運命的な出会いをした2人の門出をお祝いする結婚式。
結婚式を計画していく中で初めからキャンセルのことを考えているカップルはいないと思います。
しかし、様々な理由から結婚式をキャンセルすることになってしまった。
そんな場合はどうすればいいのか?疑問に思いますよね。
今回はやむ終えず結婚式をキャンセルする場合にどうしていけばいいかお話ししていきます。
目次
キャンセルするか2人でもう一度考える

結婚式を本当にキャンセルするときは、2人でもう一度考えてみましょう。
落ち着いて考えることで違った選択肢が見つかるかもしれません。
キャンセルではなく延期にする
結婚式をキャンセルではなく延期にする方法もあります。
“結婚式を挙げるのは今じゃない”と2人が思うのであれば延期を選択するというのはいい判断だと思います。
結婚式はお互いが挙げたいタイミングでするのが一番。
無理矢理挙げて後悔するくらいなら延期した方がマシです。
延期して時間が空いた分2人で気晴らしに旅行に行ってもいいかもしれません。
キャンセルするが結婚はする
結婚式をキャンセルしても結婚はするという選択もあります。
わざわざ大勢の人を呼んで結婚式をするというのは自分たちに合わないということであれば、婚姻届を提出して結婚をするという簡単な方法を選んでもいいでしょう。
思い出作りのために2人で結婚のお祝いをして楽しく過ごすといった時間にしてもいいでしょう。
キャンセルをして婚約を解消する
結婚式をキャンセルした後、婚約を解消する答えを出す場合もあります。
性格の不一致、生活環境の変化、浮気など色んな原因が隠れていると思います。
しかしこういうときは、結婚式を挙げる前に分かってよかったと考えた方が賢明です。
他人同士が結婚をして家族になるというのは簡単ではありません。
人生のパートナーは別にいるかもしれない、結婚しない人生の方が自分に合っているなど迷いがある場合は、無理に結婚は進めない方がいいでしょう。
わたしたちこんな理由で結婚式をキャンセルしました!
運命の出会いをして結ばれた2人であっても、結婚式を控える中で色んな問題に遭遇して結婚式をキャンセルしないといけない場面になることもあります。
しかし、それをマイナスに考えずに2人に与えられた試練だと思って乗り越えていきましょう。
そうすることで2人の絆がさらに強くなるはずです。
キャンセルの報告する

結婚式をキャンセルすることが2人の中で決まったら、キャンセルの報告をしていかなければいけません。
結婚式を挙げることを決めてすぐの段階であれば報告する相手が少なくて済みますが、間近になってからのキャンセルだと報告する相手が増えているので、とても大変です。
両親・親族へ報告
お互いの両親や親族に結婚式のキャンセルを報告する場合、反対されたり激怒されるということがあり得ます。
特に嫁に出す側の家族は、悲痛な想いでいるはずです。
そんなときは、新郎側が責められることもあります。
しかし、結婚式のキャンセルを決めたのは2人です。
両親がちゃんと納得してくれるようにじっくり話し合ってください。
上司へ報告
上司へ結婚式のキャンセルを報告する場合、ゆっくり話せる時間をとってもらうようにしましょう。
暗い話を仕事中にするのは厳禁です。
上司も反応に困ってしまうでしょう。
特に主賓で呼んでいてスピーチなどを頼んでいた場合は、キャンセルに至った理由などをちゃんと話した方がいいでしょう。
今後もお世話になる上司なので、関係性が悪くならないように気をつけましょう。
友人へ報告
友人へ結婚式のキャンセルを報告する場合、まずは遠方から来てくれる友人から連絡をしてあげましょう。
なぜなら、飛行機や新幹線のチケットは早めの購入で割引になるからです。
連絡が遅くなるとすでにチケットを買ってしまっていたということも起きてしまいます。
遠方じゃない友人であっても、ネイルやヘアの予約を取って前もって準備をしている子もいます。
友人ゲストの負担はなるべく最小限にしてあげられるよう、キャンセルが決まったら速やかに連絡ができるようにしておきましょう。
キャンセルをするときのお金問題

結婚式のキャンセルをするときに一番心配なのはお金の問題です。
どれくらいキャンセル料が発生するのか、その費用はどうやって負担するのかなどを2人でしっかり把握していかなくてはいけません。
プランナーさんにまずは相談
結婚式をキャンセルすることが決まったらプランナーさんへすぐに相談するようにしましょう。
気になるお金の問題も解決できるように手伝ってくれます。
プランナーさんは式場の専属プランナーさんですか?
もしフリープランナーさんを雇った場合には、プランナーさんと交わした契約書があるので、それを一度確認しておきましょう。
キャンセル料について書いてあると思いますが、中には簡単な契約書を交わしてプランナーをやっている人もいるので、気をつけるようにしましょう。
結婚式場のキャンセル料
結婚式場のキャンセル料は内金や見積金額に対して◯%という風に請求されます。
内金の相場は5万〜30万、見積もり金額の相場は350万です。
結婚式の日取りに近くなればなるほどパーセンテージの数字も大きくなるので注意が必要です。
キャンセル料の相場
- 結婚式5ヶ月前…内金の50%
- 結婚式4ヶ月前〜3ヶ月…見積金額の20%(内金返金なし)
- 結婚式2ヶ月〜1ヶ月…見積金額の30%(内金返金なし)
- 結婚式30日〜10日…見積金額の40%(内金返金なし)
- 結婚式9日〜前日…見積金額の80%(内金返金なし)
- 結婚式当日…見積金額の100%(内金返金なし)
キャンセル料金の落とし穴
キャンセル料の金額はあくまでも参考です。
キャンセル料は結婚式場の契約内容を見てみるとすぐに確認できます。
中には、細かくキャンセル料のことを書いていない式場もあります。
それなのに多額な費用を請求してる式場があります。
キャンセル料は契約通りなのかどうかくれぐれも確認してから支払うようにしてください。
まとめ

結婚式のキャンセルを考えている人は本当にそれでいいかどうか、もう一度2人で話し合ってみましょう。
合わせて、両親や周りへ結婚式がキャンセルになったときは速やかに報告をするようにしてください。
とくにお互いの家族はすぐに受け入れてくれない場合もあるので、時間をかけて話していく必要があります。
また、キャンセル料がいくらかかるかなどは事前にプランナーさんへ相談をしておきましょう。
結婚式のキャンセルは思ったよりも時間と労力を費やすので、2人で協力しながら進めていってくださいね。
