- 海外挙式をしたから日本でもお披露目パーティーをしたい
- ふたりらしさを出せる自由度の高い結婚式がしたい
そんな方にオススメなのが、結婚式の「1.5次会」です。
自由度の高さが魅力ですが、その分選択肢も多くどのように準備を進めればいいかお悩みの方もいることでしょう。
そこで今回は、結婚式の1.5次会について、会場探しやパーティー内容などをご紹介します。
目次
結婚式の1.5次会ってどんなもの?

「1.5次会」とは、どのようなものなのでしょうか。
披露宴や二次会との違いや、どの程度一般的になっているのかをご説明します。
1.5次会と披露宴・二次会の違い
結論から言うと、結婚式の1.5次会は披露宴と2次会のいいとこ取りをしたパーティースタイルです。
披露宴よりも堅苦しくなく、2次会ほどカジュアルすぎないのが特徴。
また、決まりがなく自由度が高いため、食事や席のスタイルなども好きに選ぶことが可能です。
会費制ウェディングとほとんど同じと考えても問題はありませんが、1.5次会はご祝儀制になることもあるので、会費制ウェディングよりも選択の幅が広いと言えます。
1.5次会を知っている人は51%

結婚式場・プロデュース会社情報サイト「エン・ウエディング」が行った「1.5次会ウエディング」についてのアンケート」によると、1.5次会を「知っている」と回答した方は51%でした。
「聞いたことがある」と回答した方は33%いたので、84%の方が1.5次会というものの存在を知っていることになります。
このアンケートの中で、実際に出席したという方も22%いました。
1.5次会はゲストの印象も◯
上記と同じアンケートによると、ゲストが感じる1.5次会の印象は、
- 負担が少ないので助かる
- 形式ばらないのが好印象
- 披露宴より形式ばらず、2次会ほどカジュアルすぎず、ちょうどいい
- リーズナブルでもちゃんとしている感がある
と、好印象であることがわかります。
結婚式の1.5次会はどんな人にオススメ?

1.5次会はどんな人に向いているパーティースタイルなのでしょうか。
以下のような方は1.5次会をぜひ検討してみてください。
- 格式高い雰囲気や形式にとらわれたくなくて、じぶんたちらしさを出した結婚式にしたい方
- 海外やリゾート地、もしくは家族や親族のみで結婚式をしている方のお披露目パーティーとして
- 挙式などに興味はないが、仲のいい友人たちを集めた結婚パーティーを考えている方
- 出産などで結婚式をするタイミングがなかったけれど、やっと落ち着いたので結婚式を挙げようと思っている方
結婚式の1.5次会会場はどうやって選べばいい?

どんな会場を選ぶかは、招待人数によって変わってきます。
レストランやカフェで行われることが多いのですが、招待人数が多い場合はホテルなど一般的な披露宴をするような会場を選んだ方がいい場合もあります。
- どんな人を招待するのか
- 料理、飲み物のひとりあたりの金額
- 会場使用料
- 自由度の高さ
などをチェックして、予算内に収まりそうな会場や希望に合う会場を見つけましょう。
1.5次会は会費制?ご祝儀制?

1.5次会の場合、会費制を選ぶ方が大半です。
会費制を選ぶか、ご祝儀制を選ぶかで準備の内容や会場選びもかなり変わってきます。
それぞれのメリットとデメリットを理解して、どちらにするかを決めましょう。
会費制
会費制のメリットは、なんといってもゲストの金銭的な負担を減らすことができ、気軽に参加できるというところ。
新郎新婦も引き出物などを選ぶ手間がなくなるので、準備の負担がへります。
また、ご祝儀制だといくら包まれているかは当日にならないとわかりませんが、会費制は計算がしやすいこともメリットといえます。
デメリットは、会費の設定金額を間違えると、自己負担額が高くなってしまうことです。
ご祝儀制
ご祝儀制のメリットは、基本的には披露宴と同じようなかたちになるので、カジュアル感が出過ぎずゲストも安心できるところでしょう。
デメリットは、披露宴よりややカジュアルなのに、ご祝儀制であることに違和感を覚えるゲストがいるかもしれないというところでしょう。
結婚式の1.5次会のパーティー内容はどうすればいい?

