結婚式をすることになって、「何から始めるべきなのかわからない!」というプレ花嫁は多いのではないでしょうか。
式場決めやドレスはどんな形にするかなど考えることはたくさんあります。
そこで、今回はプレ花嫁がまず知っておきたい基礎知識をご紹介します。
ドレスの形やブーケの種類などを最初に知っておくと、とても探しやすくなりますよ。
目次
結婚式のテーマの決め方

まず結婚式をすることに決めたら、ふたりで話し合っておきたいのが「結婚式のテーマ」。
どのような結婚式にしたいかを決めるところから始めましょう。
例えば、
- 料理でおもてなしをしてゲストを喜ばせた
- 演出に力を入れて楽しんでもらいたい
- 可愛いものが好きだから、とにかく可愛い結婚式にしたい
- いろいろなものを手作りして、アットホームなパーティーにした
- エレガントな大人の雰囲気を出したい
- 好きな映画の世界観を取り入れたい
- ふたりの趣味を散りばめた結婚式にしたい
など、大まかなイメージでも大丈夫です。
始めにテーマを決めることで、ふたりが考える結婚式のイメージを共通のものにでき、その後の準備もしやすくなりますよ。
卒花嫁はどのくらい見学した?式場が決まるまで

結婚式場を探すとなると、どこから手をつけていいかわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこで、卒花嫁が回答するアンケートをもとに、式場決定までの期間や見学した件数などをご紹介します。
結婚式場を決めるまでにかけた期間はどのくらい?
マイナビウーマンによる22〜40歳の既婚女性を対象としたWebアンケートによると、結婚式場を探し始めてから会場が決定するまでにかけた期間は、
- 1位 1か月…30.3%
- 2位 2か月…23.2%
- 3位 3か月…20.3%
というように、期間が長くなるごとに人数が減っていますが、4位はなんと6か月以上で19.2%となっています。
2割近くの方がかなり時間をかけてじっくりと式場選びをしているようです。
式場探しはワクワクする楽しいものですが、長引くと疲れてしまうことも。
インターネットなどで下調べをして候補を絞り込んでから見学をした方が良いでしょう。
ちなみに、結婚式場を探すのに結婚情報誌を利用する方が多く、まだまだ根強い人気があるようです。
式場は何件見学した?
ゼクシィトレンド調査2019 によると、実際に見学した式場は平均2.7か所でしたが、1か所のみと答えた方が一番多く27.5%でした。
憧れていた会場があったり、事前の情報収集で会場をある程度決定している方が多いのかもしれません。
また、見学件数が多いと最初の方に見学した式場の印象などを忘れてしまったり、混乱してしまいがち。
式場見学は何件も回ればいいというものではないことを覚えておきましょう。
ブライダルフェアで人気の内容は?
ブライダルフェアは
- ドレス試着会
- 試食会
- 会場装飾展示
- 演出体験
- チャペルの入場体験
など、さまざまな内容のものがあります。
特に人気が高いのが「試食会」。
ゲストへの1番のおもてなしである料理を確かめたいというカップルが多いようです。
花嫁の体型に合わせたドレスの探し方

ウェディングドレスには流行の形がありますが、流行で選ぶよりも自分の体型に合うものを選ぶ方がスタイルがよく見えるのでオススメです。
ここでは、ウェディングドレスの種類ごとにおすすめの体型をご紹介します。
プリンセスライン
上半身は身体のラインにフィットしており、ウエストからボリュームのあるスカートが広がるデザイン。
パニエでスカート部分のボリューム感を調節することもできます。
可愛らしさや華やかな雰囲気が出せるシルエットです。
プリンセスラインはこんな花嫁にオススメ
- 背が高い
- 背が低い
- スリム
Aライン
「A」のように、スカート部分がウエストから裾にかけて徐々に広がっているのがAラインで、縦のラインが強調されることでスタイルが良く見えるだけでなく、体型を選ばないのが特徴です。
背を高くみせたり、足を長く見せる効果も期待できます。
Aラインはこんな花嫁にオススメ
- 背が高い
- 背が低い
- ふくよか
- スリム
スレンダーライン
全体的に身体のラインに沿った細身のシルエットで、スカート部分もストンとしており広がりや膨らみがないのが特徴です。
大人っぽさやエレガントな雰囲気を出しやすく、スタイルの良さが際立ちます。
スレンダーラインはこんな花嫁にオススメ
- 背が高い
- スリム
マーメイドライン
上半身から膝まで身体にピッタリとフィットしており、膝下から裾にかけて広がりのあるシルエット。
一番スタイルが強調されるのがマーメイドラインです。
下半身のフィット感をゆるめたソフトマーメイドと呼ばれるタイプもあります。
マーメイドラインはこんな花嫁にオススメ
- 背が高い
- スリム
エンパイアライン
スカートの切り替えが胸下からとられており、広がりのない縦長のシルエットです。
ナチュラル感やクラシカルな雰囲気を出しやすく、ウエストの締め付けがないため他のデザインに比べて着心地が良く、マタニティでも着ることができます。
エンパイアラインはこんな花嫁にオススメ
- 背が高い
- 背が低い
- スリム
- ふくよか
花嫁をより輝かせるヘッドドレスの種類をご紹介

