルにぴったりです。
演出を行うタイミングは新郎挨拶後など、披露宴のシメのタイミングが多いです。
もう披露宴も終わり退場するだけ…と油断してるゲストにとっては驚きと嬉しさに包まれるでしょう!
クレールストーリアキャンドルの注意点!
テーブルに置いておくものなので邪魔にならないような大きさのものにしましょう。
また、普通のメッセージカードより見にくく面積も小さいので文字数はあまり多くできません。
大きく見やすいようにメッセージを書きましょう。
結婚式に使用するキャンドルのデザイン8選!

ゲストテーブルや受付、ウェルカムスペースやメインテーブルに使用するのも素敵な演出になります。
どんなシーンにどんなキャンドルが合うでしょうか?
ベーシックキャンドル
基本となるキャンドルで、シンプルなデザインです。
ですが、形は様々。
他のアイテムなどを際立たせたい時にはシンプルなベーシックキャンドルを使うのがおすすめです。
他のアイテムを際立たせたい
- ラウンド型 (円柱)
- スクエア型 (直方体)
ゲストテーブルをカラフルな装飾、装花にするにはラウンド型やスクエア型がおすすめです。
メインテーブルやゲストテーブルに
- テーパー型 (棒状のもの)
- スパイラル型 (ねじれた棒)
いかにもキャンドル!というキャンドルを使用したい場合はテーパー型やスパイラル型などの棒状のものがおすすめです。
専用のキャンドル台を使用することで一気にキャンドルらしい華やかな演出になります。
メインテーブルに使用したり、ゲストテーブルにも使用できます。
ゲストテーブルに使用する場合は装花よりキャンドルに合わせて装花を選ぶと良いでしょう。
ちょっとかわいらしいキャンドルを使用したい
- コーン型 (コーン状のもの)
- ボール型 (球体)
コーン型やボール型のキャンドルはちょっとここじゃれさせたい時に使うのがおすすめです。
ゲストテーブルに席札代わりに使用したり、受付に置いておくのもかわいらしいです。
フローティングキャンドル
水に浮かべて使用するキャンドルです。
夏場の結婚式には特に爽やかに演出できます。
また、キャンドルに加えてお花や花びらを一緒に浮かべるのもかわいらしい演出になります。
ゲストテーブルや、ウェルカムスペースなどに置いておくのに最適です。
グラスキャンドル・缶キャンドル
不燃性の器に蝋を流し込んだキャンドルです。
ろうそくと入れ物が一体型となっているので、ゲストのおみやげなど、持ち運びには最適です。
垂れにくいといった意味でもとても安心です。
キャンドルを使用する際の注意点!
披露宴は約2時間半~3時間ほどかかります。
小さいキャンドルを購入する場合には少し注意しましょう。
結婚式場から提案されるキャンドルは配慮されているはずですが、個人でキャンドルを購入する場合はどれくらい燃焼時間が持つか確認しておきましょう。
4時間燃焼するものを選べば安心です。
まとめ

キャンドルの使用法や様々なシーンに合わせたキャンドルをご紹介しました。
定番のキャンドルサービスも魅力的ですし、伝統的なユニティキャンドルや、一風変わったタイムカプセルキャンドルやクレールストーリアキャンドルも素敵です。
大きい注目は集めなくとも、ゲストテーブルやウェルカムスペースなどにそっとキャンドルを立てるのもまた、オシャレに演出できることでしょう。
たくさんのキャンドル演出があってむしろ困ってしまうかもしれませんが、新郎新婦お二人の大切にしているものを表現できるものが必ずあります。
お二人の表現に1番合った演出ができるよう、応援しています!
