プロポーズをされて、晴れて婚約者となり、後は結婚式の準備を頑張ればいいと思っていたのに、最近喧嘩が増えてきて…と困っていませんか?
結婚が決まったなら以前より仲良くできそうなものですが、不思議なことに婚約中は喧嘩が増えるものなのです。
しかし、そのままずるずる喧嘩状態を引きずるのは危険!
破談なんてことにならないよう、早めに終わらせたいものです。
婚約中の喧嘩はどのようにして乗り越えていけばいいのか、その方法をご紹介します。
目次
婚約中はなぜ喧嘩が増えるの?

二人の距離が近くなったせいで、これまで見えていなかったことが見えてくる、それが婚約中というものです。
婚約したからこそ、喧嘩が増えるカップルが多いんです。
彼が話を聞いてくれない
結婚するとなると、新生活の準備等で一緒にいる時間も増えます。
女性としてはいろいろと相談したいこともあるのに、彼が話を聞いてくれないとイライラするでしょう。
「うるさいな」という態度をされてしまうと、こちらも堪忍袋の緒が切れて喧嘩になってしまうのです。
彼が準備を手伝わない
結婚式の準備も、仕事をしながらですとかなり大変です。
しかし、忙しいのはお互い様ですから、協力しあって準備を進めていかなくてはなりません。
それなのに彼は何もせず、すっかり彼女任せというカップルも多く、興味がないといわんばかりの態度は、本当に腹がたつでしょう。
疲れているのに何もしれくれない彼を見ると、つい怒りたくなるものです。
金銭感覚のズレを感じる
結婚にはお金がかかります。
結婚式から新婚旅行、新居の準備まで、これまで使ったことのないような金額のお金が一気に動くのです。
しかし予算には限りがあるので、二人で相談して、計画を立てなくてはなりません。
その時に、私は結婚式でこういうことをしたい、このくらいの予算をかけたいと思っても、彼がそれを承知しない場合もあります。
逆のパターンももちろんあって、新居を構えるにあたって、彼がこだわりの家具に大金をかけられたりすると、興味のない方としては、「そこにそんなお金かける?」と呆れてしまうかもしれません。
大きな額のお金を使うとなると、価値観や感覚のズレを感じて、喧嘩になってしまうことがあります。
相手の親が原因で喧嘩になる
二人の結婚を認めて、温かい目で見守ってくれれば良いのですが、あれこれと口出ししてくる親御さんもいます。
結婚式のしきたりだとか、今後の仕事はどうするんだとか、どちらかというと彼の親が口出ししてくるケースが多いようです。
彼が、自分たちで決めるからときちんと意見を言ってくれればいいのですが、どっちつかずな態度ですと、トラブルになりがちです。
婚約中の喧嘩は思っているより危険!早く収束させよう

婚約中に起こる喧嘩は、婚約前にしていた喧嘩とは、少し違います。
- お金のこと
- 親のこと
- 生活の仕方
など、今後の生き方を左右するような問題が色々と出てきた結果の喧嘩なので、深刻になりやすいのです。
「こんなことで喧嘩するなら、これから本当に結婚生活を続けていけるのか?」という気持ちが出てきてしまう男性もいるので、別れに発展しやすいという危険もあります。
ですから、婚約中の喧嘩は早く収束させるに限ります。
男女の違いを考えよう!婚約中の喧嘩を乗り越える方法