自由度の高い1.5次会なので、さまざまなことを決めておく必要があります。
自分たちが目指す1.5次会は、どんな内容にすればいいかを考えながら決めていきましょう。
座席スタイル
座席スタイルは立食も着席も選ぶことが可能。
立食なら会場自体が広くなくてもパーティーができ、ゲスト同士が交流できるのでアットホーム感を出しやすいでしょう。
披露宴よりも2次会よりの1.5次会にしたいなら、立食がオススメです。
着席の場合はゲストを疲れさせることなくゆっくり食事を楽しんでもらえます。
演出もスムーズに進められるでしょう。
ちなみに、ゲストには着席の方が人気です。
食事のスタイル
食事も、ビュッフェとコースのどちらにするかを選びます。
ビュッフェはゲストが自分で選んで好きなだけ食べることができ、立食の場合はビュッフェを選びます。
もちろん着席でビュッフェでもOK。
コースは着席の場合に選べます。
ご祝儀制の1.5次会はコースを選んだ方がいいでしょう。
1.5次会の演出
1.5次会の演出は、披露宴と二次会で行う演出を合わせてしまってOKです。
披露宴で行われるようなケーキカットやキャンドルサービスはもちろん、ビンゴやゲームなどを取り入れるとより盛り上がるでしょう。
基本的なスケジュール
1.5次会として一般的なスケジュールをご紹介します。
新郎新婦入場
新郎新婦が入場し、ふたりからウェルカムスピーチで出席してくれたゲストに感謝の気持ちを伝えます。
乾杯
乾杯の挨拶をお願いしていた方に乾杯をお願いします。
演出、余興、歓談
ケーキ入力やムービー上映、ゲームなどで盛り上がります。
会話を重視したいのであれば、余興などは入れなくてもOK。
ただし、ゲストが飽きてしまわないように工夫が必要です。
退場
最後は新郎と新婦からゲストに挨拶をして退場します。
退場後、プチギフトでお見送りをしましょう。
これは一例なので、もちろんお色直しを入れたり、どのように進めるかはふたりの自由です。
ゲストの服装は?
1.5次会だと「どんな服で行けばいいの?」とゲストから聞かれることもあるかもしれません。
1.5次会は、披露宴よりも堅苦しくなく、2次会ほどカジュアルすぎないという特徴があるため、服装も披露宴よりフォーマルすぎないものを選びます。
とはいえ、フォーマルすぎないというのもわかりづらいものです。
基本的にスーツやワンピースなどはフォーマルなものを身につけて、小物でカジュアルダウンさせるのが簡単でしょう。
フォーマルすぎないオシャレな小物やアクセサリーを選びましょう。
結婚式を1.5次会にする場合の節約ポイントは?

1.5次会で節約できるポイントはどこでしょうか。
ウェブ招待状を利用
メールなどで送れるウェブ招待状を利用すれば、紙の招待状の費用も切手代もかからず節約になります。
ウェブ招待状は返信もウェブ上でできるので、出欠の確認がしやすいのもポイント。
ただし、上司や年配ゲストを呼ぶのであれば、紙の招待状の方がオススメです。
カフェなどでカジュアル度が高めな1.5次会は新婦もカジュアルダウン
1.5次会の会場がカフェやカジュアルなレストランなら、新婦の衣装をカジュアルダウンさせることで費用の節約になります。
真っ白いワンピースに花冠など、ナチュラルな雰囲気で可愛くなりますし、ブライダルインナーが不要になりヘアメイクも自分でしてしまえばかなり費用を抑えることが可能です。
オシャレな会場を選んで装花を控えめにする
装花は使えば使うほど値段が上がります。
店内の内装がオシャレな会場を選んで、装花を控えめにすることで費用を抑えることが可能ですが、フォーマルよりの1.5次会であれば、キャンドルなどの小物を利用して費用を節約しましょう。
まとめ

今回は、結婚式の1.5次会について、会場探しやパーティー内容についてご紹介しました。
1.5次会とは披露宴よりもカジュアルで、2次会よりもフォーマルなウェディングパーティーのことです。
最近では徐々に広がってきており、1.5次会の存在を知っているという人は80%以上いました。
1.5次会の場合、
- 会費制かご祝儀制か
- 座席のスタイル
- 食事のスタイル
- 演出の取り入れ方
全て自分たちのイメージに合わせて選ぶことができるので、ゲストの層やどのようなパーティーにしたいかなどを考えながら、組み立ててみてください。