花嫁をより魅力的に見せるのは、ヘアメイクを引き立てるヘッドドレスです。
ヘッドドレスにもたくさんの種類がありますので、それぞれの特徴をご紹介します。
ティアラ
ティアラはプリンセスのようなイメージがあり、可愛い雰囲気に使用するヘッドドレスだと思っている方もいるでしょう。
しかし、ティアラをつけるヘアスタイルによって雰囲気はがらりと変わります。
ふんわりと巻いたダウンスタイルやハーフアップに合わせれば可愛らしくなり、すっきりとまとめ上げたアップスタイルに合わせればクラシカルにもなるのです。
ボンネ
ボンネはバレッタより存在感があり、平面的なものをいい、さまざまな種類や使い方があります。
ボンネをつける位置に決まりはなく、バレッタのように結び目に使用したり、サイドにアクセントとして使用したりとかなり万能。
シンプルなアップヘアに合わせたり、ボブヘアに合わせたり、どのようなヘアスタイルにも使えるヘッドドレスです。
ヘッドコサージュ
大きめ作りのものから小花を集めたようなコサージュまで種類が豊富です。
華美な雰囲気を出したり、ナチュラルな雰囲気を出したり、使用するコサージュによって印象が全く異なります。
生花
生花はブーケに合わせると統一感が出るため、ブーケと一緒に注文するといいでしょう。
アップスタイルに大きめの花をポイント使いしたり、編み込みに小さめの花を散らしたりといった使い方ができます。
カチューシャ
どんなヘアスタイルにも合わせやすいカチューシャは、シンプルなものからビジューを使用した華やかなものまであります。
太さでも印象が変わり、最近では和装で使用することも。
ラリエット
ラリエットは長い紐状のヘッドドレスで、額に巻きつけてエキゾチックな雰囲気を出したり、髪と一緒に編み込んだりと使い方はさまざま。
ヘアスタイルも選ばず、どんな髪の長さでも使用することができます。
ブーケってどんな種類があるの?

ブーケを選ぶ前に、ブーケにはどんな形があるかを知っておきましょう。
ラウンドブーケ
ブーケの定番とも言える、ドーム型のブーケです。
花の種類や色使いで可愛くもエレガントにもなります。
また、どんなウェディングドレスにも合わせやすい形です。
キャスケードブーケ
小さな滝を意味するキャスケードという名前の通り、上にボリュームがあり下に向かって細くなる、滝が流れ落ちるような形をしています。
存在感がありエレガントで、ユリやランなどを使用すると格式高い雰囲気を出すこともできます。
クレッセントブーケ
三日月の形が印象的なクレッセントブーケは、エレガントな雰囲気だけでなく、グリーンをメインにしてナチュラルな雰囲気を出すことも可能です。
クラッチブーケ
花やグリーンを掴んで束ねたようなクラッチブーケは、ナチュラル感を出したい花嫁にオススメ。
小さめの花を短めに束ねるとナチュラルで可愛く、長めの茎で不揃いに束ねるとモード感を出すこともできます。
ガーデンウェディングによく合うブーケです。
オーバルブーケ
ふっくらとした楕円型のブーケで、使用する花によって雰囲気が変わり、どんなドレスにも合わせやすい形です。
ラウンドブーケよりもボリューム感がほしい場合は、ラウンドブーケを選びましょう。
バッグブーケ
ブーケに持ち手がついたバッグ型のブーケで、腕にかけることもできます。
バッグ部分は丸形やハート形などアレンジが可能です。
ボールブーケ
どこから見ても丸いボール型のブーケです。
和装に使用されることが多く、持つ手に飾り紐を使用したり、房飾りで装飾されていたりします。
リースブーケ
リースのようなブーケは、「永遠」を意味する輪っか状で縁起が良い形です。
ハーフリースのように下半分に花やグリーンをあしらい、上半分は持ち手のようになっています。
まとめ

今回は、プレ花嫁が知っておきたい基礎知識についてご紹介しました。
卒花嫁たちは事前に情報収集を行い、短い期間で式場を決定しています。
結婚情報誌やインターネットを参考にして、見学する結婚式場を絞り込んでおきましょう。
ウェディングドレスやヘッドドレスは流行がありますが、自分が希望する結婚式の雰囲気や自分に会うものを選ぶのがいちばんです。
今回ご紹介した特徴を参考に選んでみてください。