好きだという気持ちだけではうまくいかないのが結婚です。
お互いの違いを認めて、自己主張しすぎず、相手の気持ちをよく考えることが、早く喧嘩を終わらせることにつながるでしょう。
感情的にならないこと
結婚直前になると、何かと不安な気持ちになりがちです。
喧嘩をすると、本当にこれでいいんだろうかと結婚そのものに疑問を持ってしまう場合もあるでしょう。
でも、そんな時こそ落ち着いてください。
感情的になってもいいことはありません。
女性は男性よりも共感してほしいという思いが強いのですが、なかなか理解してもらえず、イラつくこともあると思います。
ウワーッと感情的になりそうな時は、まず深呼吸してください。
ここで何か言ったら、感情のままに言葉をぶつけてしまいそうだなと思ったら、場所を移すのもいいでしょう。
ほんの数分でかまわないので時間をおくと、少し冷静になれます。
話をするときは、気持ちが落ち着いてからにしましょう。
具体的にしてほしいことを伝える
男性は理論的に話を進めたがる生き物ですから、こちらは自分の感情をぶつけるのではなく、今自分がどう思っているのか、何をしてほしいのか、具体的に伝えるのが喧嘩を収めるコツです。
結婚式の準備を手伝ってほしいときは、どの部分をどう手伝ってほしいのかを伝えるといいですし、意見を聞きたいときには、これがいいと思うけどあなたはどう?と聞いてみましょう。
女性としては、「このくらい、言わなくてもわかるでしょ!」と思うようなことでもわからないのが男性です。
女性の気持ちを察して、自分から動くことは難しいので、あなたが自分の思っていることを言葉にして伝えましょう。
男女は違う生き物だと思うこと
喧嘩をすると、どうして分かってくれないの!とイライラすると思います。
しかし、男性と女性では脳の構造が違うため、考え方や行動に違いがあり、分かり合えない部分がどうしてもあります。
女性はマルチタスクが得意で、例えばテレビを見ながら電話をするということもできるのですが、男性は同時にあれこれこなすことは難しいのです。
一度に一つのことしかできないので、テレビを見ているときにあなたの話を聞くことはできない、ということです。
今日は仕事で疲れた、休みたいと思っているときに、あなたから結婚式の準備の話などをされても、「今は休みたい」という気持ちが先に来ていますので、対応することができず、喧嘩になってしまいます。
ですから、女性側としては、「この人は一度に一つのことしかできない」と思って行動した方が、喧嘩になりにくいです。
また、女性は脈絡もない話を延々と続けても苦にならないことが多いですが、男性は「結論」ありきです。
長々と話した後に、「だから?」と言われたことはありませんか?
だからそれ、結局何が言いたいの?と結論がわからないとイライラしてきて、話を聞かなくなります。
男性に話をするときは、結論を先に言うか、結論のない話なら「ただ聞いていてほしい」ということを最初に言っておくとよいでしょう。
いい機会だからお金の話は徹底的に!
お金のことについては、曖昧にしないことです。
結婚すれば避けては通れないお金の話。
夫婦になってから、「こんなはずじゃなかった」と思わないようにするためにも、お金についてはきちんと話し合うことをおすすめします。
このときに大事なのは、自分の価値観を押し付けないことです。
どちらか一方に合わせるのではなく、お互いに歩み寄る姿勢が大事です。
相手の親を悪く言わない
相手の親があれこれ口を出してくるとき、つい文句を言いたくなると思いますが、そこは一旦こらえましょう。
自分の親が良くないとわかっていても、面と向かって悪く言われたら、誰だって楽しくはないはずです。
譲歩できる点については譲歩しつつ、どうしても譲れない点は、「ここはこういう風に二人で説得してみない?」と彼と協力して、乗り越えるようにしましょう。
あなたの親なんだからあなたが何とかしてよ!と丸投げしてしまうと、板挟みになった彼が結婚自体に嫌気がさしてしまうかもしれません。
二人で協力して家庭を作っていくのだという姿勢を示すためにも、ただ相手の親の悪口を言うのではなく、親の意見にも耳を傾けつつ、主張したい点は二人で意見を一致させて話し合っていくことが大切です。
客観的な意見を聞いて冷静になろう
喧嘩がなかなかおさまらない、話し合っても問題が解決できないという時には、結婚カウンセラーなどと話し合ってみませんか?
自分の親や友達など、あなたの味方をしてくれる人に意見を聞いても、あまり参考にはならないかもしれません。
それよりは、様々な事例を見てきた専門家に聞いた方が、客観的な意見をもらえるのではないでしょうか。
身内に「こうしてみれば?」と言われても、素直に聞けないこともあると思うのですが、他人の意見なら、割合すんなりと受け入れられるものです。
まとめ

いざ結婚するとなると、彼との考え方の違い、相手の家のことなど、付き合っていただけの時にはわからなかった問題がいろいろ出てくるものです。
でも、入籍する前に二人の違いがわかったということは、ある意味良いことです。
今のうちにたくさん話し合う機会を持てるということですし、お互いに歩み寄って、同じ方向を向いていけるなら、喧嘩する前よりも仲良くなれるかもしれません。
婚約中の喧嘩をいい試練だと捉えて、二人の絆をもっと深めてほしいと思います。
