ブライダルチェックとは、将来出産を望むカップルが妊娠前にうける検査のことを言います。
ブライダルチェックは早めにしたいけど…みんなどのくらいの時期にしているんだろう?と気になってしまいますよね。
できれば結婚式前にしたい!そう考える女性も多いと思います。
今回は、結婚式前にブライダルチェックをする場合どんなことに気をつけたらいいかお話ししていきます。
ブライダルチェックって何?どんなことするの?

そもそもブライダルチェックのことをあまり知らない人のために、初めに基本知識をお話ししていきます。
ブライダルチェックの目的
ブライダルチェックの目的は3つあります。
- 将来出産を望んでいる
- 妊娠前に病気がないか確認したい
- 問題や病気を早期発見し適切な治療をしたい
この3つに関心がある人はブライダルチェックを行うことをおすすめします。
ブライダルチェックの相場はいくら?
ブライダルチェックの相場は、おおよそ2万円~5万円ほどです。
病院や検査内容に応じて費用が前後します。
保険が適用されないので割高に感じてしまうと思いますが、自治体によっては無料で受けられる検査などもあるので、確認してから病院にかかるようにしましょう。
ブライダルチェックはどこで受ける?
ブライダルチェックは男性も女性も産婦人科で受けることができます。
もし、男性側が産婦人科に行きづらいと感じる場合は、泌尿器科などでも受けることができます。
ブライダルチェックの検査内容
ブライダルチェックの検査内容については以下の通りです。
男性と女性で検査項目は違ってきます。
男性の場合
- 尿検査(感染症)
- 血液検査(感染症、貧血、肝機能、腎機能、脂質、代謝、風疹抗体)
- 精液検査
女性の場合
- 尿検査
- 血液検査(感染症、貧血、肝機能、腎機能、脂質、代謝、風疹抗体)
- おりもの検査(感染症)
- 子宮頸がん検査(子宮の病気、卵巣の状態、子宮や腟の形など)
ブライダルチェックの検査時間
ブライダルチェックの検査は、検診も含めて20分ほどで終わるので長くはかかりません。
精液検査を病院内で受ける場合は、1時間〜2時間ほどかかります。
結果は当日に知らされる場合が多いです。
男性と女性どちらも検査を受けないといけないの?
ブライダルチェックは、男性・女性どちらも検査を受ける必要があります。
不妊の原因は決して女性だけとは限らず、割合は男性50%女性50%と言われています。
そのため出産を望んでいるのであれば、男女どちらも検査を受けて問題がないか確認していかなくてはなりません。
検査を受けて問題が見つかったら怖い…と感じると思いますが、不妊症の場合には早めの治療が大切だと言われています。
手遅れになる前に早めにブライダルチェックをすることをおすすめします。
結婚式前にブライダルチェックをした?しなかった?

結婚式を挙げた女性に結婚式前にブライダルチェックをしたか、しなかったどちらなのか聞いてみました。
ブライダルチェックをした人の意見!
ブライダルチェックは結婚式前に済ましておくと吉!
結婚式の前に病院へ行きお互い問題がなかったので、ホッとして結婚式の準備を進めることができました。
結婚式は何かとお金もかかるし、もし妊娠しづらい体ならそっちにお金を費やす予定でした。
姉の影響ですぐに彼に相談しました!
彼はそれでも結婚に前向きでいてくれたのでとても嬉しかったです。
結婚式前にブライダルチェックを受けたところ問題も見つからず、結婚式が終わってすぐ子供を授かりました。
思ったよりも早く妊娠することができたのでよかったです。
ブライダルチェックをしなかった意見!
ブライダルチェックをする余裕はなかったなぁ
わたしたちはそんなにお金に余裕がなかったのもあって、ブライダルチェックは受けませんでした。
あと、結婚式の準備って何かと忙しくてそんなことしてる時間もなかったかも。
彼が頑なに拒んでできなかった
結婚式の準備が始まってから忙しいのもあり、彼は結婚式が終わってから受けようと頑なに拒んでいました。
多分本当は検査する心の準備ができていなかったような気もしますが…。
わたし的には早く検査をしてほしかったですが諦めました。
つくづく男性はナイーブなんだと感じました。
結婚式前にブライダルチェック!気を付けるべきポイント

結婚式前にブライダルチェックをする場合、気を付けるべきポイントがあります。
このポイントをしっかり抑えておくことでスムーズにブライダルチェックを行えるはずです。
ポイント1:彼に話すタイミング
ブライダルチェックをする場合、彼に話すタイミングはとても重要です。
まず、男性はブライダルチェックという言葉をあまり耳にしたことがありません。
そのためいきなり「ブライダルチェックをしよう」と言われても、どんな検査をするのかなどを想像できず嫌がってしまう可能性があります。
はじめに、ブライダルチェックについて一度詳しく説明をして理解をしてもらうことが必要です。
内容がわかれば早めにチェックをしたいと思ってくれて、結婚式前にブライダルチェックをしてもらえるはずです。
ポイント2:子供を授かりたいかどうかお互いの意思確認
そもそも、ブライダルチェックをする理由として子供を授かりたいという気持ちがお互いにあるかどうかが重要なポイントです。
子供のことについて一度も話し合ったことがないのであれば、ブライダルチェックの話をする前にその話をしなくてはいけません。
子育てをするのは決して1人でできるものではありません。
2人で子供が欲しいという気持ちが固まってから、ブライダルチェックの話をしていきましょう。
ポイント3:検査と結婚式のスケジュールを把握すること
結婚式準備は何かと忙しいです。
休日は打ち合わせで1日終わってしまうということも多く、なかなかブライダルチェックにいく時間が取れないということがあります。
そうならないために、結婚式準備のスケジュールをしっかり把握して、検査の予約をいれるようにしましょう。
計画的にスケジュールを立てれば、忙しい合間でも検査をすることができます。
ポイント4:問題が見つかった場合どうするかを話し合う
もし、お互いにブライダルチェックをしたときに、問題が見つかった場合どうするかということも事前に話し合っておきましょう。
治療に時間や費用がかかる場合などもあるため、お互いが納得する形で答えを見つけていきましょう。
まとめ

結婚式の前にブライダルチェックをしたいと思う女性は多いですよね。
その場合、彼に何て言って伝えたらいいか悩んでしまうと思います。
しかし、2人にとってとても大切な検査なので、なるべく早めに受けておいた方が安心なのは確かです。
丁寧に分かりやすく彼に伝えることで、彼もブライダルチェックをすることを快く承諾してくれるでしょう。
結婚する以上子供を授かりたいと考えるのは自然なこと。
1人で悩まずに彼に相談してみてくださいね。
